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うるさい木の花

今日は暑くなりましたね。

当地は当初の予報値を上回る28.5℃に達しました。7月中旬並みです。

毎日よく晴れるのは気持ちがいいのですが、

またそろそろお湿りが欲しくなりました。

今週は月曜日にたっぷり降ってくれたのですが、

その後の晴天続きで空気は再びだいぶ乾いて来ています。

地面の方はまだ表面にも湿り気が残っていますが、

このままだとあと数日でまたカラカラになってしまいそう・・・

さてさて写真は庭のエゴノキの花。今年はとても沢山咲いています。

当たり年・・・という事なのか、近所の里山のエゴノキも

今年は軒並み大開花となっています。

一昨年の事、まだチビ助だった姪っ子が庭のエゴノキを指差して、

「あの木のお花はうるさいんだよ」と言いました。

「お花がみんなでウーウーブーブー言ってるの。ほら、きこえるでしょ」

・・・皆様はもうお分かりかと思いますが、彼女が言っているのは

エゴノキにやって来るミツバチやハナバチたちが出す羽音のことです。

身長110センチの彼女が見上げたエゴノキの花は

頭上遥か上で一斉にこちらを向いて咲いているのですが、

そこから聞こえるウーウーブーブーが、

ハチの出している羽音だとはわからなかったのでしょう。

「お花はなんでブーブー言ってるのかな?」

「喧嘩してるんだよ。負けたら落ちるの・・・ほら落ちた!」

なるほど、エゴノキの花は見ているそばからポロポロ落ちます。

5裂合弁の花弁がまるごとすっぽりと落ちるため、

まるで花が自らの意思で落下しているようにも思えますね。

樹下の地面と水路には落ちた花弁が敷き詰められています。

小さい子って限られた経験や知識の中でものごとを理解・判断し、

これまたごく限られたボキャブラリーからそれを精一杯表現するので、

大人から見るととんでもなくすっ飛んだ事を言い出したりしますよね。

余計な知識が邪魔しない分、

時にそれはすごく研ぎすまされた表現になります。

空想ではなく、そう理解しての言葉だから

極めてまっすぐに飛び込んで来るし・・・

多分これから先もエゴノキの花を見る度に思い出すであろう出来事です。

子どもたちと対峙していると、こういう話はしばしばごちそうになれます。

だから子ども向けの自然観察会はやめられないのですよねー(笑)

 

Egonoki_hana1305

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