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ヘン虫発見!1

春から夏へ、そして夏から秋へ向かう端境期って、

気を付けていると結構ヘンなものを見つけることが多いです。

特に夏本番を前にした今の時期には、甲虫でもガでも、

珍種に出会うチャンスがあるのですよね。

今回は広義でアミメカゲロウの部類に入る珍虫、ラクダムシの登場です。

体長は20数ミリ程度と小さい昆虫なんですが、

全体が醸し出す雰囲気がとっても妙ちくりん。

網目(翅脈)が美しい4枚の翅、これは小さくて可愛いです。

頭部が平べったい・・・両端の丸い眼がぼのぼのしてます。

体はつや消しブラックに白のアクセントが入り、色は地味だけど

コントラストにやや毒気のある奇抜さを感じます。

尾端の針状の部分は産卵管。オスにはこれが無く、

この個体がメスであると判ります。

首(前胸部)がひょろっと長いところは

同じグループのヘビトンボを彷彿とさせますね。

産卵管が無ければ、全体的なフォルムも

ヘビトンボによく似ているように思います。

ラクダムシの名の由来は翅の付け根(後胸部)が膨らんでいるのを

フタコブラクダのこぶになぞらえたもの・・・という説と

首と頭を持ち上げた姿がラクダっぽいからという説がありますが、

確かに首を上げた時に真横から見るとラクダ風なので、どちらの要素も

合わせて「ラクダムシ」で良いような気がします。

幼虫には翅がありませんが、

やっぱり同じ部分にちょっとした「ラクダのこぶ」と長い首があります。

幼虫は松の樹皮に棲んで小さな生き物を食べるそうですが、

松なんて近くに無いのに庭の地面を歩いているのを見た事があります。

成虫はこれが何度目かの撮影ですが、

やはりそうそう見かけるものではありませんね。

生態の全容が見えない、謎の昆虫です。

 

Rakudamushi1406

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コメント

ラクダムシ格好いいですね!狙って成虫に会うのはなかなか難しいので、見つける度に思わず「おっ!」って声が出てしまいます。幼虫はマツに依存しているわけではないようで、スギやヒノキの樹皮下でも何度か確認したことがあります。

投稿: yana | 2014年6月26日 (木) 00時20分

yanaさんこんにちは。
ほんとに狙って会える虫じゃないですね。
幼虫はスギやヒノキでも見られるのですか。
でも、やっぱ針葉樹限定なんですかね。

じつは私も杉の倒木で幼虫を見たことがあります。
それも昨日今日倒れた木ではなく、
そこそこ時間が経っていそうな倒木でした。

蛹はやはり土中なのでしょうか。
土繭かな・・・一度見てみたいです。

投稿: ぐりお | 2014年6月26日 (木) 17時12分

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