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2014年5月

県南部で発見!

Namigen_kennan

 

月末ですね。

早いなあ・・・もうちょっとで今年も半分終わりかあ〜(笑)

と、また何もできずに半分消化してしまう焦燥感を隠しきれないぐりおです。

さて、月末なので本当は庭の写真で記事を書く予定だったのですが、

急遽変更。じつは先日仕事で出掛けた県南部の山沿いの休耕地で、

写真の昆虫を発見したのでその報告です。

この昆虫、もうお分かりの方も多い事と思いますが、

日本最大のゲンゴロウ、いわゆるナミゲン(標準和名ゲンゴロウ)です。

体長は4センチ近くに及ぶ種類なので、

水の中とはいえ動いていればかなり目立つ昆虫です。

ナミゲンは生息環境の悪化・消滅などから、全国的に激減している昆虫で、

それでも北海道や東北地方にはまだそこそこの生息地が残っていますが、

関東地方では見ることがとても難しくなってしまいました。

この昆虫、県南部にはいないのではないかと言われていました。

私がこれまでに見た茨城県内の南限は

笠間市をちょっと石岡市側に入ったあたりでした。

このあたりでは複数採集しているので生息の可能性が高いと思っています。

まあ一応石岡市も県南ではあるのですが、さすがに筑波山塊の南側は

難しいだろうなと思っていたところへ今回の発見。

そらもうたまげました!

上に休耕地と書きましたが、

正確には休耕地と耕作地の間を流れる水路が

合流部で、ちょっとした池のようにふくらんだ

水深25センチほどの水域でした。

発見したときは死んだ大きなドジョウに齧りついていたのですが、

その画像は浮かばれない表情のドジョウさんがちょっとナンなので、

呼吸をしに一瞬水面にお尻を出した画像をアップしますね(笑)

撮影時にこちらの存在に気付いたのか、直後、

大慌てで植物のしげみに潜り込んで姿を隠してしまいました。

ちなみに、ドジョウはゲンゴロウが見つけた時には

おそらくもう死んでいたのでしょう。

全身真っ白になって数カ所に円形の皮膚の破れ目がありましたから、

ミズカマキリやタイコウチ等水生カメムシ類に補食されたものと思われます。

でも、ドジョウも15センチ以上ある大物だったので・・・え?

タガメ!?ひょっとして、ここにはタガメもいる??!!

まあ、タガメの方はいてもさほど驚きませんけどね。

実際筑波山の南側でも何度も見てますし。

でも、ナミゲンはビックリです。

もちろんこんな時代ですから、放虫の可能性も否定できません。

個人的には野生の個体がひっそり生きていてくれると嬉しいのですが・・・

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池の新緑2014

Ike2014shinryoku

 

新緑が眩しい・・・というより、

真夏並みの日射しが眩しい今日のお天気でした。

みなさん今日一番暑かったのって、どこだかご存知ですか?

じつは北海道の網走・北見・紋別地方の「遠軽」と「生田原」の2観測点。

なんと33.7℃ですよ!もちろん5月の観測史上最高の記録です。

ちなみに鹿児島県の最高が「大口」の32.6℃、

沖縄県の最高が「石垣島」の31.7℃でした。

北海道の方が九州・沖縄より高かったんですよ。もう笑っちゃいますよね。

こういった「観測史上最高」が、ここ数年次々に出ていますね。

これは逆にすごーく心配です。

さて、画像の方は月に一度の定点撮影。

今日の当地の最高気温は28.2℃。まあ結構暑かったのですけど、

5月に28℃台というのは、だいたい毎年1〜2回ありますから

あまりとんでもないとまでは言えません。が、やっぱり暑かった!

こういう日に池を見ていると、発作的に飛び込みたくなりますね。

気持ちいいだろーなー・・・(笑)

でも、そう言いたい位、今年の5月は池の水の透明度が高いです。

写真だと黒っぽく沈んで見えるので、そうは見えないかも知れませんが・・・

例年だと一旦有機酸で黒ずんで、いわゆるブラックウォーターになり、

その後の水温上昇に伴い白濁が現れるところですが、

今年は早めに落ち葉を掃除し、底泥の堆積が多い場所は泥さらいをした効果で

非常に透明度が高くなっています。

そんな池をのぞくと、すでに先日も書いた通り

ゼニタナゴの浮上稚魚たちがいっぱい!

下は昨年の5月の写真です。水の白濁が見られますね。

それと、水生植物の力関係が今年と異なっていますね。

去年の夏にスイレンを随分除去したのでその分ジュンサイが増えました。

そして、今年は透明な水の中にエビモが茂っているのがわかるでしょうか。

これもオオカナダモを除去したことでぐっと繁茂しました。

池の周囲の大きな木を一部伐採したり、

2月の大雪で幹が折れたりといった事の結果、

池のまわりの様子も異なっています。ちょっとサッパリしましたね。

先週からヘイケボタルも光り始め、午後7時半をすぎると

活発に飛び交う様子が見られます。

いよいよクヌギ樹液にコクワガタも姿を見せ始めたし、

また賑やかな夏がやってきそうです。

 

Ike1305

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ゼニタナゴ浮上2014

Zeni140523

 

今年も5月7日に池のゼニタナゴの稚魚が、貝から浮出し始めました。

毎年ちゃんと出てきてくれるのですが、やはりこの時期になると

「今年は大丈夫かな・・・」と心配になってしまいます。

以前にも書いたことがありますが、じつはここ数年、

浮出した稚魚が成魚にまで成長する率が低下してきているのです。

クロスジギンヤンマの増加、有機酸の増加によるpHの低下など、

いくつか原因らしいものは上げられますが、

どれもあえて言うなら・・・という程度のもので、

決定的な原因では無さそうです。

ゼニタナゴが池のキャパシティに達したのだろうと理解しているのですが、

はっきりとした根拠はありません。

実を言うとここ数年は稚魚の浮出数も以前より減少しています。

これは思い当たる原因があります。

産卵母貝の減少です。なぜ産卵母貝が減少したかというと、

池の中に落ち葉を原料とするリターが堆積し、

底床の環境が二枚貝の生息に適さなくなってきているからです。

こういう事象は一般のため池でも起こる事で、

ゆえに健全に管理されているため池では

何年かに一度、水を抜いて泥流しの大掃除が行われます。

さくら上池もこうした大掃除ができるつくりになっているのですが、

まだリターの堆積量がさほどでもないので、

とりあえず部分的な掃除ができる様水中ポンプを購入しました。

おそらく来月初旬には稚魚たちが浮出し終わって

安定的な成長に入るでしょうから、

その頃に今年は底床の部分的な掃除をする予定です。

今年から、いよいよ稚魚の一部を里親さんにゆだねる計画も実行します。

予定では里親第一号はビオトープの設計を担当した隣町のJ小学校。

写真は移動しやすいように池から飼育水槽に移動した

分譲予定の稚魚たちです。

まだ体長11〜12ミリ程度ですが、ピンピンと元気に泳いでいます。

きらきらと眼がよく光ります。かわいいでしょ。

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総ラメのステージスター

カンボクの花も満開を過ぎようとしていますが、

そもそも咲き始めるのが早すぎるのか、後に行く程気温も急上昇し、

花を訪れる甲虫の数も増えてきます。

先日「少ない」と記事に書いたコアオハナムグリはやっぱり少ないですが、

それでも当初よりは個体数が徐々に増え、

例の記事を書いた5月19日頃と比べると、3〜4倍の個体数を見かけます。

ハナムグリの仲間やカツオブシムシなどの常連以外にも

ハナカミキリやハナノミの仲間を見かける事もありますが、

今日は全身がキラキラ光るミドリカミキリが現れました。

庭では以前にも2回程見ていますが、毎年決まって見る昆虫ではないので、

見つけるとやはり心が躍ります。

ガマズミやカンボクの花は飛ぶのが不得手な甲虫に対するサービスなのか、

離発着がしやすいステージ状の花序になっています。

ミドリカミキリはそこに颯爽と舞い降り、

スマートな体と長い脚を見せつけるようにお気に入りの花をさがして

ステージ上を歩き回っています。

ちょこちょことよく動く上に、白い花に負けないように

カメラの露出をオーバー気味に設定してあるので、

撮影は結構大変でした(笑)。

なんとかぶれていないカットをモノにできましたが、

やはりこの虫本来の美しさは写せませんでした。

ミドリカミキリは、全身メタリックの装飾が施されていて、

胴体は名前の通りのきらびやかなメタリックグリーンなのですが、

6本の脚と長い触覚はメタリックな藍色で、これがまたカッコいいんです。

でも、この写真だとよくわかんないですね。

ご覧下さっている皆様とミドリカミキリさん、ゴメンナサイです。

今度はもうちょっと風のない日にお会いしましょうね(笑)

 

Midorikamikiri1405

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祝・初花

4月から続いているアツモリソウの開花リレー、

現在は中国の緑花アツモリソウ(=Cypripedium henryi)が終わり、

いつもなら北米産のケンタッキーエンセ(=Cypripedium kentackyense)

にバトンが渡るところですが、

今年は間にもう1種挟まりました。

2枚葉の小さな苗から4年がかりで育った

レギナエ(=Cypripedium reginae)がやっとやっと初花を迎えたのです。

やたーっ、嬉しいぞ〜!!!!!

このレギナエはリップが濃紅色を通り越して赤く見えるという、

その名も`Red'なる選抜個体のセルフ(自家受粉)苗ということで

購入したのですが、やっと咲いたその花は、

残念ながらいたって普通のレギナエでした。

でもまあ、元々レギナエの白+ピンクの花が好きだし、

リップのピンクはしっかりのっている方だと思うので、気にしません(笑)

やっと咲いた初花だけあって、レギナエにしては少々小振りです。

花径は55ミリほど。

今年はひとしきり花を観賞したら早めに摘花して、

夏に向けてしっかりした体作りに努めます。

無事に夏を越せれば、一層大きな芽ができる筈、頑張らないと!

 

Reginae140523

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和の意匠なり

Hagurumatomo_back

 

大荒れの天気でしたね。

予報で聞いていたので覚悟はしていましたが、風がすごかった・・・

この時期の暴風雨、なんだか増えてるような気がしません?

多分、大気の不安定な状態が、

昔のそれより2ヶ月早まってるんじゃないでしょうか。

昔、梅雨明け頃の夏に経験した夕立ちは、5月のものになりつつある・・・

で、夏本番は大気が上層まで温まり切って、入道雲は発達しなくなった。

そんな気がしてなりません(笑)

夕方、風の当たらない南側の軒下で、好きなガを発見しました。

ヤガ科のハグルマトモエです。

トモエガの仲間は、前翅に紋付のように記された「巴」の模様が特徴。

これだけでもカッコいいんですが、ハグルマトモエはそれ以外にも

濃淡の効いた、ギザギザやウェーブのラインがたくさん組み合わさっていて

色合いこそ地味ですが、ちょっと大胆な和風の装いです。

でもって、裏面の色がまた素晴らしいんです。

背面の意匠からは想像できない、こちらの予想を見事に裏切る大胆さ。

下の写真で見えていますが、裏面はなんと見事な柿色!

かなりエキセントリックですが、これもまた和風な意匠です。

しっかり胴体まで背面と腹面で装いを切り替え、

翅とコーディネートしています。

ヤガの仲間にはこんな具合に

翅の表裏、あるいは前翅と後翅で、

色や模様が極端に違う種類がしばしば見られます。

これは羽ばたきの時に違う色やパターンが交互に見える事で、

仲間やオスメスを識別するシグナルになっているほか、

いきなり派手な色を見せつけて天敵を脅す効果があるらしいのです。

こんな風に装いは粋なハグルマトモエですが、

顔はフクロウの置き物みたいで面白い・・・

少なくともあんまりクールじゃないですよね。

ガの仲間には成虫は繁殖だけが仕事になっているため

口吻が退化しちゃった種類もいますが、

ハグルマトモエは立派なストローをもっていて、

樹液や腐果で吸汁する、夜のクヌギ樹液の常連さんです。

 
Hagurumatomo_face

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やっぱりコアオが少ない

初夏らしく、木に咲く白い小花がリレーを始めました。

ガマズミ、カンボク、コゴメウツギ、エゴノキなどなど、

甘い匂いを発散して咲き乱れ、誘われてやってきた虫たちで賑わっています。

しかし、かつては一番多く見かけたコアオハナムグリが今年も少ない・・・

数年前からこの傾向です。原因はわかりません。

全くいない訳ではないのですが、以前は羽音が聞こえる程いたのですから

本当に少なくなりました。

同じぐらいの大きさのクロハナムグリの方は、

元々少ない種類でしたが、相変わらず少数が来ています。

一番チビちゃんのヒラタハナムグリ(写真)は変わりなく大勢・・・

コアオハナムグリは、体の色に個体差があり、

たくさん来ているとそのバラエティを楽しめました。

基本は鈍いメタリックな緑色ですが、赤っぽいもの、黄銅色っぽいもの、

まれですが青っぽいものも見かけました。

コアオハナムグリは訪れた花で出会った個体が交尾し、

メスはその後腐植の中に産卵し、

幼虫は腐植を食べて1〜2ヶ月で成虫になります。

花があるのに来ないという事は、幼虫時代の生活環境に

なにか変化が起こっているのでしょうか。

そんな事をちょっと気にしつつ、花の賑わいを眺めています。

 

Hiratahanamuguri1405

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ビカラー大開花!

5月中旬を迎え、我が家の原種バラコレクションが開花中。

今年も最初の開花となったのは中東の原種バラ

ロサ・フェティダ(=Rosa foetida)と、

その色変わり変種の

ロサ・フェティダ・ビカラー(=Rosa foetida  bicolor)です。

写真は変種、ビカラーの方。

基本種が鮮やかな黄色い花なのに対し、ビカラーは

花弁の表はややベルベット質の鮮赤色、花弁の裏は

基本種と同様に黄色です。

でも、表の赤があまりにも強いので、裏の黄色がわかるのは

蕾のうちだけです。写真をクリックして拡大すると

確かに黄色を感じる、とがった蕾が見えるかと思います。

個人的にはこの原種バラが一番好きです。

開花した時に、光を浴びた花弁の裏側は、表の赤と裏の黄色が調和して、

何とも言えない美しいオレンジ色に滲むのです。

数日遅れて咲き始めた日本の原種バラ、

ハマナスやサンショウバラもそれぞれに美しいピンク色ですが、

ロサ・フェティダ・ヴビカラーのような朱赤系の花は

日本の原種バラにはありません。

多分他の世界の原種バラの中にも、この色はなかったと思います。

でも、園芸品種のバラではしばしば見かける色ですね。

それはみな、ロサ・フェティダ・ビカラーの血が入っている品種です。

青いバラの希少性を追い求める人は数多くいますが、

じつは、紅色系ではない真っ赤なバラも、

遺伝子としては貴重品だったようです。

それにしても今年は大開花です。

黄色い基本種の方は毎年たくさん咲いてくれるのですが、

このビカラーは基本種よりも気難しく、昨年は7輪きりでした。

ことしはすでに50輪以上が開き、玄関が真っ赤です(笑)

 

Foetidabicolor2014

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今年の樹液1号は

庭の上空を大きなスズメバチがさかんに行き交うようになりました。

単独での初期営巣段階の女王さまたちです。

この時期はまだ働きバチが育っていませんので、

たった一人で巣作りと働きバチ育てに追われる日々ですね。

例年なら5月中旬の今頃からクヌギの樹液が出始まるのですが、

今年はまだ。しかし、

毎年クヌギ樹液の最初の常連はスズメバチの女王と決まっていますから、

彼女たちにとってクヌギの樹液は依存度の高い食料のはずです。

なのにまだ出ていない・・・どうしましょ。

心配になって1匹のスズメバチの行方を追ってみると

意外な木の根元に降りました。イタヤカエデです。

実生で育て、2.5メートル程に育った庭のイタヤカエデは

根元から大量の虫のフンと、白く糖化した樹液をあふれさせていました。

どうやら幹に穿孔する昆虫が入ったみたいです。

木屑状のフンがほとんどバラついておらず、

綴った様にひとまとまりになっているところを見ると、

犯人はどうやらコウモリガの幼虫みたいです。

以前にも、ハウチワカエデ、エンコウカエデ、アカメガシワ、クサギなど

庭のいろいろな木がコウモリガにやられた経緯があります。

アカメガシワやクサギのような丈夫な木なら枯れる事はありませんが、

カエデ類の幼樹は、幹にまともに入られるといい確率で枯れてしまいます。

過去には大事にしていたエンコウカエデが1本やられ、

先月もハウチワカエデがやられそうだったので、

虫には気の毒でしたが殺虫剤を注入しました。

状況を見ると今回も殺虫剤コースですが、使用すれば

スズメバチから貴重な樹液を取り上げてしまうことになるし、

このままにしておけば、おそらくイタヤカエデは枯れてしまうでしょう。

ビオトープとして考えるか、庭として考えるか・・・迷うところです。

 

Jueki_fiest

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ヨツモンクロツツハムシ

Yotsumonkurotsutsu01

 

それほど珍虫という訳でもありませんが、かといって

しょっちゅう見かけるというものでもありません。

我が家の庭では数年に一度見かける感じでしょうか。

コナラを中心にいろんな植物の葉をたべるようなので、

コナラが数本ある我が家ではいても不思議ではありません。

でも、たまの出会いですから、やっぱり嬉しいですね。

可愛いフォルムと模様、そして、いい光沢です(笑)

ハムシの中でも好きな方の部類です。

下の写真は横顔。真面目な小学生の男の子みたいな顔つきです。

ハムシの仲間には、食草に大量発生する種類も少なくありませんが、

ヨツモンクロツツハムシはその部類ではないようで、

複数を一度に見た事はありません。

コナラを丸坊主にするような事も無く、

真面目?に節度をもって食べているのでしょう。いい子です(笑)

 

Yotsumonkurotsutsu02

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気まぐれブルースター

庭の園芸植物エリアとミニ雑木林エリアの間には、

ほんの少し上が開けた草はら状の部分があります。

ここには、まるっきり日当りの良い場所では明るすぎるのだけど

木陰になってしまっては暗過ぎる・・・という

中間的な明るさを好む植物が生えています。

いわゆる「半日陰」よりはだいぶ明るい感じですね。

ワレモコウやフジバカマ、タチフウロなど、ここら辺を好む植物って

案外多いのですが、この時期だと一番目立っているのは

青い星形の小さな花、ホタルカズラです。

今ちょうど満開なのですが、もともと走出枝を広く展開した先に

花芽がつく植物なので、満開なの?という位、パラパラの満開ですが(笑)

このホタルカズラの走出枝ですが、だてに長く伸びる訳ではなくて、

毎年少しずつ変化する環境の中にあって、

自分にもっとも適した居場所を選んで移動しているようなのです。

だから去年と同じ場所で花が咲くとは限りません。

いろんな方向に伸ばした走出枝の中には

花をたくさんつける部分もありますが、

結果的に条件が合わず、すっかり衰退して消えてしまうところもあるんです。

花の場所だけ見ていると何とも気まぐれなブルースターですが、

努力の結果見つけ出した「立ち位置」で、咲いているんですよね。

 

Hotarukazura1405

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いきなりの降雹!

Kouhyou01

 

今日は午後から大気の状態が非常に不安定になると聞いていたので、

雷が鳴り始めた時にはちょっと覚悟していたのですが、

2時50分!ひと際大きな雷鳴の後に

いきなりの降雹となりました。

大きかったですよ。

直径7ミリから、大きいものだと10ミリほどありました。

降っていた時間は3〜4分でしたが、

バチバチという強烈な音がコワかったです。

うちはカーポートが無いので、車が心配。あと、

仕事部屋のトップライト(天窓)も・・・こういう時はコワいですね。

幸い、どうという事も無く普通のどしゃ降りに移行してくれました。

でもそれ以上に心配だったのが、

ここ数年こんな気象の時に頻発している竜巻です

ニュースを気にしていたのですが、

どうやらどこでも発生は無かったみたいですね。

よかったよかった・・・

でもアツモリソウの鉢を、事前に温室に避難しておいて正解でした。

もしこの雹に当たっていたら、葉っぱがズタズタになって

運良く一命をとりとめても、今後数年間はリハビリでした。

近頃はお空までキレやすいものですから、ホントにコワいです(笑)

 

Kouhyou02

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チビ助花壇

Chibikadan1405_46

 

写真の一角、ビオトープエリア側ではなく、

玄関よりの園芸植物のコーナーの一部です。

園芸植物と言っても、基本原種中心。

その中でもこの写真のエリアには、

背が低い植物ばかりが集まっています。

今花が見られるのは、

アクイレギア・カナデンシス・・・赤

ラナンキュラス・フィカリア・・・黄色

アネモネ・ネモローザ `プレナ'・・・奥の白

フロックス・スブラータ(=シバザクラ)・・・手前の白とピンク

などなど・・・

シラー・シベリカ、シラー・チューベルギアナ、黄花カタクリ、

イリス・レティキュラータなどは、すでに花が終わって

葉っぱだけになっています。

でも、このチビ助たちには例外もあって、イリス・レティキュラータなどは、

花がある頃はたしかにチビ助なんですが、

今は針のように細い葉が40センチ近くまで伸びています。

アクイレギア・カナデンシスの赤い花の左にあるツンツンしたヤツが

そうなんですが、花の咲いていた頃にはちょっと想像できない姿です。

このチビ助たちの花壇、今咲いている花が咲き終わったら

一面緑の芝に覆われます。

芝といってもよく芝生に使うコウライシバではなくて、

日本の野生の「野シバ」です。

晩秋、芝が枯れ始めたら、できるだけ早めに一面焼き払ってしまいます。

これが遅れると、冬の到来とともに始まる

ラナンキュラス・フィカリアの芽出しに間に合いません。

この一角だけを見ていても、1年があっという間です(笑)

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イモリんの繁殖

Imori1405_1

 

上の写真、池の排水路の途中に設けたセリ田の一角。

ニホンイモリが写っています。2匹いるのがわかりますか?

右の半分落ち葉に隠れているのがオス、

左のメスをリードし、産卵にお誘いしているところです。

メスはオスのことが気に入れば、付いて行って産卵行動に入ります。

この写真ではよく分かりませんが、メスの背面は真っ黒に近いのですが、

オスの背面は、婚姻色が出てちょっと紫色っぽくなっています。

下の写真は排水路の最下流部でのカット。

こちらは真っ赤な派手派手なお腹が見える姿勢でまさに産卵中のメス。

そばにはやはりオスが寄り添っています。

近所の谷津田では残念ながらイモリは姿を消してしまいましたが、

我が家の池と排水路では少しずつ数が増えています。

こんな小さな場所では

すぐに個体数のキャパシティに達してしまう事でしょうが、

どうにかしていつまでも残って欲しいものだと思います。

ちなみに上の写真をよく見ると、

イモリ以外にもいろんな生き物が写っています。

夜の水路って、ちょっと危険な匂いがしますが、面白いです(笑)

 
Imori1405_2

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春のモダンアート

庭の一角に前衛的なデザインのキノコを発見しました。

これはアミガサタケ・・・ですね。

奇怪と言ってしまえばそれまでですが、

アールデコのようなクラシックな雰囲気のものが多いキノコの中にあって、

ひと際前衛的な主張を感じます。

風変わりなキノコというのもこれまたたくさんあるものですが、

アミガサタケは柄で立って上に笠がある・・・という

キノコの基本的な形態はコンサバティブに守りつつ、

笠の部分にいかにも3次元的な意匠を凝らしています。

このキノコは春の代表的な種類。

この時期山菜採りに出掛けたときなどにもしばしば出会いましたが、

向こうさんから我が家に来てくれるとは思っていませんでした。

ちなみに食べられるんですよねー・・・

以前一度だけ挑戦した事があります。

アッサリとコンソメスープに仕立てたのですが、

調理前はポリッとした手触りだったのに、

加熱するとゴニュっとした食感になって、いまいちだったな〜(笑;)

でも庭の仲間としては非常に楽しいので、これからもウェルカムですよ。

 

Amigasatake

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ヤマツツジ2014

今年はヤマツツジがよく咲きました。

輪数も多かったのですが、色が例年より濃いように感じます。

この花はだいたい2輪がセットで咲くんですよね。

そこがまたかわいい・・・

我が家にヤマツツジはこれ1本きり。

池の循環水路の畔に植えてあります。

これが咲くと毎年、

「もっとたくさん植えて、庭のあちこちにこの色を散りばめたい」

と思うのですが、案外お店で売っている植物ではないので、

山に行ってちょっとひと枝拝借して・・・てな事が手っ取り早いのですが、

それも気が引けますしね〜・・・

山の持ち主さんがちょうどいてくれて、ちゃんとお願いできればいいのですが

そうそう上手い具合に行きません。

我が家の枝を挿し木するのは簡単ですが、

それだと当然ながら、全く同じ花しか咲きません。

じつはヤマツツジのピンク色には

赤に近いものからややオレンジ味を感じるサーモン系、

爽やかな明るいピンク・・・という風に個体差が見られます。

どうせならこの差が欲しいですー(笑)

ところで、私の中ではヤマツツジと言えばクロアゲハ・・・なのですが、

今年はまだ来てくれてません。

先日普通のアゲハはやって来たのですが・・・

早く来てくれないと花が終わっちゃいそうだよ〜(笑;)

 

Yamatsutsuji2014

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