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ミントなピック

最近、セミやカメムシの仲間(半翅目といいます)が

面白いなあと感じています。

同じグループなのにセミのように薄く大きな翅を持つもの、

カメムシのように甲虫っぽいしっかりした体を持つもの、

そしてそれぞれの暮らしぶりに合わせた、多様な色や形・・・

写真の昆虫はアオバハゴロモといいます。

翅を閉じてとまった大きさはだいたい1センチ前後と小さな虫ですが、

胴体や顔の形はほぼセミ。

違うのは立てて閉じた体の割に大きな翅・・・よく目立ちますね。

アオバという名の通りこの翅は美しいミントグリーンをしています。

しかもよく見ると翅の外縁部は、細く紅色で縁取られています。

これは擬態なのでしょうか?

たしかに植物体は成長の過程でこのような色あいに見えることもありますが、

私にとってこの虫は比較的見つけやすい存在です。

形も目立ちますしね・・・まるでギターのピックが

茎にくっ付いているみたいです。

このカットでは単独の1個体ですが、

アオバハゴロモは時に集団性を見せることもあります。

植物の茎にこの姿でずらっと並んでいるのです。

近縁のツノゼミには、植物の棘のようなデザインをしていて

ずらっと並んで棘だらけの茎のように見せ、天敵を欺く種類がいますから、

手法としてはそれとよく似たものなのかも知れません。

きっと彼等の天敵には効果があるのでしょう。

幼虫はまた全く違った防御の方法を持っていて、

体から分泌した綿状のろう物質を体表や周囲にくっ付け、

その中に紛れるようにいるのです。

そしてこの幼虫にもまた集団性があります。

捕まえようとすると

弦を弾いた拍子に弾けとんでしまったピックみたいに

パチッと姿をくらまします。

子供の頃に経験したそのパチッという感触は、

どうしても私の頭の中で

この虫とピックを一体のものにしてしまうのです。

 

Aobahagoromo1409

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