« ちびアカは考える | トップページ | そろそろ鳴く虫も »

樹液も出てるよ

Shirotenhana1306

 

5〜6月といえばバラの季節。

我が家でも原種のバラたちが花自慢を繰り広げます。

そのトリとなるのが南の島の原種バラ、ヤエヤマノイバラです。

この花は香りが強く、蜜や花粉も豊富なのでいろんな虫たちがやってきます。

写真の昆虫もそんな中の一種、甲虫のシロテンハナムグリです。

数はそれほど多くありませんが、庭の栗の花やこのヤエヤマノイバラでは

しばしば見かける常連さん。

しかしこの虫については、私の中でちょっとした解けない疑問があるのです。

じつは私が当地、茨城県牛久市に引っ越して来た31年前には

近所のクヌギの樹液という樹液で、もっとも優占して見られたのは

この「ハナムグリ」の名を持つカナブンでした。

いわゆる普通種の「カナブン」よりも多かったと記憶しています。

もちろん花でもその姿を見る事もしばしばありましたが、

圧倒的に樹液の方が数も頻度も多く見たものです。

それが今では、樹液で見かける事も無くはないのですが、

むしろ花で見る方が多いように感じます。

・・・というか、そもそもカナブン類でもっとも普通種だったのが

コアオハナムグリと並んでこのシロテンハナムグリで、

それこそとてもありふれた昆虫だったのに、

昨今あまり会えなくなったような気がします。

ほかのカナブン類の幼虫が朽ち木を食べるのに、

シロテンハナムグリの幼虫は腐植だったらなんでもOKなので、

良く肥えた畑の土や学校の花壇でも幼虫の姿を見かけました。

学校の花壇の作業をしている際にコガネムシ系の幼虫を見つけて

放っておいたら背面を下にした仰向けでモコモコ動き出した・・・

なんてのは大抵このシロテンハナムグリの幼虫です。

それがいつの間にか圧倒的な数ではなくなり、

大好きだった樹液からも姿を消したのはなぜなのでしょう。

今回撮影した個体も、10メートルちょっと離れたところで

♯6クヌギが豊富な樹液を出し、その甘酸っぱい匂いが漂って来ているのに

見向きもせずにヤエヤマイバラの花粉を頬張っています。

樹液の周りで円陣を組んでいた姿は幻だったのでしょうか(笑?)

 

|

« ちびアカは考える | トップページ | そろそろ鳴く虫も »

庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/52222034

この記事へのトラックバック一覧です: 樹液も出てるよ:

« ちびアカは考える | トップページ | そろそろ鳴く虫も »