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和の意匠なり

Hagurumatomo_back

 

大荒れの天気でしたね。

予報で聞いていたので覚悟はしていましたが、風がすごかった・・・

この時期の暴風雨、なんだか増えてるような気がしません?

多分、大気の不安定な状態が、

昔のそれより2ヶ月早まってるんじゃないでしょうか。

昔、梅雨明け頃の夏に経験した夕立ちは、5月のものになりつつある・・・

で、夏本番は大気が上層まで温まり切って、入道雲は発達しなくなった。

そんな気がしてなりません(笑)

夕方、風の当たらない南側の軒下で、好きなガを発見しました。

ヤガ科のハグルマトモエです。

トモエガの仲間は、前翅に紋付のように記された「巴」の模様が特徴。

これだけでもカッコいいんですが、ハグルマトモエはそれ以外にも

濃淡の効いた、ギザギザやウェーブのラインがたくさん組み合わさっていて

色合いこそ地味ですが、ちょっと大胆な和風の装いです。

でもって、裏面の色がまた素晴らしいんです。

背面の意匠からは想像できない、こちらの予想を見事に裏切る大胆さ。

下の写真で見えていますが、裏面はなんと見事な柿色!

かなりエキセントリックですが、これもまた和風な意匠です。

しっかり胴体まで背面と腹面で装いを切り替え、

翅とコーディネートしています。

ヤガの仲間にはこんな具合に

翅の表裏、あるいは前翅と後翅で、

色や模様が極端に違う種類がしばしば見られます。

これは羽ばたきの時に違う色やパターンが交互に見える事で、

仲間やオスメスを識別するシグナルになっているほか、

いきなり派手な色を見せつけて天敵を脅す効果があるらしいのです。

こんな風に装いは粋なハグルマトモエですが、

顔はフクロウの置き物みたいで面白い・・・

少なくともあんまりクールじゃないですよね。

ガの仲間には成虫は繁殖だけが仕事になっているため

口吻が退化しちゃった種類もいますが、

ハグルマトモエは立派なストローをもっていて、

樹液や腐果で吸汁する、夜のクヌギ樹液の常連さんです。

 
Hagurumatomo_face

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