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成長の記録

今年は雨が多かったせいか、

いつもより庭のカタツムリの個体数が多めな感じがします。

それでも思い返せば7月の暑さと乾燥は厳しいものがありました。

今庭にいるカタツムリたちは皆、

あの猛暑とカラカラ天気を乗り越えた個体たちです。

画像は玄関先の紅梅で見かけたミスジマイマイ。

あと半巻き程度で成貝になりそうな大きめの幼貝です。

右巻き(時計回り)に成長した殻の色や模様を観察すると

成長の履歴が見て取れます。

この個体は昨年生まれで、黄色い矢印は去年ここまで成長し

越冬中に成長が止まっていた部分です。

今年の春はここからスタートしています。

次の山吹色の矢印は、7月の猛暑と乾燥で一時休眠していた際の痕跡。

この個体は巻きの中心よりの部分が、

時間経過で赤っぽい褐色に変化するクセを持っている様ですが、

ちょうどここまで色が変化している事から、

長い日数ほとんど成長しなかった事が伺えます。

あの猛暑と少雨はキツかったですもんね~。

しかし、そのあと結構スゴい勢いで成長した事がわかりますね。

オレンジ色の矢印は雨と雨の間にちょっとまとまった晴れがあった部分。

よく見るとオレンジの矢印前後には他にも同じように

成長脈がやや濃い色になっている部分があり、

夏以降一週間から10日単位でお天気が崩れた事が成長に現れています。

こんな風にカタツムリの殻には成長の軌跡が記録されています。

こうして成長を遂げたカタツムリは同じロットの卵から孵った中の

ごく少数の生き残りでもあります。

多くの苦難を乗り越えた、誇るべき成長の証ですね。

 

Misuji1509

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