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ツマグロ羽化ラッシュ

今年は数が少なめに推移しているなと思っていたツマグロヒョウモンですが、

夏の終わり頃から沢山の幼虫が目に付きはじめ、

ちょうど今蛹から羽化するピークに差し掛かっています。

画像の中には蛹のぬけがらが4つ写っていますが

これは部分的に画角を切り取っただけの事で、

この周囲にも同じような密度でぶら下がっているので

ぱっと見ただけで20近くはありそうです。

蛹が付いているのは自分が幼虫時代に葉を食べた

アリアケスミレの葉の主脈です。

スミレの株が、やはり主脈だけを残し

全体的に丸ボウズになっているのがわかるかと思います。

群がって幼虫たちが葉をむさぼる光景はすさまじいモノがありましたよ(笑)

今年同じように夏の後半から幼虫が増えたチョウがもう1種います。

それはウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハ。

これも発生する時は大量に発生するのですが、

そうするとウマノスズクサが地下の根茎を残してなくなってしまいます。

それが元のボリュームに再生するのに2~3年掛かるので

ジャコウアゲハの発生もそれとリンクして増減します。

ところでジャコウアゲハの幼虫は同じ株を食べる同胞に対して

とんでもない意地悪をします。

自分が蛹になるぐらいの大きさまで成長した幼虫は、

ウマノスズクサを根元から噛み切って上の葉をすべて枯らしてしまうのです。

やはり今年も大きく育った幼虫ガ目立ち始めたなあと思っていたら

喰いちぎられたウマノスズクサがいっぺんに枯れて

成長途中の多くの幼虫が路頭に迷っていました。

しかし、ツマグロヒョウモンはどんなに幼虫の密度が高くても、

そういう事はやらないようです。

食べる葉が無くなってうろうろしている幼虫は見ましたが、

ジャコウアゲハよりはずっと多くの個体が羽化しています。

でも、これって食草の量と個体数のバランス次第では

全員共倒れの可能性もありますよね。

生存戦略としては、一体どちらがすぐれているのでしょう。

 

Tsumaguro_nukegara

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