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ぎょ・魚・漁展OPEN!3

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昨日も今日も気温が低く、一体どうしちゃったんだろうという感じですが、

先週の猛暑から一転この低温ですから、体の方も大変です。

私の周りにもにわか夏風邪をひいてしまった方が急増中!

皆様もどうかご自愛下さい。

さて、ミュージアムパーク茨城県自然博物館の第58回企画展、

「ぎょ・魚・漁 -淡水魚の知られざる生態を追って-」の紹介も

これで完結です。

今回は企画展示の最終章、第五部「追われ 守られ」です。

淡水魚が私たち日本人の暮らしと大きく係ってきた事は

前回紹介した第四部にわかりやすくまとめられていますが、

これは見方を変えると、人間の活動が魚の分布や生息の状況に

極めて大きな影響を与えているということでもあります。

第五部では、おもに人間活動の結果、本来の生息環境を追われてしまった

貴重な淡水魚と、それを守ろうとする活動や研究について紹介しています。

 

Gyo5kunimas

 

展示の目玉は話題の「幻の再発見魚 クニマス」(上の写真)

かつて田沢湖だけに生息していたクニマスですが、

湖水の水質変化によって絶滅してしまいました。

それが富士五湖のひとつである西湖で再発見されました。

この過程で「サカナくん」の活躍があった事が報道されたので

ご存知の方も多いと思います。

今回飼育展示されている個体はまだ幼魚なので、

背中にスポットが目立ちます。

私的には無地の印象が強い魚だったのでちょっと意外でした。

ヤマメなど他のマス類にくらべると、体に対して各ヒレが小さく感じました。

また、さすがに飼育水温が低いので水槽の外側が結露していましたよ。

そして是非紹介したい飼育展示がもう一つ、

現在霞ケ浦で野生絶滅が心配されている在来魚、ゼニタナゴの展示です。

現在までに確実に霞ケ浦系統である事が確認されている県内のゼニタナゴは

霞ケ浦市民協会が琵琶湖博物館から譲り受けた個体だけ。

これが野外で個体数を増やしている場所がたった一カ所、

うふふふ・・・そう、ぐりおの家の「さくら上池」です。

つまり、今回展示されているゼニタナゴは「さくら上池」の個体なのです。

 

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先月の28日に池からゼニタナゴを採集する作業が行われました。

作業は今回の企画展のチーフ学芸員であるM学芸員と

アクアワールド大洗のスタッフOさん、そして私の3人で行いました。

池からゼニタナゴを上手く採集する方法は・・・・・・ナイショッ!(笑)

でも、ちょっとコツがいるので直前に3人で作戦会議を行い、

全ての手順を決めて実行しました。まあまあ上手く行きましたよ。

写真は採集後、搬送用にパッキングしている作業です。

じぶんちの玄関先で、

アクアワールド大洗のスタッフが魚をパッキングしている光景というのも

なんかすげーなと思っちゃいました(笑)

で、下の写真が展示されているゼニタナゴたちです。

池育ちなので馴れない水槽内でちょっとシャイになっているようでしたが、

みんな元気にしていました。

皆様も機会があったらさくら上池で生まれ育ったゼニタナゴたちを

是非ご覧になって下さいね!

 

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