« 無事枯れました(´-`); | トップページ | 秋色の落ち葉 »

クリアパーツ

Ichimonjikamenoko

 

写真の甲虫、面白い形をしているでしょう。

イチモンジカメノコハムシっていいます。

好きな甲虫の一つなのですが、

今年はなぜかお目にかかる機会に恵まれず

また来年かなあ・・・と諦めかけていました。

ところが先日思いがけず、ひょいと顔を見せてくれました。

この平滑な形状を「亀の子」と例えているわけですが、

近似種に「ジンガサハムシ」というのもいて、

こちらもなかなか良い見立てだなあと思います。

注目すべきは前胸部と鞘翅の周縁がまるでプラスチックの様な

透明なシールドになっているところ。

ハチやハエ、カゲロウ、トンボなど、

飛翔する翅が透明な昆虫はたくさんいますが、

この虫の様な大掛かりなクリアパーツをもっている例はほとんどありません。

脚をたたんで葉上にいる場合など、この形状が葉にフィットするのは

よく理解できるのですが、果たしてクリアである必要があるのでしょうか。

唯一、クリアが活きるという点では眼を塞がないという事ですかね。

クリアであれば上面からの光の情報は活かす事が出来ます。

そんな甲虫なら他にもいますよ。

クロマドボタルの名前についた「マド」がそうです。

クロマドボタルは眼を覆う部分だけが透明なマドになって抜けています。

でもイチモンジカメノコハムシは一周ぐるりと透明ですもんね。

とまっている下の素材が透ける事で擬態を助ける効果があるのでしょうか。

まあ何にせよ、図版を描く際、その表現に悩みそうな虫ではあります(笑)

 

|

« 無事枯れました(´-`); | トップページ | 秋色の落ち葉 »

フィールドノート」カテゴリの記事

コメント

 こんばんは。温暖な当地も今回の寒波でさすがに冬到来のようです。峠を越えたところでは小雪もちらつきました。ぐりおさんのお宅方面ではもっともっと寒くなってることでしょうね。皆様、風邪など召されませんようにお気を付けくださいませ。
 このカメノコハムシの仲間、私もいつも行ってたお寺の林で見つけて目が点に。だって、透明なんですもん!しかも、金色だったんですよ~!?金色っ!もう大興奮。実は最初は鳥のフンと見間違えたくせに・・・A^^;)
 件の虫はプイ~ンっと飛んで行ってしまいましたが、あの透明なお皿?をかぶったまま飛ぶのもまた不思議。正直、カブトガニが飛んでるみたいな変な気分で見送ったものです。
 あわわわわわわ・・・ってなりながら撮影、ブレブレの画像を投稿して質問したら、珍しい昆虫じゃないってわかって、またびっくり。
 びっくりし通しのまま別れてしまった昆虫に、ぐりおさんのブログでひょっこりまた出会えて、とても懐かしく嬉しかったです。

投稿: くわでん | 2013年11月19日 (火) 20時33分

くわでんさんこんばんは。
今週はなんだかそちらの方が寒いみたいですね。
こちらはカラカラに乾いた冬の晴天です。朝晩はかなり冷え込んでいますよ。

イチモンジカメノコハムシ、私も最初は糞系の擬態かな〜って思ったんですが、
アゲハの若令幼虫とか、クモのトリノフンダマシと比べると
それほどでもない感じがして・・・(笑)
確かに、金色っぽい印象がありますよね。金箔が剥がれかかって
くすんだ地色がちらほら出ているような、例えば奈良の大仏さん的な・・・

くわでんさんも発見して「!」だったんですねー(笑)
私は本文にも書いたジンガサハムシの方が先だったんですが、
やはりかなり「!」でした。小学二年生のときでしたね。よく憶えています。
でもこういう「!」はいつまでたっても色褪せない人生の宝物だと思うですよ。
これからもたくさん出会えるといいですね、お互いに。

投稿: ぐりお | 2013年11月20日 (水) 23時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/53988774

この記事へのトラックバック一覧です: クリアパーツ:

« 無事枯れました(´-`); | トップページ | 秋色の落ち葉 »