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2015年8月

池の晩夏2015

Ike2015banka

 

8月が終わるんですね。

しかし気分はなんだか9月が終わるような感じ・・・(笑;)

それもそのはず、ここんとこ気温が10月並みの日が続いています。

思えば狂った夏でした。7月下旬から8月初めに掛けてのあの連続的猛暑!

しかもその間まったく雨が降らない!!

お盆前後は暑いなりにもまあこんなもんだろ~と思っていたら、

今度はダブル台風を境に低温&雨天曇天続き・・・梅雨みたいです。

10日~二週間単位でお天気が・・・というより、気候が変わる感じですね。

大丈夫か日本、大丈夫か地球・・・とか思っちゃいますって。

庭の生き物たちを見ていても妙だなと思う事がいろいろありました。

前回、今年は3年ぶりにマユタテアカネが多い事を書きましたが、

このマユタテアカネだけではなく、今年は3年ぶりに多い昆虫がいろいろ。

ミドリシジミ、ツマグロヒョウモン、ジャコウアゲハ、

ミンミンゼミ、クツワムシ、ヒメクロイラガ・・・

ジャコウアゲハは多分食草のウマノスズクサが前回の発生で喰い尽くされた

ダメージからようやく今年立ち直ったからだと思われますし、

ミンミンゼミは7~8年前の発生数、産卵数が多かった事が考えられます。

まあ、原因はそれそれなのでしょうけれど、とにかく多かったです。

逆に少なかったものもいます。

コアオハナムグリ、ベニカミキリ、イチモンジチョウ、クロカナブン・・・

何で少なかったのか・・・たまたまかもしれません。

しかし、こうも天候がおかしいと、つい重ねて見てしまいます。

仕事部屋から俯瞰する池の景色は例年の8月とそう変わりませんが、

来年はここからどう変化するのか

ちょっと気掛かりな夏の終わりでした。

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3年ぶりに多い

Mayutate_osu1508

 

ナツアカネのオスが腹部を赤く染め、

もう少ししたらきっとアキアカネも加わる筈です。

ノシメトンボも森から池の周りに帰って来ました。

さらにあと2種、マイコアカネとマユタテアカネが加わって、

さくら上池のアカトンボはフルメンバーとなります。

ここ2年、マイコアカネに対して

マユタテアカネの数が非常に少なかったのですが、今年は逆転。

マユタテアカネが今日現在一番多いアカトンボになっています。

上の写真はマユタテアカネのオス。

アキアカネやナツアカネよりひと回り小さく、顔に鼻穴みたいな黒点が2つ、

この黒点が「眉立て」の由来です。

下は・・・翅の先端が黒いですが、ノシメトンボじゃありませんよ。

マユタテアカネのメスです。

マユタテアカネのメスには、こうして翅の先端が黒い個体が出現します。

オス同様、黒くないメスもたくさんいます。

それにしても、台風を境にいきなり気温が低め傾向に急転し

にわかに秋の気配が濃くなりました。

でも、まだ8月なんですよね~(笑)

 

Mayutate_mesu1508

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体格差

庭のあちこちにジョロウグモが目立って来ました。

大体どの巣にもメスとオスが同居しています。

秋の繁殖期直前ともなると、一つの巣に複数のオスを従えたメスが

成熟して真っ赤に染まったお尻を上にしてデンと構えていますが、

この時期だとどの巣にもオスはまだ1匹、

もしくは成長が遅れ気味のメスではまだオスが見当たらなかったりします。

メスの体長(脚を含まないあくまでも胴体の長さ)は20~25ミリ、

オスは13~19ミリ程度。数字にすると結構な差ですが、

これでもこの時期、メスとオスの体格差が最も縮まっていると思います。

ここから先、メスはエサを貪り産卵に向けてもっともっと大きくなりますが、

オスは大体このあたりで打ち止め。

秋もたけなわの繁殖期には、体格差は倍近くにまでひろがります。

秋の空の下、かかあ天下なひとつ網の上で

命を燃やすジョロウグモたちです。

 

Jorou_pair1508

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ヒガンバナ咲いた

台風15号が九州を直撃しています。

雨も風もスゴいみたいで、被害が出ないと良いのですが・・・

昨日は石垣島が大変でした。

風速71メートルなんて、ちょっと考えられないような暴風です。

今後は2年前フィリピンを襲ったような台風が、

ひょっとすると日本にやって来るというのも、本当なのかもしれませんね。

こちらは台風に引っ張り込まれる湿った空気のせいで

今週はずっとぐずつき気味のようです。

今日も朝からさえない空模様ですが、

そんな中、庭で今年最初のヒガンバナが咲きました。

ちょっと早いなあ・・・(笑)

でも、一昨日環境学習事業で霞ケ浦に船で出た時も

まだ頭が黒い夏羽のユリカモメが5~6羽の群れになって

船を取り巻いていたし、

今年は秋の訪れが割合ハッキリしていて早いのかもしれませんよ。

やっと暑さに慣れた体には、今日の気温は低過ぎて

朝なんか鳥肌が立ってしまいました。

最高気温は9月下旬並みの24℃でしたし、今朝は19.5℃まで下がりました。

いくらなんでも極端ですよねー(笑)

 

Higanbana150825

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遥かダブル台風

Yugure150823

 

台風15号に16号、どちらも強いですね。

昨夜からおかしな風が吹いていた当地は、

今日は晴れたけど北東の風がどこか涼しかったです。

台風に向かって北側の空気が流れ込んでいるのでしょう。

まるで秋風でした。

夕方、西の空が真っ暗になりました。

雲は高い所、中くらいのところ、低い所に分かれていて

少しずつ動きが違っていました。

普段なら青空をバックに漂っていそうなちぎれ雲が、

黒い雲をバックに西へ流れて行きます。

その高さにあるはずの太陽は完全に遮られ、

高い所の雲の隙間が僅かにその存在を感じさせています。

いかにもこれからひと波乱ありそうな気配・・・

台風の被害が無い事を祈りましょう。

 

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爆発的発生

Tsumaguroyochu1508

 

今年はチョウが少ないと言い続けて来たのですが、

唯一例外的にたくさんいるのがムラサキツバメ。

朝と夕方には家の周りを複数の個体がびゅんびゅん鬼ごっこしています。

そしてさらに2種類、やたら幼虫を見かけるようになりました。

上の写真のツマグロヒョウモンと下の写真のナガサキアゲハです。

5月以降、成虫もチラチラ見かけてはいたんですが、

ここへきて大繁殖。

もちろん例によって相当数が捕食淘汰されてしまうんでしょうけど

あとひと月からひと月半もすれば

庭で羽化した成虫を見ることができそうです。

それにしても、ムラサキツバメ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ・・・

どのチョウも10年前には当地で見かけなかったチョウたちです。

いわゆる北上蝶ってヤツ。

自然は確実に変化していますね。

これが人間活動がもたらした変化なのだとしたら、

私たちの今後も今までと同じではないかもしれません。

そろそろ本気で考える最後のチャンスなのかなあ・・・

 

Nagasakiyochu1508

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庭の夏コガネ

Aodougane1508

 

庭のあちこちで7月からコガネムシが増えて来ます。

初めはそれなりにすばしこかったり、かくれ上手だったりするのですが

8月後半あたりになると彼等にも疲れが見え始め、

わりとだらしない格好でそのへんに無造作にいるので

自然と撮影する機会も増えて来ます。

上の写真はアオドウガネ。

庭コガネの中では安定したソリッドカラーのボディをもち

カナブンのような光沢は無いものの、緑色がきれいなコガネムシです。

いろんな葉っぱで見かけますが、

お盆からこっちはミソハギの花がお気に入りらしく、ここで毎日見かけます。

下はサクラコガネ。

今年、特に多いと感じます。とにかくいます。

きれいな金属光沢がきれいなコガネムシですが、

体色には個体差が多く、写真のものは黄褐色の部分が多めでしょうか。

温室の日除けシートに掴まっていますが、いかにもやる気無さそう(笑)

死んで転がっているのを引っ掛けて撮影したヤラセみたいですが、

別にそういう訳じゃありません。

 

Sakurakgane1508

 

最後はマメコガネ。庭と言わず公園と言わず、

いろんな所にたくさんいますね。特にマメ科の植物を好みます。

子供の頃、このコガネムシの胸と鞘ばねの色の違いが

アフリカのゴライアスやウガンデンシスといった

巨大ハナムグリに似ていると感じて、個人的には結構お気に入りでした。

他にも木の上に

コフキコガネやコイチャコガネがいるのですが、

なかなか高い場所から降りて来てくれないので

撮影のチャンスがありません。

幼虫に鉢物の根を食い荒らされ、いつも悔しい思いをしてはいますが、

成虫の「典型的甲虫」みたいな姿はどうしても憎めません。

顔も案外可愛いんだよなあ・・・(笑)

 

Mamekogane1508

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庭の夏草

Natsukusa1508

 

暑さ続きで花も少ない真夏の庭ですが

いわゆる雑草系は元気なものです。

我が家ではビオトープの性質上、外来種以外の雑草は

よほど邪魔でない限り抜きません。

っていうか、こういう草たちの小さな花というのは

それぞれに個性があってかわいいものだと思います。

今日は温室の周りの足元に咲いていた何種類かを撮影してみたので

まとめてアップしました。

左上の真っ青はツユクサ。よくみるとどの花も

2枚の目立つ花弁のうち、左の一枚に花粉が付いていました。

開く前の重なった状態では、左の花弁が内側になるので

葯に触って花粉が付いちゃうみたいですね。

右上はフウロソウ科の薬草ゲンノショウコ。

もっとも身近に見られる日本のワイルドゼラニウムですね。

じつはこの株は東京都西部で採取した種子からの実生株です。

このような濃いピンクのゲンノショウコは南関東より西に多く、

本来当地でみられるゲンノショウコはほとんど白花です。

左下はキツネノマゴ。

小さな小さな花ですが

ピンクの濃淡で表現された唇弁の模様がとてもきれいです。

蜜量が多いのかこんなちいさな花でもチョウたちはよくやって来ます。

右下の黄色いのはカワラケツメイ。

マメ科ですが、マメ科特有のいわゆる蝶型花ではありません。

ヘンな和名ですが、これは「川原に生える決明」という意味で、

決明とは漢方で知られるエビスグサの漢名で、

これを生薬にしたものが決明子( ケツメイシ)。

そんなヒッピホップ系のグループがいましたね。

我が家のカワラケツメイは植えたものではなく、

いつの間にか水路の畔に群生していました。

じつはこの植物は全国的に減っていて、そのアオリをくらって

これを食草とするツマグロキチョウも激減しているとか。

ツマグロキチョウが困らんように大事にしていますが、

かのチョウは今のところまだ姿を見せておりません。

庭のちっちゃい花たち、まだまだいろいろあるので、

また機会があったらアップしてみようと思います。

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既に風格あり

今年も筑波ふれあいの里の又次沢に、もう何度も足を運んでいます。

違う市町村や団体の環境教育事業であっても、

この場所が非常に好適であるため、フィールドとして選ばれるからです。

そして大抵の場合、夏のこの場所でのプログラムでは

又次沢で沢の生きもの探し(要するに沢遊び)が盛り込まれています。

子どもたちは冷たい沢水に触れながらいろいろな生きものを見つけます。

サワガニ、ミルンヤンマやオニヤンマのヤゴ、カワニナ、カゲロウの幼虫、

シマアメンボにヘビトンボ・・・

そしてその中にはカエルも含まれます。

ここは大抵タゴガエルかヤマアカガエルが多いのですが、

時々ヒキガエルも見つかります。

今年は写真のヒキガエルが何度も子どもたちに捕まえられて登場。

気の毒なんですが毎回同じ個体です(笑)

体長7センチ程のジュニアサイズで、おそらく昨年生まれだと思います。

子どもたちが片手でカエルのわきの下をしっかりと掴むのには

何ともちょうどいいサイズ(追笑)

掴み上げられるとグウ・グウ・クウ・クウと鳴くもんだから

子どもたちから『かわいーっ!!!』と歓声が上がります(おもに女子)

せっかく捕まえられてくれたので、その苦労に報いたく

ヒキガエルの説明を今年は熱心にやりました。

帰りがけそっと放して「お疲れさま」と声をかけると

知らん顔でのそのそと逃げるでもなくマイペースに歩き出します。

ヒキガエルとしてはまだおチビさんなんですが、

その面構えにはすでに風格が・・・

何度捕まってもだいたい同じポイントで再び見つかるので、

もうここの主になろうと決めたのかもしれません。

とにかく、この夏の一番の功労者でした。

できればまた来年もよろしくっス。先生!

 

Hiki_junia_mataji

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秋が忍び寄ってる

まだまだ暑いですが、鳴く虫の種類がだいぶ増えて来ました。

もう確実に秋は忍び寄って来ていますね。

先週末はクツワムシのガシャガシャを聞きましたし、

今日はハンノキの葉であと一回脱皮したら成虫になるな・・・という

アオマツムシを見ました。

暑いのは嫌だけど、ちょっと残念というか、まだ惜しいというか・・・

写真は水路のエキノドルスの葉上で休むハヤシノウマオイのメス・・・多分。

ハヤシノウマオイとハタケノウマオイはよく似ていて、

オスなら鳴き声で分かるのですが、メスは判別がほぼ不可能です。

でも、すぐそばのコナラの枝でオスが「スィーーーーッチョッ!」と

一生懸命アピールしているので、きっとハヤシノウマオイであろうと判断。

ハタケノウマオイは「スィーー・・・」と伸ばしませんのでね。

どうも夕方の水撒きの際にホースの水をまともに浴びせてしまったようで、

体中に水滴が付いています。ごめんよ~(笑)

これで不機嫌になってオスのアピールにも無関心なのであれば

こりゃオスにも申し訳なかったかな・・・

ついでにオスにもごめんよ~(追笑)

 

Hayashinoumao_mesu

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ぼくらの時代だ

90センチ水槽でカタツムリの飼育を開始したことを、

このブログでも何度か書きましたが、

その新しい飼育環境に移動したカタツムリは

成貝か亜成貝にまで成長した個体ばかりです。

それまでは種類毎にプラスチックの飼育ケースで管理していました。

長辺20センチ程度の「小ケース」と呼ばれる規格の飼育ケースです。

正直、ちょっと過密状態でした・・・

そこで、大きめの個体から優先的に90センチ水槽に移しました。

すると、ケース内に残されたどちらかというと小振りな個体たちに

ちょっとした異変が・・・まあ、

何となく予想していた事ではあるのですけどね。

その異変とは、残された多くの個体たちが驚くほど急成長した事。

画像はトクノシマヤマタカマイマイの幼貝です。

殻の地色がちょっと変わってるでしょう。パープル系と呼んでいます。

この色合いが好きなので、我が家のトクノシマではこの系統を

セレクトしてブリードしています。

少し前まで、この種類を1ケースに11個体入れて飼育していました。

完全に定員オーバーです。

こういう飼育状態だと、だいたい「成長する個体」と

「著しく成長が遅い個体」に二別されます。

「成長する個体」は、大きく育っていますから、

今回の移動で優先的に新環境での飼育に切り替わり、

今までの小型飼育ケースには、必然的に成長の悪い個体が残されました。

・・・すると、どうでしょう。1個体当たりのスペースに余裕ができた途端、

今まで成長の悪かった個体がググッと急成長しました。

わずか8日間で、3分の一巻き程度の急成長です。

画像の緑色の矢印は成長の早い個体と

狭苦しく同居していた時点までの殻口の位置です。

そこから先はその後の8日間の成長分。

驚くべきスピード、そして、殻の色彩までが冴えて来ています。

やはりカタツムリは充分なスペースをもって飼育すべし・・・と

実感した出来事でした。

 

Tokupurple1508

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今年の爆増種

7月31日から続いていた猛暑は、とりあえず8月7日までで一旦ストップ。

やっと一息つけそうです。

結局8日連続の猛暑日を記録した訳で、これはもちろん初記録。

昨日と今日も30℃は超えましたが、それでも随分楽に感じます。

庭の昆虫たちは以前にも書いた通り暑さで低調ですが、

この夏今までになく数が多く、

朝と夕方にやたら元気に飛び回っているチョウがいます。

それが写真のチョウ、ムラサキツバメです。

ムラサキツバメはもともと当地にはいませんでした。

ナガサキアゲハやクロコノマチョウ、ツマグロヒョウモンなどと同じ

いわゆる「北上蝶」です。

何年か前から庭で見るようになっていたのですが、

今までは1~2引きを見かける程度でした。

しかし今年は一度に10匹前後が元気に可視やクヌギの周りを飛び回り、

さかんに縄張りの主張とチェイスを繰り返しています。

夕方に活発になるその飛び方は極めて早く、

ミドリシジミなどゼフィルス類の縄張り行動とよく似ています。

とにかく落ち着き無く飛び回るので、なかなか写真が撮れません。

写真の個体は西日の当たるアラカシの枝先にとまったオス。

自慢の青紫色に輝く翅表を、西日に開いてみせています。

その姿は庭に在来のムラサキシジミにとてもよく似ていますが、

ムラサキツバメにはムラサキシジミに無い後翅の「尾状突起」があり、

この点もゼフィルスを思わせます。

大きさもムラサキシジミより気持ち大きめで、

複数の個体が高速で飛び回る鬼ごっこの様子は、なかなかの迫力。

じつは食樹や成虫越冬する生態等もムラサキシジミと似通っているので

今後、この2種が競合するのか共存するのか、興味深いところです。

 

Murasakitsubame1508

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カヌー初体験

7月下旬・・・すなはち子どもたちの夏休みがスタートした頃から

今年は観察会の仕事が目白押し。

例年野外体験行事がもっとも忙しい時期ではあるのですが、

今年は特に集中しています。

しかし野外行事もこう連日の猛暑では、さすがにげんなりしてしまいます。

とはいえ参加者の方はその都度違う訳ですから

まさかこちらが疲れた顔をしている訳にもまいりません。

お盆前までの辛抱と思い、なんとか踏ん張ってます(笑;)

昨日もこうした観察会行事だったのですが、

ちょっと変わった趣向のイベントでした。

午前中は水源を辿る登山。これはよくやるプログラムですが、

昼食を挟んで午後からはカヌーでの川下り。

つくば市から土浦市にかけての桜川中下流域、約4キロ余を

ゆっくりと漕いで下りました。

大半の参加者と同様、私自身もカヌーは未経験。

正確に言えばかなり昔、西表島でマングローブの中を移動する

カヤックツアーに一度だけ参加した事はあるのですが、

その時は並みも流れもほとんど無い場所でしたので

今回の様に川を下るのとはだいぶ違う筈です。

しかし、いざ乗ってみると操作自体は簡単で、

よく映像で見るようなぐるんと転覆して体が逆さ向きに

水面下に潜るような心配もありませんでした。

ただ、漕ぎ続けるとさすがに腕と肩はきますね~(笑)

明日、いや明後日の筋肉痛が恐ろしい・・・

桜川下流はお世辞もきれいな川戸は言えませんが、

水の上はそこそこ涼しく、陸にいる程の猛暑は感じません。

水面からの反射光もあるので、日焼けはしますけどね。

参加者の親子も、みんな頑張って全行程をクリア。

川の上から見るいつもと違った風景を楽しみながら

ちょっと新鮮な環境学習行事でした。

 

Sakuragawa150806

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納涼〜!

Tagogaeru_mataji1508

 

なんと6日!これで6日連続の猛暑日ですよ。

まだ自分で付けているここ20年の記録をひっくり返していませんが、

多分猛暑がこれほど連続したのは初めてだと思います。

しかも明日以降もまだ続きそうな勢い・・・大丈夫かな(笑;)

画像は先週末筑波山麓で行った沢の観察会で撮影したカット。

筑波山には小規模ながらいくつもの沢があり、

場所によってはツクバハコネサンショウウオみたいな固有の種類もいます。

今回の観察会を行った沢ではサンショウウオは見られませんが、

3種類のカエルが出て来ました。

これはその中野ひとつ、タゴガエルです。

筑波山では3種類のアカガエルが見られます。

この3種類は山の高さで何となく棲み分けていて、

下の方からニホンアカガエル、ヤマアカガエル、タゴガエルと

メインの種類が徐々に変わるのです。

中でもタゴガエルは沢の湧き出し部の地下で繁殖を行うので

田んぼから離れ、水域と言えば沢の流れしか無くなった上部山腹域では

見かけるアカガエルの殆どがタゴガエルです。

写真の沢は標高300メートル少し手前の場所で、水温は20.5℃。

しびれるような冷たさではありませんが、

この時期だとヒンヤリとしてかなりいい気持ちです。

筑波山はおもに固い斑レイ岩と柔らかい花崗岩でできた山ですが、

この画像で言うと底の小石は風化した花崗岩(真砂といいますね)、

大きめの石は斑レイ岩です。

透き通った水がさらさらと流れる様子が涼しげでしょ?

・・・もっとも連日の35℃超えでは、気休めにもならんかな~(笑)

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やっぱり水浴が好き

Iheya_suiyoku

 

先月20日の記事で飼育しているカタツムリの水浴びについて書きましたが、

今日はその続報。

やはりカタツムリたちは水で殻を冷やすのが大好きな様です。

その後も毎日、しかもいろんな種類でこの行動が観察されています。

上の画像はイヘヤヤマタカマイマイ。

目をたれ~んと下げて、気持ち良さそうにしていますね。

注目は殻口部分に見える小さな穴・・・呼吸口。

カタツムリはこの穴からすぐ奥の簡素な肺に空気を取り入れて呼吸します。

画像を良く見てみると、呼吸口ギリギリのところに水面が来ています。

最低限呼吸できるポジション取りをし、最大限殻を水で冷やしています。

下は白いとんがりな殻を持つアマノヤマタカマイマイ。

こちらは自慢の殻の3分の2ほどを水に浸け、横向きに静止しています。

 

Amano_suiyoku

 

最後はクマドリヤマタカマイマイ。

彼はヨコ位置で殻から出ている軟体部もできるだけ水に浸かりたい様子。

裏面からのカットなので見えませんが、

やはり呼吸口ギリギリの水位でポジションキープしています。

前にも書きましたが、

これほどどの種類も浸水冷却をやるとは思いませんでした。

おそらく自然界でもやっているのではないでしょうか?

いつかこの目で目撃してみたいものです。

 
Kumadori_suiyoku

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水路への定時注水

もう8月ですね。

梅雨入りからここまで、あっという間でした。

それにしても今日の暑かった事。

当地では久々の36.5℃を記録しました。

昨日も5℃でしたから、2日連続の猛暑日です。

こう暑いといくらムシムシしていても、水は勢いよく蒸発します。

池からの放水路も池そのものの水位が上がらないので

水は減る一方。上流側半分はとうとう水が無くなり、

湿った底泥があらわになってしまいました。

下流半分はまだ水域が存在するので水路の生き物たちは

そちらに移動してますが、このまま雨が降らないといよいよ危険なので、

夕方に10分程度、井戸の水をホースで注いでいます。

注水を開始してからだいたい3~5分で水路全体に水域が戻り、

冷たい井戸水が下流部に達します。すると面白い現象が・・・

下流部に避難していたイモリたちが、

わらわらとこぞって水路を遡って来るのです。

彼等の様子をよく見ると、

水面が戻った水路の底泥部に勢いよくアタマを突っ込んでいます。

どうやら水が戻ったことで一斉に活動を開始した

底生生物のエラミミズを食べている様です。

画像をクリックして大きく標示すると、イモリの周りに

赤い小さなモヤッとしたものが写っているのが分かるでしょうか。

これがエラミミズです。

エラミミズはイモリがパクついた事で収縮して穴に潜り込みますが、

イモリの口に入った部分はちぎれて食べられます。

しかしエラミミズは再生能力を持っているので、

全体が食べられてしまわない限り、やがて体を復元する事が出来ます。

なんだか上手く出来ていますね。

 

Imori_eramimizu

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