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2013年9月

池の初秋2013

Ike2013shoshu

 

じつは私一種の乾燥肌みたいで、湿度が50%を切る日が続くと

指先や脚の皮膚がガサガサしてきちゃうんです。

当然その症状がでるのは冬場なのですが、

ここ数年は11月から4月までの長い間悩まされる事があります。

ところがもうその症状が出始めました。

ま、年のせいってこともあるんでしょうけど(笑)

そうとばかりも決めつけられない気がしています。

今年のお天気の特徴の一つですが、

雨が少なく、雨と雨のインターバルにすごく乾くんです。

現在、またかなり乾燥しています。

9月に入ってからは少し雨が増えましたが、それでも

ある程度まとまった雨だったのは5日、8日、15日、25日の4日間だけ。

そのうち15日は台風18号、25日が台風20号の雨です。

2つの台風の直後に気温がガタッと2段階下がりました。

そして、空気はとても乾き、すぐに地面も乾いてきました。

やはり8月までの高気圧とちがい、大陸の乾いた冷たい高気圧なんですね。

そういうお天気につれ、乾燥肌が早めに出た気がしています。

幾度となくブログにも書きましたが、

この夏は乾燥によりいろんな植物が生育不良や枯死に至りました。

ゆえに秋の花がだいぶ寂しくなってしまいました。

しかしさすがに池の周りは湿っているので植物のダメージも少なく、

この定点撮影ではいつも通りの緑の庭に見えます。

池の中の植物たちも至って元気過ぎるぐらい繁茂し、

つい先日水生植物の部分的な除草を行ったところです。

ゼニタナゴたちも本格的な繁殖シーズンに突入しています。

今年の繁殖参加個体は圧倒的にメスが多く、

ちょっと産卵母貝を補充する必要がありそうです。

花が少ないのでチョウも目に付かないし、

今年は早々にショウジョウトンボやシオカラトンボなどの夏トンボが

姿を消してしまいました。

アカネ類は徐々に集まって来ている様なので、

来月に向けて個体数が増えると思います。

残りわずかなクヌギ樹液を勝ち取ろうとコクワガタたちが争っています。

カブトムシやノコギリクワガタももう姿を見なくなりました。

お天気が変だった分、昆虫たちが少なからず影響を受けたようで、

虫好きにはかなり物足りない夏でした。

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初秋の小町

今日はお隣の土浦市の、「小町の里」に

ビオトープのメンテナンスに行ってきました。

気温は20.5℃。晴れてるのに清々しすぎですー(笑)

半月前には30℃を超えていたのに・・・ウソみたい。

なんか気温の面でみると、中間が無くて

いきなりドカンと本格的な秋モードですね。

今朝なんて10.5℃まで下がりましたからね。もう寒い位です。

その代わり日中は日射しの中でもほとんど暑さを感じません。

写真は小町の里にこの5月にオープンした体験館を

向かいの栗畑のヒガンバナ越しに臨んだところです。

この場所は低いお山に守られるように囲まれた

「里〜」って感じの場所なんですが、季節ごとに

花や果実の彩りがまた美しいところです。

でもってさらにこの「小町の里」は、おいしいお蕎麦が

比較的リーズナブルな価格でいただけるのというのが嬉しいのですよ。

施設内に「小町庵」というお蕎麦屋さんがあるんです。

季節の野菜や山菜の天ぷらと合わせていただくと結構なお昼でございます。

ただ、こまめに打って作るので、

オーダーするタイミングによっては少々時間が掛かります。

それと、平日でもお昼はさすがに混みますから

11時半ぐらいに入るのがおすすめかな。

しかし、ヒガンバナ越しに見る田んぼっていいもんですよね。

ここに来るとすぐには帰りたくない気分になって

ついつい腰を下ろしてのんびりしてしまいます。

水車の池のビオトープには、アカネたちが集まり始めていました。

いよいよ秋の深まりに弾みがつきそうです。

 

Higannbana_on_komachi

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好き嫌いはいけません

好き嫌いはいけません。

好き嫌いをいわずに何でも食べる子は大きくなれるんです。

丈夫で元気な体になれるんです。

こういうフレーズ、子どもの頃には聞き慣れたものでした。

これはこれで、40〜50年前なりの立派な食育といえない事も無い・・・

今時はこんな事あまりストレートには言いませんね。

もし言うとしたら、お母さんよりもおばあちゃんかもしれません。

まあ、私の子ども時代もお母さんだけでなく、

おばあちゃんのフレーズとしての立ち位置もあった様な気がします。

うん・・・私にとってはこれはおばあちゃんの文句でしたね。

一種時代の価値観みたいなのってありますよね。

私が子どもだった昭和40〜50年代には

まだ戦中戦後の反動みたいなのがあって、

おばあちゃんとしてはやっと豊かな時代を迎えたのだから、

できるだけ色々な物を存分に食べて成長して欲しいという気持ちが

より強かったのかもしれません。

母親には案外言われませんでした。

・・・というか、そんなに好き嫌いはなかった方ですからね。

その割には、あんまり大きくならなかったなあ(笑)

小児喘息持ちで丈夫でもなかった・・・(笑;)

海産物なんかでいくらか苦手なものもあったのですが、

私の母はそういうものはずっと食べられないものではなくて、

年齢とともに覚える味だと割り切っていたようです。

かくしてそれはその通りでした。

今どき、(よそ様の)子どもに好き嫌いはダメなんて言おうものなら

大変な事になりかねません。

食物アレルギーはホントに恐ろしいですからね。

アレルギーは昔は現代ほど沢山は無かったと思います。

知られていなかっただけでなく、本当に少なかったのではないでしょうか。

一部の人が言うように、アレルギーは公害や環境汚染、抗生物質などが

もたらした・・・というのが本当なら、

私たちは便利で化学的な生活文化と引き換えに、じつはかえって

自分たちの生き方や可能性に制限を設けているのかもしれませんよ。

なあんてね。時々思っちゃうですよ、おじさんは(笑)

写真の虫、クロウリハムシといいます。

シンプルだけどなかなかお洒落な衣裳だと思います。

名前の通りウリ科の植物を食害しますが、じつはキキョウだったり

ヤマブキソウだったりと、植物の類縁性を無視していろんな種類を食べ、

なかなかに栄えています。

今年は我が家ではキキョウはやられませんでしたが、

昨年種を播いて育てたナンバンハコベが

開花を前にして茎だけの哀れな姿にされてしまいました。

小さくて弱々しそうなのに、いろんなものに口をつけるので

まったく油断がなりません。

この虫に・・・ちょっと自分を見ました(笑)

 

Kurourihamushi1309

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私的大発見!

 

秋らしい空気が続いています。

今日は朝から乾いた風がざわざわ・・・

まだ日射しに強さは感じますが、最高気温は24.5℃止まりでした。

  

Misuji01nerau

さて、上の写真は我が家ではお馴染みのクモ、ミスジハエトリのメス。

家の中でも外でも非常に良く見かけるクモです。

写真の個体は温室の入口付近にいたもので、

顔をこちらに向けて何かを狙っているようです。

手前に何か昆虫がいる?いや、何もいない様です。

写っているのはなぜか主が不在となったオオヒメグモの巣と

そこに残されたオオヒメグモの卵嚢。大小あわせて6つ見えますね。

 

Misuji02yoseru

 

ミスジハエトリはやおら

オオヒメグモの巣をたぐり始めました。

そうです!彼女が狙っていたのはこのオオヒメグモのなんと卵嚢!

 

Misuji03nerau2

 

手前にある大きめのひとつに目をつけたようです。

簡単に手が届きましたが、よく見ると卵嚢に穴があいているのがわかります。

そう、これは空っぽ・・・

その事に気付いた彼女はすぐに他の卵嚢に狙いを変更しましたが、

他の卵嚢はちょっとやそっとたぐった位では手が届かない位置にあります。

 

Misuji04fumikomi

 

そしたら何と、

今度は自らオオヒメグモの巣の中央付近まで踏み込んでいきました。

 

Misuji05get_2

 

小さめのひとつをゲット!

そのまま口にくわえ、中身を吸い始めました。

いやいや驚きました!

私は今までハエトリグモは動体視力に頼った狩りで

食べ物を摂取していると思っていたので、

このような行動はまったく想像もしませんでした。

しかし、振り返ってみると関連した情報も無いことはない・・・

皆さんは「ハエトリグモのお接待」という言葉を聞いた事がありますか?

これでググると結構な情報が出てきます。動画もあります。

綿棒に砂糖水を染み込ませてハエトリグモの目前に差し出すと

ハエトリグモが寄って来て綿棒に口をつけて砂糖水を呑む・・・という

ものなのですが、これは「動体視力で獲物を狙う」というところからは

既に大きく逸脱していますよね。

普通なら自分より遥かに大きなものが差し出されたら

ハエトリグモは警戒する筈ですが、

多くの例で寄って来て呑むということは、少なくとも目前にある

砂糖水を視覚以外でも感知しているということです。

この事例から察すれば、自然界の中に動く獲物以外の「おやつ」があっても

別に不思議ではない訳ですし、他のクモの卵ならこれは砂糖水なんかより

よほど効率よく栄養摂取が出来るとも思えます。

じつはオオヒメグモの卵嚢に小さな穴があいているのは

これまでにも何度も見た事があります。

多分ヤドリバエとかヤドリバチとか、そういう類いのものであろうと

何となく根拠の無い理解をしていたのですが、

何事もしっかりとウラをとらないと分からないものですね。

どうしてこの巣にオオヒメグモがいなかったのかは分かりませんが、

もしいたらそれでもハエトリグモは狙ったのか?

その場合オオヒメグモはどう反応するのか??

考えると興味が尽きません。

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秋のハチたち

我が家の庭で初秋の花と言えば、オミナエシ、フジバカマ、ハギに加え

ヒガンバナ、シラヤマギク、ユウガギクあたりなのですが、

今年はどうもあまり調子がよろしくない・・・

夏前の低温、酷暑、そしてやっと咲く準備が出来たと思ったら

今週はじめの台風18号の直撃です。

シラヤマギクやユウガギクなど、丈夫で長きに渡り蕾を繰り出す花は

まあいいのですが、オミナエシやヒガンバナはみんな倒れてしまったし、

フジバカマは何が気に入らないんだかとにかく花が付きません。

秋はチョウがやや減って来る代わりにハチやハナアブなどが

花によく集まるようになるのですが、

秋本来の花が頼りない始末なので、アザミが頑張ってくれています。

写真はキンケハラナガツチバチ。

このハチ、そんなに早く飛ぶ訳じゃないのですが、

とにかく落ち着き無くよく動くので

なかなかピタリと止まった絵が撮れません。

このカットも頭と胸はどうにか写っていますが、

お腹をこまめに上下に動かしているので、そこがぶれてしまいました。

ブッドレアでもチョウたちに混じって、このハチが目立つようになりました。

そろそろツリフネソウもたくさん咲き出しそうなので、

ツリフネソウ専門ポリネーターのトラマルハナバチも活躍しそうです。

今年は訪花性のハチ類をいっぱい撮ってみようかな・・・

 

Kinkeharanaga1309

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今宵は名月

Otsukimi1309

 

きれいに晴れてくれたので、文句無しの中秋の名月となりました。

今年はほぼ全国的に見られた様ですね。

夕暮れ直後からもう東のお空に鏡の様に輝いていましたので

今年はお団子作ってみました。

ただ、他の秋の花が早いのに

どういう訳か庭のススキの穂がまだ出きっていなくて、

隣の弟の家から数本もらって飾りました。

お団子がちゃんと丸くないのは息子が不器用なせいです(笑)

ちなみに上の画像、月は別撮りです。

ススキとお団子をこう写すと、

月はどうしてもすごくちっちゃくなっちゃいますので

望遠で撮ったものを置きました。

それにしてもホント気温が低くなっていますよね。

撮影しながら寒かった・・・(笑;)

お団子は、飾った後で焼いてタレを付けていただきました。

今年は黒糖ベースにみりんとお醤油をちょっぴり加えたみたらし。

結構いけました。

もう最後は「月より団子」です(追笑)

 

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雲が気になる

Cloud130916

 

上の写真、昨日台風18号が当地を去って暫く経った夕焼けの空です。

美しいですよね。でも、各地に沢山の爪痕が残されました。

そしてこの写真を撮影した時点で、

東北や北海道が大変なことになっていた訳です。

台風に先立ってまた竜巻も複数発生したようで、

こちらの被害も大変なものでした。

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

写真の雲は去った台風に引っ張られて北へ向かう

「台風の尻尾」みたいな雲です。

最初は西の空が水平にまっぷたつに割れて晴れの区域が見えたので

もっと早く雲のない空に覆われると思ったのですが

雲の尻尾は思いのほか長く引きずられました。

私が中学の頃、友達・・・というほど親しい仲でもありませんでしたが、

家が近所だったので集合して自転車で一緒に登校するメンバーの中に

「夕焼けの写真を撮る」という趣味のヤツがいて、

「二度と会えんけんね。同じ夕焼け雲にはさィ(←佐賀弁)」と

よく言ってました。

当時、私も既にカメラ小僧だったのですが、

夕焼けとか雲は写真撮影の対象にはなり得ませんでした。

ですからそいつの話を聞きながら「シブいやっちゃなあ」と思う程度でした。

しかし、年を重ねるごとに夕焼けを見る時の気持ちが変化して来て

今さらながら「今日の空とは一期一会だもんなあ・・・」なんて

気付けばかつて通学の同士が語った想いをなぞっています。

彼は大人で私はガキんちょ。精神年齢に開きがあったんでしょうね〜(笑)

やがて就職した先がグラフィックデザインの現場だったこともあり、

雲には別の価値観も加わりました。

じつは雲(あるいは空)って、印刷物のバックビジュアルとして

案外多用されるんです。

だから営業レンタルフォトのライブラリーには雲の写真がいろいろ・・・

しょっちゅう眺めているものだから、だんだん眼が肥えて来て

いい雲に出会ったらブローニー判のカメラで撮影しておいて、

写真のレンタル代を浮かす・・・という事もありました(笑)

だから私は個人的趣味の美人な雲とか美人な空という価値観を持っています。

でも、気象の専門知識があれば、「きれい」以外にも色々な情報を

雲から読み取れるのでしょうね。

気象予報士・・・欲しい資格の一つです。

もう5〜6年若い時に、頑張ってトライしてみたら良かったかなー。

下の写真は今日の夕方撮影した南の空です。

これは・・・夏の雲ではありませんね。

台風18号は、大陸よりの乾いた冷たい空気を引っ張り込みました。

今朝は寒いぐらいでしたもんね。

当地はいきなりの14℃でした。

気温が15℃を割り込むのは実に6月9日以来です。

やはり一気に秋、なんでしょうかね。

 

Cloud130917

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ご立派に・・・

Nagakogane1309

 

なんか台風18号が確実に来そうですね。

今日の当地は豪雨-曇り-晴れ-曇り-天気雨・・・と

非常に不安定な状況です。

夕方近くになって、時折風が吹くようになってきました。

また各地に被害が出るかもしれません。

ひどい事にならなければいいのですが・・・

写真は庭のナガコガネグモ。

先月の記事で脱皮直後のオスの交接トライをレポートした個体です。

もう、見違える程立派な個体に成長しました。

体がガッシリして、色も美しく、

何よりふっくらした腹部が、その後の狩りの成功を物語っています。

しかし、前回とは場所が違っています。

温室の壁沿いを離れ、2メートル近く移動したエゴノキの幹の近くに

新しい巣を這っています。オスの姿も既にありませんでした。

前回の巣で小さな卵嚢を確認していますが、このメスはまだ産卵しそうです。

むしろこれからの方が卵数の多い立派な卵嚢を作る筈です。

きっと近いうちにまたオスの姿も見かける事になりそうですが、

とりあえず今日はお天気が崩れるので、

気の毒ながら、時期に巣は風に壊される予定です。

早めの避難を心掛けましょう(笑)

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・・・てな訳で完成

前回の記事で書いた小規模なカタツムリ飼育設備が出来ました。

暫定名称「ミニツムリウム」(笑)

見ての通り、小型の室内温室(ワーディアンケース)の

ガラス引き戸をはずして防虫ネットを張ったサッシに取り替えました。

なんちゅう事もない改造に見えますけど、

サイズを合わせてきちんと四隅が90度のサッシ枠を作るのは

ちと大変でした。

なので設置後に背面となる側は、サッシを設けずに

防虫ネットを全面張りしちゃいました。(ずぼら〜:笑)

と言っても一度に両面を開ける必要性はまずないと思うので

機能上の差し支えはありません。

これでこのワーディアンケースは

透明アクリル板がはめ殺しになっている天井と左右はシャットアウトですが、

もっとも面積の大きな前後面はフルオープンな構造となりました。

風通しが良いのは勿論ですが、採光も殆ど犠牲にしていないので

中で植物を管理する事も可能です・・・って、あれ?

ひょっとしたらこれ使うと、チョウチョの飼育とか出来そうですかね。

中に食草と蜜源植物の鉢植えをおけば、

ヤマトシジミやツバメシジミクラスだったら

ライフサークルが完結しちゃうんじゃないでしょうか?

クワガタやカミキリみたいな「壊す虫」はダメでしょうけど、

バッタやカマキリも飼育出来そうな気がします。

うおっ!これスゲくね?(笑)

どうして製品で無かったんだろう!?

・・・ハイ、それは、そんなもん作ってもほぼ需要が無いからです(爆)

まあともあれ出来ました。

これを温室内に設置して、

今プラケースで高密度飼育になっている種類のカタツムリを移します。

高い湿度は保ちつつ、空気の流れは阻害しない環境で

上手いこと育ってくれるか楽しみです。

 

Minitsumurium

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ツムリウム・・・

Onshitsumaimai01

 

夜になると日ごとにアオマツムシが数を増し、

ほとんど耳鳴りみたいです(笑)

結構きれいな声(音)なんですけどね。なにせ数が多過ぎます。

さて、以前にも書いたかもしれませんが、

じつは今年から試みとして、

温室の一部を仕切ってカタツムリを放し飼いしています。

その様子を見るにつけ「調子良さそうだな・・・」と感じていたのですが、

夏の暑さを経験した後の今、殆ど確信するに至りました。

「こいつら私がどんなに頑張って飼育ケースで良いコンディションをキープするよりも、

温室の放し飼いの方がよほど良く育つ!」

殻がきれいに育つし、大きく育つし、何よりもまず元気がいいです。

実験開始当初の個体は成貝になり、温室内で繁殖までしちゃってます。

上の写真は放し飼いエリアの床面近くのショット。

アカマイマイが3個体写っていますが、中央のチビは

温室内で産まれた個体です。

温室の床面には熱帯性のツユクサやらシダ類が生えているので、

それを食べている様です。

補助的に時々野菜クズをあげていますが、それも良く食べます。

 

下の写真はレタスの捨てる部分をあげたらやって来た、

ヒダリマキマイマイとウラキヤマタカマイマイです。

ウラキは悔しい事にケース飼育版よりはるかに美しく育っています。

ヒダリマキマイマイは仕切った中に幼貝が入り込んでいたのでしょう。

任意で飼育していた訳ではありません。

しかしこちらも大きく育っています。

残ったレタスの切れ端を美味しそうにもくもくやっています(笑)

 

Onshitsumaimai02

 

Onshitsumaimai03

 

こちらはヒタチマイマイ(左上)とトクノシマヤマタカマイマイ(右下)。

やっぱりきれいで大きくて調子良さそう・・・

・・・なるほど、これでわかった事があります。

じつはプラケースでカタツムリを飼育していると、

きれいに殻が成長してくれないことがしばしばあります。

特にユーハドラ属ではありがちですね。

これは過湿が原因だ・・・と以前から聞いていたのですが、

正確にはちょっと違うのかもしれません。

カタツムリに過湿は無いと思います。

湿度はいつでも90%以上で全然OK!

しかし、通風は必要みたいなのです。

湿り気は大好きなのだけれど、密閉で蒸れるのはイヤ!!

あと、狭い空間で飼育していると、どうしても殻にふんや汚れが付着して

それを巻き込んで殻が成長してしまう事も原因かもしれません。

たとえ個体数が多くても、

広い空間だとこれらの問題は起こりにくいようです。

温室での実験飼育を経て、ある着想が浮かんでいます。

専用の「ツムリウム」・・・これが実現するかはまだ分かりませんが、

小規模な実験容器を只今制作中。

出来次第ここで紹介します。

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体格差の利

オリンピックの東京招致が上手い事いきましたね。

街の人だったり関係者だったり、連日大喜びの様子が報道されています。

この間福島の原発絡みの経緯もいろいろありましたが、

あえてそれも踏まえて良かったと言いたいと思います。

とにかく問題解決に向けての動きが「国際公約」となった訳ですものね。

あと7年でメドがつく・・・厳守せねばなりません。

さてさて、写真はおなじみのオンブバッタ。

いま我が家では一歩外に出るとまず目に付く昆虫です。

それ位たくさんいます。

この個体も玄関のロサ・フェティダの枝で一休みしているところです。

名前の通りのおんぶ状態、親子みたいな体格差ですが

ご存知の通りご夫婦でいらっしゃる・・・

もちろん、お背中のチビちゃんがオスになります。

人間から見ると甘ったれているようにも見えますが、

これでも必至でメスを確保しているという状況です。

ここにこうして貼り付いていれば、

他のオスにメスを奪われる事はありません。

時々このポジションを強引に奪おうとトライするオスもいますが、

殆どの場合無駄な挑戦に終わります。

オスももっと大きければよりしっかりメスを確保できそうなものですが、

そうなると背負うメスの負担が増えてしまいます。

ですから、ある意味合理的な体格差と言えるかもしれません。

しかし、このままの姿勢では

オスはメスを確保する以外の事が一切出来ません。これも体格差ゆえです。

ですからエサを食べるときはツツツッと前よりに移動し、

交尾の際にはツツツッと後ろに移動します。

楽なのか不便なのかよくわかんないですね(笑)

究極の見方をすれば運命共同体とも言えますよ。

メスが美味しい植物を見つけたら極上のお食事デートですが、

鳥やクモに捕食される時も一緒・・・という可能性が極めて高くなります。

こういう生き方って人間でもたまにあるかもしれませんねえ。

え、私ですか?・・・・あっはっはっは!否定しきれませーん(泣笑)

 

Onbubatta1309

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今年は順番制?

なんか急に朝晩が涼しいですよね。

当地では5日以降最高気温が30℃に達した日が一日もありません。

そのせいかセミが若干消沈気味。

一方コオロギ類やアオマツムシ、カンタンなどは

ここぞとばかりに鳴いています。

さて、植物ではこの変化を早めに察していたのか、

一週間ほど前から庭のヒガンバナが咲き始めました。早いですよね。

しかも今年は一斉開花ではなく、順次ポツポツって感じで咲いています。

この庭で栽培して以来、ここまで不揃いなのは初めてです。

花そのものに何かいつもと違いがあるのかというと、

特にそういったことは無さそうです。

例年通り、美しい真紅の花を踊るように咲かせています。

この花は一輪ではなく、1本分の全体の造形が美しいですよね。

シンクロ的な良さです。

こうして一本ずつ咲くと、その良さが際立つのですが、

せっかく庭の道沿いに並べて植えてあるのだから、

やはり揃い咲きがいいなあと思ってしまいます。

クロアゲハが来てくれたら良いショットになると思い

しばらく粘ってみたのですが、夕方近くだったせいか来てくれませんでした。

それにしても、夕暮れが早くなったものです。

このまま秋かな?・・・な訳ないよねー(笑)

 

Higanbana1309

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チョウになれるか

井戸ポンプ小屋に多いかぶさるようにユズの木が生えています。

その井戸ポンプ小屋の屋根にポツっ、コツっと

何かが落ちる音がしたので見上げてみると、

ユズの枝の途中に大きなクロアゲハの幼虫がいました。

音はこの幼虫が落としたフンがポンプ小屋の屋根に当たる音だったのです。

真夏に育ったクロアゲハの幼虫はとても大きくなります。

写真の幼虫の体長を測ってみると66ミリありました。

ここまで来ると幼虫も最終段階。明日か明後日にはユズの木を離れ、

どこか気に入った場所で蛹になる準備を始める筈です。

でもね、これがなかなかそうはいかない。

この幼虫は大きく育つまで生かされていたのかもしれません。

ヒヨドリに・・・

ヒヨドリって、どうやらこのユズの木にどれだけの幼虫がいて、

どの程度まで成長しているのかをちゃんとチェックしているみたいなんです。

毎朝ヒヨドリが来る度に、大きい幼虫から姿を消します。

極めて計画的に食べてるようなのです。

以前にも何度か書いた事がありますが、

チョウの幼虫が成虫になるのはとて〜も大変です。

気にして見ていると、そのあまりの確率の低さにため息が出てしまいます。

この大きさに幼虫が育つまでにもヤドリバチやヤドリバエ、アシナガバチ、

カマキリなんかの危険と隣り合わせだったはずです。

この幼虫は体にピンホール状のキズが見当たらないので

寄生バチに入られている可能性は低そうですが、

ここまで来てもっとも恐ろしいのが鳥とカマキリです。

アゲハ類の幼虫は驚くと嫌な匂いのする「肉角(にくかく)」を出して

ささやかな威嚇と反撃を行いますが、

ヒヨドリもカマキリもこれを嫌がる様子はありません。効果無しです。

カマキリは「動体視力」に頼った狩りなので

出くわした時にじっと動かなければかわす事が出来ますが、

「識別視力」の良いヒヨドリにはその手も通用しません。

生き残る条件はたまたま他の幼虫が先に食べられるか

ヒヨドリが動かない夜明け前に蛹になる場所に移動を完了するかです。

幼虫の前胸背面に付いた眼状紋(めだまもよう)を見ると

なんとものんきな顔をしてるように見えますが、

こうして枝上で一服している時でも

その実かなりハラハラドキドキしているのかもしれません。

どうか立派な黒いチョウになれますように・・・

 

Kuroageha_youchu

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雲に大気のエネルギーを見た

Konakatta01

 

昨日も今日も大気の状態が非常に不安定でした。

今日はあちこちでどしゃ降りがあったものの、

大きな災害には至りませんでした。

しかし皆様もご存知の通り、昨日は大変な竜巻被害が発生しましたね。

私たち茨城県民は竜巻と言うと昨年5月につくば市の北条地区で発生した

大規模な竜巻被害の記憶が生々しく思い出されます。

今回もまた大変な被害が出てしまいましたが、

死者が一人も出なかったのは不幸中の幸いでした。

人口もトラフィックもより高密度な地域だったので、

もっと大惨事になるかと心配しました。

それでも家が壊れたり家財や車を失った方も沢山おられます。

心から思い舞い申し上げます。

全くたまたまなのですが、ちょうど竜巻が発生する少し前に

部分的にもの凄い勢いで成長する積乱雲を見つけて撮影していました。

上の写真がそれです。

この雲、我が家から見ると西南西の方角に見え、望遠レンズで撮影しました。

この時すでに西から北にかけての広い範囲に

黒っぽい雷雲が低くたれ込めるように広がっていたのですが、

この部分だけは陽を浴びて白く輝く雲が突出して高く成長していました。

もちろん竜巻などとは思いもせず、家人と

「すごいな。多分越谷とか野田のあたりだ。下はもの凄い雷雨じゃないかな」

なんて話していました。

気象学には疎いのでこういう現象を理屈で説明する事はできませんが、

とにかくただならぬエネルギーの形を雲に見たという感じがしました。

発達する雲の周辺に楕円形の傘雲みたいなのがいくつも見えるのも

普段見慣れた積乱雲の空と違い、なんだか妙な感じです。

とりあえず2種類の雲を構成する大気の温度が

極端に違うんだろうな・・・という事は何となく想像出来ましたが。

下の写真は竜巻が起きた時刻の少し後の我が家上空の写真です。

これ、多分竜巻を発生させた「スーパーセル」でしたっけ?

そいつのなれの果てが

我が家上空にまで広がって辿り着いたものだと思います。

これでもズームの広角側で撮影したのですが、

本当はもっと大きく放射状に広がっていたのです。

砂浜に押し寄せた波がシュワ〜っと泡になって消えていくみたいな雲でした。

まるで大気の怒りが鎮まっていく最後の姿のように思えます。

この大気の拳が地球温暖化の影響だとしても

ヒートアイランドの影響だとしても、

人間が使い捨てたエネルギーの蓄積である事は間違いなさそうです。

燃やしたエネルギーは無くならないんですもんね。

エネルギー不滅の法則です。

「温暖化のせいで異常気象が増える・・・」なんて他人事みたいに

言ってる場合じゃないのかもしれません。

もうちょっと謙虚にならんとなあ・・・

 

Konakatta02

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キアゲハが羽化ラッシュ

厳しい残暑が続く中、今年はキアゲハの羽化ラッシュとなりました。

キアゲハは毎年庭での発生を確認していますが、他のアゲハ類同様

幼虫は沢山見るけれど、天敵が多いためなかなか成虫に辿り着けない・・・

というのが例年の事でした。

しかし今年は無事に成長のコマを進め、

まるまると太った立派な終令幼虫が多く見られました。

そしてそれに比例するように、ここへ来ての羽化ラッシュです。

毎日数匹の新成虫を見かけますが、

その羽化の多くはどうやら夕方に行われる様です。

だいぶ日没が早くなり、暮れなずむ頃に

やっと羽ばたきのテストを開始する光景が見られます。

そしてやがて足元も暗くてよく見えなくなるようなタイミングで

ふわりと舞い上がり、今宵の塒とする枝先を選んで止まります。

まだ翅を動かす筋肉が充分に機能していないこともあるのでしょうが、

このふわりから塒決定までは実にすみやかです。

まるでこの時間に大きな網を張るオニグモの存在を知っているかの様で、

感心させられます。ヘタにうろうろそこら中を飛び回ろうものなら、

間違いなく引っ掛かってしまうでしょうからね。

それにしてもキアゲハは美しいチョウです。

あまりに見慣れたデザインなので何となく見過ごしてしまいがちですが、

後翅の黒地に浮かぶ青いぼかしと赤い眼状紋は実に秀逸!

そして翅の裏面のやさしい色調もまたきれいです。

アゲハ(ナミアゲハ)とよく似ていますが、

翅の付け根側に薄黒い部分が大きく広がっているのは

キアゲハだけの特徴なので、ここに注目すると見分けは簡単です。

ノアヤメの枯れた花茎で羽化したこの個体も間もなく

ふわりと飛び立つのでしょう。

明日もきれいに晴れて初めてのお花巡りができるといいね!

 

Kiageha_uka1309

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