« 最後の1匹 | トップページ | コピックで描いてみる »

枯れ葉忍者

Akaeguriba

 

庭のクヌギの葉がいい勢いで落ちています。

庭中に降り積もるので、まとめて一角に積んでおくのですが、

すぐに片付けてもどうせまたあとからあとから落ちて来るので

もうちょっと放っておく事にしました。

こうして一面に積もった枯れ葉をかき回すと、いろんな生き物に出会えます。

その多くは本格的な越冬場所に向かう途中の昆虫や、カナヘビ、カエル

ですが、中にはこのまま枯れ葉にくっ付いたり潜り込んだりして

春までの間じっと過ごす種類もいます。

そういう種類の生き物たちは枯れ葉が丸まってできた空間を巧みに利用したり

自分の身を枯れ葉に擬態して器用に隠れたりします。

上の写真は後者の代表例。

アカエグリバというヤガ科のガなのですが、

一体どこにいるかわかりますか?

答えは中央の小振りな枯れ葉・・・に見えるのがそれ。

この場合、周囲の落ち葉が大きなクヌギの枯れ葉なので比較的簡単でした。

周囲の落ち葉がもう少し小さかったり、

いろんなサイズの落ち葉が混ざっている状況であれば、

おそらく私も気が付かなかったと思います。

ガらしい体つきが少し分かるように向きを変えて撮影したのが下のカット。

どうでしょう、これだと複眼や脚、触角も判別できますね。

それにしても色や模様、質感まで、よく化けたものです。

ちなみに、このカットを撮影するために止まっている枯れ葉ごと

相当いじくり回しましたが、アカエグリバは微動だにしませんでした。

「だまし」のもう一つの究極テクニックは

どんなにコワくても焦っても決して動かざる事。

逆に少々目立っていても、動かなければ捕食者は手(口)を出しません。

これは喰う・喰われるの関係の中で、

かなり高確率で成立しているルールの様です。

 

Akaeguriba_up

|

« 最後の1匹 | トップページ | コピックで描いてみる »

庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/62656253

この記事へのトラックバック一覧です: 枯れ葉忍者:

« 最後の1匹 | トップページ | コピックで描いてみる »