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赤星と姫赤星

我が家の梅の木はカイガラムシとアブラムシがすごいんです。

梅の木は紅白の2本あるのですが、白梅の方にはほとんどつきません。

もっぱら紅梅がやられます。

でも、このカイガラムシやアブラムシ目当てに

いろんな捕食昆虫がやって来るのが面白くて、薬剤消毒は行っていません。

アブラムシの方はナミテントウ、ヒメカメノコテントウ、クサカゲロウ類、

ヒラタアブ(幼虫)などが捕食者となりますが、

カイガラムシの方は主にアカボシテントウとヒメアカボシテントウという

2種類のテントウムシが捕食を担当します。

この2種、観察会などで参加者の方から「どうちがうのですか?」と、

何度か聞かれた事があり、

さほど判別も難しくないのでその都度説明するのですが、

並べて見せられたらわかりやすいのになあ・・・と思っていました。

そしたら今日の夕方、

紅梅の一枚の葉裏に両方の成虫がちょうど1匹ずつとまってました(笑)

思わず大急ぎで撮影。夕方遅くだったのでストロボを焚いてのカットですが、

特徴はこの方がかえってよく分かるかもしれません。

この2種、まず大きさが違います。

よく見かけるナミテントウ(=テントウムシ:7〜8ミリ)と比べると

アカボシテントウはナミテントウとだいたい同じ6〜7ミリ。

ヒメアカボシテントウはナミテントウよりだいぶ小さめの3〜5ミリ。

ヒメアカボシはテントウムシ科の中でも小さい方です。

それから鞘翅背面の星模様、

アカボシはぼかしの掛かったダークチェリーレッドで、

両翅の模様がそれぞれ中央に寄っています。

ヒメアカボシの方はナミテントウの2つ星タイプのように

割合輪郭のハッキリした星で、位置も各翅の中央にあるため、

星と星の間は離れています。

星の色もはっきりした朱赤色ですね。

この写真ではわからないのですが、横から見た時の体の形も違います。

アカボシは翅の縁が大きく、背面の山形の盛り上がりが

なだらかに反るように縁に向かってカーブするので、

江戸時代の大名の陣笠みたいな、あるいは大戦中のドイツ兵の

ヘルメットのような形ですが、

ヒメアカボシは縁がはっきりしているものの、縁以外はだいたい半球形です。

どちらの種類もカイガラムシに依存しているためか、

都市部の街路樹や住宅地内の植木や生け垣にも生息しているのですが、

あまり目立つところにいないので、案外見ている人は少ないかもしれません。

きっとみなさんの身近にもいると思います。

 

Amabosihimeakab

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