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これも余生

昨日の雨には参りました。

未明から夜まで一日中降りっ放し。

しかも午後には一時j課なりのどしゃ降りでした。

昨日はお隣の阿見町でため池の自然観察会が予定されていたのですが、

当然これでは中止せざるを得ません。

今年は雨が少なかったのですが、どういう訳か

いざ観察会っていう時に限って雨降りです。あ〜あ残念!

今日のコワもてな方々の写真は

その観察会の下見をした際のカット、みなさまご存知のスズメバチです。

僅かに・・・ほんとうに僅かに残ったクヌギの樹液を舐めていますが、

じつは樹皮の裂け目が狭くて口には届いていません。

時が初夏なら樹皮を噛み切ってでも樹液をモノにするのですが、

晩秋のスズメバチにはそんな気力はないみたいです。

なぜなら、得ようとする樹液は自分のものでしかないから・・・

初夏のスズメバチは巣の女王や幼虫のために何が何でも樹液を確保します。

巣のためだからできるんです。

あまり知られていない事ですが、スズメバチの巣は一年限り。

今の彼女たちは羽化した新しい女王たちを無事に送り出し、

全ての仕事を終えた余生を過ごしているのです。

働きに働いた末の余生ですから、楽しくのんびり過ごせればいいのですが、

残念な事に季節はそれほど甘くありません。

どんどん気温は下がるし、クヌギの木だってドングリを落として

冬芽の準備が整えば、もう樹液を出すより寝る方が優先。

それでもたま〜に、

初冬になっても樹液を沢山出すクヌギやコナラがありますが、

夏場の雨が少なかった今年はそういう木もあまり無いでしょう。

無敵の戦隊の引退後は、あまりに寂しい余生ですね。

根元には、ついに力つきたスズメバチが数匹、運命に抗うでもなく

じっとアリの攻撃を許していました。

はじめはケンカの末の落下だと思ったのですが、そうではありませんでした。

この樹液にやって来るスズメバチたちは、

みな細かくコミュニケーションをとりながら

互いの場所を仲良く譲り合っていましたから・・・

きっと同じ巣の働きバチなのでしょうね。

これも繰り返される自然の一ひらです。

 

Suzumebachi131018

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