« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

鉢植えは開花

我が家では地植えと鉢植えの両方で栽培している

在来種のオキナグサですが、

数株ある地植えの方はご多分に漏れずヨトウムシに徹底的にやられ、

どれも大株なのに咲いてくれたのはたった2輪・・・(泣)

しかもそのうちの1輪は開花後期に花柄を齧られて落下!

これでは種子も採れません。

しかし鉢植えの株は難を逃れました。

紫色のベルベットの釣り鐘が20輪ほど西風に揺れています。

そのうちの1輪をちょっとアップで撮影してみました。

白い毛に覆われた花被片も素敵ですが、

結実した時に翁の長い白髪になる雌しべの束が目を引きます。

そして雄しべの方は黄色い葯をたくさん見せながらも

雌しべより数歩控えめなんですよね。

花をのぞき込むようにしてやっと見ることができます。

よく栽培されているオキナグサには、この日本の在来種の他に

「西洋オキナグサ」の名で流通している

プルサティラ・ブルガリスがあります。

日本のオキナグサにくらべ花のうつむき加減度が弱く、

もうちょっと堂々と咲く花なんですが、

それがかえって減点対象だったりして・・・(笑)

でも、こちらには純白や赤い花があるので、それはまたそれで魅力的。

どこかで売られているのを見かけたら、

純白の個体は欲しいなと思っています。

 

Okinagusa_up1503

| | コメント (0) | トラックバック (0)

池の早春2015

Ike2015soushun

 

この写真を撮影したのは去る22日の事。

蛙合戦が終息に向かっているタイミングなのですが、

まだヒキガエルの姿も見ることができます。

池の広い水面部分に2匹が浮かんでいるのですが、

小さく写っているのでちょっとわかりにくいかな・・・

下の写真は産卵が集中した池の浅棚部分の俯瞰画像。

めいっぱい広がった卵塊と、5匹のヒキガエルが写っています。

この春は気温が高い日が案外早く訪れましたが、

クサボケ、コブシなどの

いつもの3月の定点撮影では開花している春の花がまだ見られません。

唯一咲いているのが分かるのは右手前のネコヤナギだけですね。

今年は繁殖にやってきたアカガエルとヒキガエルの数もやや少なめでした。

今年だけならいいのですが、そもそもの越冬個体数が少なかったのではと

ちょっと気になっています。

気温より少し遅れて池の水温も上昇して来たので

池の魚や水生昆虫も動いている様子が観察できます。

ゼニタナゴの稚魚を体内に宿しているはずのドブガイたちも

活発に水の出し入れを始めました。

水の中にもやっと春の兆しです。

 

Hikigaeru_sanran

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キブシ満開

小さな春植物たちは花をことごとくヨトウムシに食害されましたが

今年は挿し木で育てたキブシの花が

初めて見事な満開になってくれました。

枝という枝に、小さなクリーム色のベルの房が揺れています。

この花には活動を開始したばかりのクロマルハナバチが

とてもよく集まるのですね。

離れていてもクマバチより少し高めの羽音が響いています。

花をアップで撮りたかったのですが、

開花と同時に動き始める小さな若葉が

黒く傷んでいる事に気付きやめました。

どうやら遅霜で傷んでしまった様です。

傷んだのは最初に出た一枚だけで、

二枚目以降の新葉は助かったようですから

キブシ独特のオリーブグリーンの新緑が間もなく見られそうです。

 

Kibushi_mankai

| | コメント (0) | トラックバック (0)

しどいわっ!

今月の上旬にヨトウムシに食害されたフクジュソウをアップしましたが、

その後もヨトウムシの被害は絶える事なく、

結局園芸種も含めた春植物の殆どがまともに開花しませんでした。

前回も書いた通り、ここまで被害が大きかったのは初めての事です。

写真はその後の被害の一例、左上から

アマナ、ラナンキュラス・フィカリア、

イリス・クリスタータ、カタクリの可哀想な姿です。

駆除は・・・しませんでした。

仕事が忙しくて庭に出ている時間が全くと言っていい程とれませんでしたし、

一応ビオトープのコンセプトもあるので、

駆除にはもう一つ積極的になれなかったのです。

短い活動期間の植物たちにとって、

一年に一度しかない早春の開花がどれほど大切な営みなのかは

重々わかっていますから、

ごめんなさいと言いながら咲けなかった花を摘んでいます。

ヨトウムシの猛威はうちだけではなかったようで、

何人かの植物好きの仲間からやはり同じような話を聞きました。

実家の庭は草本の栽培種が少ないのですが、

そんな場所では背丈程のシデコブシの枝先まで登って

蕾の先だけをことごとく食べられてしまったので、

咲いたのは花弁が半分以下の短さになった残念な花ばかりでした。

何が原因でこれほどヨトウムシが多かったのでしょう。

やっぱり気候のバランスがおかしいのかな~・・・

 

Shokugai_1503

| | コメント (0) | トラックバック (0)

目標種なんですが

Kisekirei_komachi

 

キセキレイ・・・かわいい鳥ですよね。

この画像は私が管理を担当している

土浦市の小町の館のビオトープで撮影したカットです。

ピンもまあまあでこっちに目線をくれていますが、

後ろにビニールゴミがあるのがちょっと・・・(笑)

もちろんちゃんとお掃除しておきましたけどね。

この鳥の黄色はとても独特で、カナリヤ色ともちょっと違うし、

クリーム色という訳でもない・・・

結局レモン色という表現が一番近いような気がします。

セキレイの仲間は自然な水辺にいる姿がとても絵になりますが、

案外都市鳥でもあります。

特にハクセキレイは人工的な環境をよく利用して暮らす鳥ですし、

ちょっとした郊外ならセグロセキレイもよく目にします。

この2種類にくらべると

キセキレイはちょっぴり清流のイメージが強いでしょうか。

でも、キセキレイも思いがけず都市的な環境でしばしば出会います。

ただ、あまり開放的な環境より木が生い茂ったり

深く掘り込まれた水路なんかが好きみたいです。

私が今の家に引っ越して来た頃は、

すぐ近所の水路でキセキレイの姿が頻繁に見られました。

だから一部に流れを設けて木に覆われた池を用意すれば、

きっとこの鳥が来てくれるんじゃないかと期待していたのですが、

今のところまだ姿を現してくれません。

そういえば近所で見かける事も少なくなったような気がします。

いなくなった訳じゃないと思うんですが・・・

まだ当分、目標種のリストからはずさず、

気長に待ち続けるつもりです(笑)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

蛙合戦2015

Kawazugassen_dango

 

今年、庭の水路に最初のニホンアカガエルの産卵が確認できたのは

1月28日の事でした。これは例年に較べ早い方です。

その後期間が空いて2つ目の卵塊が2月19日に産卵され、

以降は3月5日までに14卵塊をカウントしています。

ここでアカガエルの繁殖が一旦ストップするのは例年の事で、

どうやらアカガエルたちはヒキガエルが蛙合戦を繰り広げる時期を

避けるかのように合間を入れ、ヒキガエルが産卵を終えていなくなると

また産卵を始めるようなのです。

なのでヒキガエルたちが池に現れるのも

きっとそう遠くないだろうと思ってはいたのですが、

3月15日に、これから連続して4~5日は

気温が高い傾向だよ・・・という予報が出たとたん、

見事に彼等は現れました。3月16日のことです。

池に集まるアズマヒキガエルの個体数はどんどん増え、

昨日あたりからほぼピークに達している様です。

今日、お天気がパッとしなかったので、

暗くてあまりちゃんと数えられなかったのですが、29匹はいました。

例年よりちょっと少なめでしょうか。

それともこれからまだ増えるのかな?

上の写真は池の浅棚付近で発生したガマ団子。

よく分かりませんが1匹のメスに5匹の雄が群がり

団子状になってごろごろと転がっていました。

あまりに苦しい体勢だったのか、1匹が手前方向に離脱したところです。

下の写真は水から上がった池の畔で抱接するペア。

上手い具合に誰にも邪魔されない2人だけの世界になっていますが、

当然ここでは産卵できませんので、

このまま水の中に入らなくてはなりません。

そうすると周りの雄たちがまた群がって来て、ガマ団子に・・・(笑)

でも、メスの背中のセンターを取っているこの雄が一番有利な筈です。

あとは根性次第かな・・・(笑)

他人事だから「大変だな~」って見ていられますけど、

ホントに大変ですよねー(汗笑)

 

Kawazugassen2015housetsu

| | コメント (0) | トラックバック (0)

案外寒さには弱い?

Mizugoke_ettou

 

昨年の春からちょっぴり本気でミズゴケを栽培しています。

生きたミズゴケは生物飼育でも植物栽培でも活躍しています。

特に効果が高くて驚いたのはなかなか産卵しないカタツムリに

ミズゴケの産卵床を用意したところ、あっけなく産卵してくれた事です。

しかも、デリケートな稚貝の初期のエサにもミズゴケがグーみたい。

ミズゴケの栽培法は、

多くの皆さんがやっている発泡スチロールのトロ箱栽培の他、

透明のプラスチック飼育ケースでもやっているのですが、

春から秋まではどちらでも大体同じように出来ました。

ところが寒さも本格化する12月あたりから

この2つの栽培容器の間には大きな差が生じました。

強い凍結と寒風にさらされた際、発泡スチロールの容器では

ミズゴケにそれほどのダメージが見られませんでしたが、

飼育用プラケースではまるで温暖化で白化したサンゴよろしく

まさしく「白化現象」が起きたのです。

どちらの容器でも、ミズゴケが最も苦手とする乾燥だけは避けるよう

充分注意していました。

しかし、どうやらミズゴケは強烈な凍結や冷え込みにも強くない様です。

降標高地の湿原にたくさんあるイメージでしたから、これは意外でした。

でも、もしかしたらそうした高標高の自生地では積雪があるので

案外一定以下の寒さには当たらないのかもしれませんね。

とにかくこのままでは全滅してしまう心配があるので、

お正月に全てのミズゴケ容器を温室内に移動しました。

すると、しばらくしてミズゴケの生きている部分は

よりフレッシュな緑色に戻り、(上の写真)

組織が死んでしまった部分は見事に白化したままとなりました。(下の写真)

これはこれできれいですけどね。

 

Mizugoke_damage

| | コメント (0) | トラックバック (0)

銀猫は毛虫に

先月上旬に革ジャケットから

毛皮に着替えたネコヤナギをアップしましたが、

それからひと月経った現在は、写真のような姿で満開を迎えています。

ネコのしっぽ?というか、ほぼ毛虫ですね。

これがネコヤナギの満開の花です。

毛のように見える先端に黄色い花粉を備えた葯が並ぶため、

案外地味には見えません。

花と言われれば、ああ花だなという感じ。

ひとつの花(花序)の長さは5センチ前後にもなるので

それなりに存在感もあります。

まだ周りになにもない季節ですから

これはこれで嬉しい春だったりするのでした。

 

Nekoyanagi_mankai

| | コメント (0) | トラックバック (0)

温室で収穫継続

昨年の春、毎年栽培しているトウガラシの種を播いたのですが、

ちょっと時期が遅かったので、開花も収穫もその分遅れてしまいました。

本来ならこれから開花が続いてまだまだ収穫が見込める・・・という時に

残念ながら寒い時期を迎えてしまいました。

そこで、ダメもとでトウガラシのプランターを温室内に持ち込んで

栽培を継続したところ、真冬の間も開花し、

受粉するのかと様子を見ていると、ちゃんと結実もしてくれました。

何となく昆虫に受粉を頼っているウエイトが高いと思っていたので

ちょっと意外でしたね。

当然ポリネーターはいませんから、自家受粉と言う事になりますよね。

でも、大きさもそこそこのものですし、きっちり辛かったです(笑)

別にがめつくなってる訳じゃないのですが、

このまま春以降もこの株で成長~開花~収穫・・・という具合にいくのか、

確かめて見ようと思います。

もちろん昨年採れた種子も蒔きますけどね。

こんどはちゃんと早めにね・・・(笑)

 

Onshitsu_tougarashi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウメサク

Koubai_hakubai2015

 

玄関アプローチの左右にそれぞれ植えてある紅梅と白梅、

いつもは白梅の白加賀が早く咲いてしまうので

両方がきれいに揃ってピークを迎えるのは多分初めてです。

世に言う紅梅というのは一般的にピンク色の花であって、

うちの梅みたいに色が濃いものは特に緋梅と呼ぶようですね。

ピンクの梅もきれいなのですが、うちには別途桃色のモモがあるので

梅はこの紅白1本ずつで打ち止めです。

ところで私事ですが、今日は息子の県立高校の合格発表日。

昨夜から親子ともども気を揉んでいたのですが、

どうにか無事に志望校に合格できていました。

あ~良かった!ひとまずは・・・

今年はサクラサクとウメサクがいっぺんに来ました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

10年目に撮影成功

なんちゅう事も無いホオジロです。

しばしば庭に現れ、そこそこ見慣れている鳥でもありますが、

どういう訳か今まで撮影できていませんでした。

不思議なもので、庭では滅多に見ることの出来ない

近似種のカシラダカの方は撮影に成功しているのですが、

ホオジロさんはなんか縁が無かったのですよね~。

近所の里山では何度も撮影しているのですが・・・

日陰にいるのにとにかく落ち着き無く動くものですから

あんまり良いカットとは言えませんが、ま、とりあえず画像ゲット。

いかにも証拠写真って感じですけどね(笑)

同様にアオジもちゃんとした写真が撮れてません。

こちらも毎日やって来る鳥ですが、

やはり日陰ばかりを選んで落ち着き無く動く鳥です。

でまたそういう鳥に限ってこれでもかって位、色が地味なんだ(笑)

ところでホオジロの足元の緑色、何だか分かります?

これ、シノブゴケなのですよ。

窓ガラスに付いた霜の模様みたいに繊細で美しいコケです。

池の畔の2カ所に生えていて、密かに大事にしているのですが

ホオジロさん、何だか突っつき回しているので気が気じゃありません。

やめてけれ~!!

 

Hoojiro1503

| | コメント (0) | トラックバック (0)

在りし日の・・・

Fukujusou1502

 

・・・やられました!

写真は10日ほど前のフクジュソウ。でも今はありません。

こんなに見事に芽を出してくれたのに、無くなってしまいました。

先日アマナの記事でもちょっと書きましたが、ヨトウムシの仕業です。

4本出ていた花芽が全部やられました。

事態はアマナの時よりもずっと深刻です。

というのも、花(蕾)ばかりでなく付け根を齧られてしまったので、

もはや地上部を展開する事が出来ません。

早春の短い期間だけしか活動しない植物ですから

この時期に地上部が展開できないと言う事は

来年の栄養を蓄える光合成が一切出来ないと言う事であり、

枯死の可能性が非常に高くなってしまいました。

万一瀕死で生き残っても来年の開花はまず無理でしょう。

下が被害にあった同じ芽の悲しい姿です。

切られて干涸びかけても、何とか葉を開こうとしている姿が哀れ・・・

まあ何本かに1本こういう被害に遭うのは仕方が無いとしても

すべての芽がやられてしまったのは非常に大きなショックです。

ビオトープの基本方針には反するのですが、

今年はヨトウムシの駆除が必要かもしれませんね。

 

Shokugai_fukujusou

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マリカナ開花

例年だと我が家の温室では2月の花となる、

ソフロレリオカトレヤ マリカナ「ミユキ」

(Slc. Maricana `Miyuki')が今年は少し遅れて咲き始めました。

このミニカトレヤ、株の丈は17~18cm、

花も直径5センチ足らずのまさしくミニカトレヤなのですが、

色が明るいのでひとたび咲くと温室内がパッと明るくなります。

咲き始めは写真の通りややレモンイエローですが、

数日経つとちょっと濃いめのアプリコットイエローに変化します。

ソフロレリオカトレヤ マリカナはヒットした交配なので

いろんな個体が作出・栽培され、

展示会などでも多くの出品を見ることができましたが

古くなったせいか最近は見ることが少なくなりました。

特にこの「ミユキ」はマリカナの中でも得に花が小振りなので

人気が薄かったのか、自分の栽培株以外見た事がありません。

私自身は気に入っているので、可能な限り大切にしたいと思っています。

そう言えばそろそろ株分けのタイミング、欲しい方がいらっしゃったら

先着3名様にお譲りします。

 

Maricana1503

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アマナいよいよ出揃う

先月のはじめに出芽を確認したばかりのアマナをアップしましたが、

やっぱりこの位賑やかな方がいよいよ春って感じですよね。

もう早いものは2枚の葉の付け根に面相筆の先みたいな蕾を見せています。

早ければ来週のはじめ頃には開花しそうです。

ただちょっと気になるのが、先端を齧られてる葉が多い事。

おそらくヨトウムシによる食害たと思うのですが、

今年は得に目立つように思います。

まあ、先端側を少し齧る程度であれば

アマナにとってさほどの悪影響も無いでしょうけど、

ヨトウムシは花を好んで食べる傾向がありますから

食べられて咲かない・・・というのは勘弁して欲しいところです。

 

Amana0304

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スノーバードだけ

冬の、特に晴れた日にはいるだけでホッとする温室の中・・・

わずか2.5坪の小さな亜熱帯部屋ですが、

ここでは冬でも湿潤な空気と晩春程度の気温がキープされています。

小さな昆虫が通年発生し、ちょこまか活動しているので

厳寒の野外では考えられませんが、ハエトリグモも元気に動き回っています。

ただ、ここ数年は石油が値上がりだったので、

節約のために年々最低気温の設定温度をちょっとずつ下げています。

その影響は確実に見られ、多くのランで開花が遅れたり、

開花数が減ったり、ものによっては咲かなくなったりもしているんです(悲)

外が一番寒い1月の後半から2月は

温室内でいろんなランが開花する楽しい時期でもあるのですが、

前記の事情により、現在開花しているのはマスデバリアの交配品種、

「スノーバード」のみ。孤軍奮闘です。

純白のアンテナをピッと立てて、なかなか凛々しいお姿・・・

ほかの冬咲きのランも開花に向けて進んではいますが

もう少し温室の彩りが増すのは、どうやら3月半ばになりそうです。

 

Msdsnowbird1502

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »