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私的大発見!

 

秋らしい空気が続いています。

今日は朝から乾いた風がざわざわ・・・

まだ日射しに強さは感じますが、最高気温は24.5℃止まりでした。

  

Misuji01nerau

さて、上の写真は我が家ではお馴染みのクモ、ミスジハエトリのメス。

家の中でも外でも非常に良く見かけるクモです。

写真の個体は温室の入口付近にいたもので、

顔をこちらに向けて何かを狙っているようです。

手前に何か昆虫がいる?いや、何もいない様です。

写っているのはなぜか主が不在となったオオヒメグモの巣と

そこに残されたオオヒメグモの卵嚢。大小あわせて6つ見えますね。

 

Misuji02yoseru

 

ミスジハエトリはやおら

オオヒメグモの巣をたぐり始めました。

そうです!彼女が狙っていたのはこのオオヒメグモのなんと卵嚢!

 

Misuji03nerau2

 

手前にある大きめのひとつに目をつけたようです。

簡単に手が届きましたが、よく見ると卵嚢に穴があいているのがわかります。

そう、これは空っぽ・・・

その事に気付いた彼女はすぐに他の卵嚢に狙いを変更しましたが、

他の卵嚢はちょっとやそっとたぐった位では手が届かない位置にあります。

 

Misuji04fumikomi

 

そしたら何と、

今度は自らオオヒメグモの巣の中央付近まで踏み込んでいきました。

 

Misuji05get_2

 

小さめのひとつをゲット!

そのまま口にくわえ、中身を吸い始めました。

いやいや驚きました!

私は今までハエトリグモは動体視力に頼った狩りで

食べ物を摂取していると思っていたので、

このような行動はまったく想像もしませんでした。

しかし、振り返ってみると関連した情報も無いことはない・・・

皆さんは「ハエトリグモのお接待」という言葉を聞いた事がありますか?

これでググると結構な情報が出てきます。動画もあります。

綿棒に砂糖水を染み込ませてハエトリグモの目前に差し出すと

ハエトリグモが寄って来て綿棒に口をつけて砂糖水を呑む・・・という

ものなのですが、これは「動体視力で獲物を狙う」というところからは

既に大きく逸脱していますよね。

普通なら自分より遥かに大きなものが差し出されたら

ハエトリグモは警戒する筈ですが、

多くの例で寄って来て呑むということは、少なくとも目前にある

砂糖水を視覚以外でも感知しているということです。

この事例から察すれば、自然界の中に動く獲物以外の「おやつ」があっても

別に不思議ではない訳ですし、他のクモの卵ならこれは砂糖水なんかより

よほど効率よく栄養摂取が出来るとも思えます。

じつはオオヒメグモの卵嚢に小さな穴があいているのは

これまでにも何度も見た事があります。

多分ヤドリバエとかヤドリバチとか、そういう類いのものであろうと

何となく根拠の無い理解をしていたのですが、

何事もしっかりとウラをとらないと分からないものですね。

どうしてこの巣にオオヒメグモがいなかったのかは分かりませんが、

もしいたらそれでもハエトリグモは狙ったのか?

その場合オオヒメグモはどう反応するのか??

考えると興味が尽きません。

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