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冬を耐えたバナナ虫

一昨日から昨日に掛けての荒天はまた各地に被害をもたらしましたが、

みなさんのところでは大丈夫だったでしょうか?

予報を聞いていて、

雨と風が同時にやってくるような印象を勝手に抱いていたのですが

実際には一昨日の雨の間は確かに強風でしたけど

前回(4/3)程ではないなあと思っていました。

ところが雨が過ぎ去った昨日になってから暴風が本領発揮!

本当の強風は雨から一日遅れでやってきました。

お昼過ぎ、かなり高い上空を白い鳥が横に流されていくのを見て

あらら、大変そうだなあ・・・と思い双眼鏡で種類を確認したら

白いTシャツでした(爆)すげー高いとこ飛んでましたよ(笑)

我が家の洗濯物でも息子の薄手のスウェットの下が消えました。

やはりどこかの空を旅しているのでしょうか(笑;)

風は今日も引き続き強く、日射しは本格的な春のそれなんですけど

どうにも外に出る気がしませんでした。

ようやく風がおさまった夕方に庭を一周したところ、

遅咲き種の原種チューリップの蕾がだいぶやられてました。残念!

写真は庭のクヌギの間をちょこちょこ動き回っていたツマグロオオヨコバイ。

近頃バナナ虫と呼ばれているセミに近い仲間の昆虫です。

ツマグロオオヨコバイはセミ系には珍しく成虫越冬する昆虫で、

真冬でもたまに見かける事があります。

本来鮮やかな黄緑色が自慢ですが、

冬季はまるで枯れかかったように黄ばんだ色をしています。

保護色としてそうなるのか、

生理的にそうなってしまうのかは分かりませんが、

冬をやり過ごす間に鳥の捕食から逃れるためには、

フレッシュグリーンよりもずっと安全なように思えます。

でも、無事に冬を越して春の活動を始めたツマグロオオヨコバイは、

少し緑色を回復する様な気がします。

まあ全ての個体が必ずそうではないようですし、

きちんと確かめた訳ではないのですけどね。

これも新鮮な植物の汁を吸ったからなのか、

周囲の新緑に合わせているのか・・・本当のところは分かりません。

ツマグロオオヨコバイの頭部から胸部にかけて、眼と同じ様な大きさの

黒いスポットが点在していますが、ずっと以前どこかの観察会で

これが眼の位置をくらます擬斑であるという話を聞いた事があります。

でも、昆虫がこの手の擬態をする場合、

襲われた時のリスクが低い部位にそれを施す事が多いように思います。

例えばチョウの眼状紋が翅の端っこにあるような感じで・・・

その点、ツマグロオオヨコバイのスポットは大切な頭部と胸部にありますから

何かもっと違う目的であるように思われます。

ちょっとした植え込みがある庭なら普通に見られる身近な昆虫ですが

どこか謎を秘めているバナナ虫。じつは鳴くって噂も耳にしました。

本当なら是非自分の耳で聞いてみたいものです。

 

Bananamushi1304

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コメント

おひさしぶりでーす。

最近、めっきり遠ざかってしまってました。(^^;;;

これ、バナナムシっていうんですね。
うちの裏の雑草畑にも似たのが沢山いますよー。
種類は分からないけど。
泡フキ虫も沢山ヨモギなんかの茎に付いてるよ。

投稿: こー | 2013年4月 9日 (火) 22時28分

あらこーさんホントにお久しぶりです〜!
そっちにも春はやって来たでしょうか?

雑草畑・・・・ってことは、きっとツマグロヨコバイとかオオヨコバイですね。
あいつらはほんのちょっといるという事が無くて、
いるときはだいたいわんさかいます(笑)

今回紹介したツマグロオオヨコバイは上記の2種を合体したみたいな
名前の昆虫ですが、上記の2種とは科が違うんですよー。
ヨモギのアワフキムシと言えば、子どもの頃よくあの泡を取り除いて
中の幼虫を出して遊びました。
赤黒ツートンの幼虫が印象的でしたが、
そういえばどうやってあの泡のすみかを作るのかいつか確かめようと思っていて
結局やらなかったなあ・・・子どもの頃に置き忘れた自分の宿題だあ(笑)
今年のプチテーマにしてみようかなー。

投稿: ぐりお | 2013年4月10日 (水) 01時01分

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