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今年のシプリペディウム

Cyp150419

 

今年も我が家のシプリペディウムたちが芽出しを始めました。

どの株も今のところ順調です。

シプリペディウムといっても産地がいろいろなので

性質もそれぞれ微妙に異なるため、

芽出しのタイミングも違っています。

写真の一番手前はロシア産のシプリペディウム・マクランスム。

日本に自生しているアツモリソウと同じ種で、

やはりピンク色の花を咲かせます。

今年は株分けをさぼったので新芽6本でスタートです。

本当はこの位の芽立ちになったら、

2つか3つに株分けしなくてはいけないのですが、

鉢も場所も限られているのでもう一年だけ頑張ってもらいます(笑)

6本も出て来ると鉢内が賑やかですが、

多分花が入っているのは大きく伸びた2本だけです。

その向こうがシプリペディウム・ヘンリィ。

このブログでもしばしばアップしている中国産のいわゆる緑花アツモリ。

とても丈夫な種類です。

この2つは毎年芽出しが早いので、当然開花も早くなります。

一番奥に写っている鉢、まだ芽が見えませんね。

これがもっとも寝坊助のアツモリソウ、

北米産のシプリペディウム・レギナエです。

この株は毎年4月下旬に芽出しが始まり、

開花は5月下旬から6月上旬になるアンカー種です。

開花までの気温が低めな事は、暑がり屋のアツモリソウには追い風ですが、

この時期本当に恐ろしいのは気温よりむしろ強風。

まだ柔らかい草体が風にやられ擦れたりしおれたりして付いた傷は、

暑さが後々やって来た際に腐って枯れるきっかけになってしまいます。

特にコワいのが気温がぐっと上がる南西の強風。

こういう時は光合成なんかできなくてもいいから

真っ暗な物置小屋に取り込んで避難!

え?明るい玄関や室内の窓辺の方がいいんじゃないかですって?

そんな事したら光を欲しがって株が曲がってしまうでしょう。

そうすると株の重心がずれて、まっすぐな立ち姿にならない・・・

いや、見た目の問題ではなくて、そんな些細な事でも暑くて脱水した時に

根元の細胞に負担が掛かり、もし細胞が潰れでもしたら

あっというまにそこから軟腐病になって枯れてしまいます。

暖地でのアツモリ栽培は、じつはこの時期に成否が掛かっているのです。

 

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