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2015年12月

2015年、暮れました

Genkansouji

 

薄い雲が多めながらも穏やかに晴れた大晦日、

気温も高めで大掃除がちょっと楽かな・・・

例年通り最後は玄関のたたきにワックス掛けをして締めくくりました。

みなさん今年はどうでしたか?

私はそうですねー・・・なんだかやたら忙しかったです。

忙しい分大繁盛・・・とは行きませんでしたが、

もしかするとほんの少しだけ景気が上向いたのかもしれません。

本当にもしかすると・・・ぐらいの微妙な感じですが(笑;)

良い事も悪い事も普通にありました。

だから特に「いい年でした~」って感想はありませんが、

まあ家族共々健康面で一切何の問題も無かったのは良い事でした。

しかし、やはり今年もいろんな気象災害がありましたね。

春の(特に北日本の)高温、7月~8月前半の猛暑と少雨、

筋状積乱雲がもたらした長時間降り止まぬ大雨、

やけにあっさりと引いた残暑、10月以降の多雨と暖冬傾向・・・

9月に発生した常総市の堤防決壊による浸水被害はショッキングでした。

気候変動、異常気象の動きには

なかなか歯止めが掛からないでしょうから、残念ながら来年も

どこで何が起きるか分からない・・・というのは確かな様です。

まあ、良い年を迎えたいこんな時期にやたら気に病んでも仕方ありませんが、

緊急時の備えだけは考えたり、話し合ったりした方が良さそうです。

あ、そうそう、ここへ来て良い事もありました。

灯油とガソリンが安くなりましたー(笑)

お正月を控えてちょっと上がったりするかと覚悟していたのですが、

逆にまたちょっと下がりましたね。

まあ・・・化石燃料ですけど(笑;)

ブログの方は後半、更新状況がぐだぐだになってしまいました。

更新するためのちょっとした時間がとれないまま

アップしたかったカットがいくつも時期を逸してお蔵入りでした。

来年こそは・・・と言いたいところですが

どうもこの状況は暫く続いてしまいそうです。

それでも来ていただいた皆様、コメントを下さった皆様、

本当に有り難うございました。

どうぞ良い新年を御迎え下さい!

 

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大物ゲット!

前々回に続き庭の野鳥です。

エナガやメジロと一緒に登場したシジュウカラくん。

スダジイの枝のしげみにガサッと飛び込んだと思ったら

何かくわえて出て来ました。

よく見るとどうやら越冬中のアオクサカメムシの成虫。

このカメムシは越冬中もきれいな若草色をしているのでよく目立ちます。

だからあえて冬も緑のスダジイのしげみに身を隠していたのでしょうけど

シジュウカラの鋭い探索眼から逃れる事は出来なかったようです。

シジュウカラにしてみれば、

枯れ枝や冬芽で越冬している小昆虫しか手に入らない時期に

思わぬ大物をゲットできました。

このあとシジュウカラはカメムシをくわえたまま飛び去りましたが、

シジュウカラのおちょぼ口にあの大きなカメムシがおさまるのか

ちょっと心配になりました(笑)

 

Shijuukara1512_2

 

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今年最後のお出かけ

今日は朝からお出かけ。今年最終のドライブになりそうです。

行き先は上のお隣福島県のスパリゾートハワイアンズ。

目的は温泉のお風呂とイタリアンバイキングです。

施設内で頻繁に移動する際、身軽にしたいので荷物を絞りました。

なので画像はなしです(笑)

このところ年末にしては気温が高めの日が続いていますが、

今日は乾いた冷たい北風がやや強いので

体感的には久々に寒かったです。

もちろん温泉で温まったのでへっちゃらですが、

露天風呂は湯気が北風で急激に冷やされるので、

そこら中真っ白な中を太陽光が乱反射してホワイトアウト状態でした(笑)

お昼のバイキングはいつも行くステージそばのレストランではなく、

プールから大浴場へ移動する途中にあるイタリアンレストランでした。

価格はちょい高めですが騒音が少なくて明るい店内だったので

思ったよりくつろげました。

一服したらもうひと風呂浴びて退散。

帰りがけに北茨城の海産物販売店で年越しの魚介類を仕入れて帰宅。

今年はなんでもちょっと値段が高めな感じでした。

我が家は毎年複数回スパリゾートハワイアンズに出掛けます。

これは家人が株を持っていたために受けられる株主優待おかげなのですが

家人は先頃株を手放してしまったので、とりあえず今回が最後・・・

息子と二人で「また株買ってや~」とたき付けながらの家路でした。

 

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秘密のごちポイント

庭の一角で落ち葉をガサガサあさっていたシロハラくん。

こちらの撮影の気配に気付いて、一瞬振り向きました。

シロハラはなかなか区別ポイントが無いので、個体識別は難しいのですが

この位置にまっすぐやって来てエノキの根元の落ち葉をひっくり返すのは

お馴染みの行動パターンです。

多分、同じ個体なんじゃないかと思っています。

このシロハラがいる場所のエノキは、

それ程大きい木ではないのですが、毎年必ずゴマダラチョウが産卵します。

夏生まれの幼虫は秋までに一定の大きさに成長し、

エノキが落葉する事には根元の落ち葉にくっ付いて越冬します。

シロハラはその事をちゃんと知っていて、幼虫を狙って現れるのです。

シロハラはほぼ毎日姿を見せますが、

いつもゴマダラチョウの幼虫が見つかるという訳ではないようで、

春になると難を逃れた数匹のゴマダラチョウの幼虫が

エノキの若葉に見られます。

しかし、シロハラのこの行動は相当の捕食圧になっているでしょうね。

ツグミも同じような事をやりますが、シロハラやツグミが個体ごとに

こうしたごちポイントを持っているのだとしたら、

ゴマダラチョウや同様の越冬形体をとるオオムラサキには大変な脅威です。

外来のアカボシゴマダラだけを選択的に食べてくれれば

上手い具合に行くのですけどね・・・(笑)

 

Shirohara1512

 

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ゆずは今年も豊作

Hanayuzu1512

 

昨日は冬至でしたね。

まだまだ長い夜の日々は続きますが、

ここまで来ると日没自体はちょっとずつ早くなり始めています。

でも、その分以上に日の出も遅くなっているので、

やっぱり冬至近辺はもっとも昼間が短くなります。

我が家は今年も庭の花柚子で柚子湯を楽しみました。

昨年は花柚子の実が豊作で、お風呂や料理に使っただけでなく

初の柚子マーマレードも作る事が出来ました。

その翌年に当たりますから、今年はあまり実がならないだろうと

ほとんど期待していなかったのですが、良い方に裏切られました。

ちゃんと数えていませんが、昨年よりもずっと沢山なっています。

結実が分かった直後にかなり摘果したのですけどね~・・・大豊作!

ご近所や身内に配った後、今年もマーマレードづくりに挑戦。

お正月に駅伝でも見ながらストーブでことこと煮込みましょうかね。

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クールだ!!

Kanimushi01

 

先日環境調査中に、久し振りに興奮する生き物に出会いました。

上の写真の生物・・・カニムシといいます。

あれた見づらい画像ですみません。こいつ、何しろチッさいんです。

この個体でだいたい2ミリ足らず(笑;)

カニムシは鋏角亜門蜘蛛綱カニムシ目の生物。

もちろんカニムシというのはざっくりとした総称で、

正確には種ごとに○○カニムシ・・・と付いているのですが、

私にはちょっとそこまでは分かりません。とにかくカニムシです(笑)

カッコいいでしょ。よく「尻尾の無いサソリ」と表現されますが、

まさにそんな感じですよね。まあ2ミリ足らずですが・・・

ちなみにサソリは鋏角亜門蜘蛛綱サソリ目の生物。

近いと言えばかなり近い関係です。

カニムシには沢山の種類がいて、

種ごとに樹皮下や落ち葉の堆積、朽木、磯の岩など好む環境が異なります。

捕食性で、ダニやトビムシをよく食べますが、

自分よりずっと大きな昆虫を捕らえることもあります。

種類によるようですが、ハサミに毒を出す突起があって、

獲物の動きを鈍らせる効果があるみたいです。

カニムシ自体はそれほど珍しい生き物ではないので、

本気で探せばそれなりに見つかる筈ですが、

出会ったのは本当に久し振り。

生態を見たい、撮影もしたいと気持ちがはやり、

飼育できるかもわからぬままに家に連れ帰ってしまったのですが、

カタツムリ(キセルガイ)の飼育容器に発生するトビムシを

マットごと入れてやるとそれを食べているようです。

それにしても、

ハサミがあるというだけでどうしてこうもカッコいいんだろう・・・

クールすぎる!!

2ミリ足らずですけど・・・

 

Kanimushi02

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続・水浴びが好き

90センチの大きな水槽に水を張った環境をセットして

カタツムリの飼育を始めてから4ヶ月。

一番驚いたのがカタツムリの水浴びだったことは既に何度か書いていますが、

当初水浴びを頻繁にやる種類は樹上性のものが中心でした。

その後も経過を観察していますが、

環境に慣れたのかどうか、他の種類も水浴びをする事がわかりました。

Misuji_mizuabi

上は大きなミスジマイマイ。

10月16日のブログで水を飲んでいる様子をお伝えした個体です。

この撮影画像も少し前のものなので、

砂利がサンゴ砂でなく大磯砂になっています。

奥の方の隅っこなので写真が上手く撮れませんでしたが、

呼吸口の位置ギリギリまで殻を水に浸し、

さらに軟体部も浸かりたいご様子。

下は汎世界的普通種のオナジマイマイ。

こちらはポンプのシャワー口の一番先端の流水を殻に浴びせる

「打たせ湯」方式。殻に当たって水が軟体部の方にまで流れていますが、

器用に表面張力で呼吸口への浸水を防いでいます。

この撮影画像は少し前のものなので、

砂利がサンゴ砂でなく大磯砂になっています。

 
Onaji_mizuabi
 
Uraki_mizuabi
 

こちらはもともとよく水浴びする種類だったウラキヤマタカマイマイ。

この個体は今水から上がって来たところで、今まで水の中に・・・というか、

水槽の底の部分まで潜水していました。

息の続く限り水中に留まり、サッパリした顔で上がって来ました。

はじめのうちはここまではやらなかったのですが、

ついにこんな事をする個体も現れ始めました。

見ていて飽きない連中だー・・・

うっかりすると一時間位見ている自分に気付いて苦笑いです(笑;)

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撮って撮って

今日はドンヨリのお天気ですが、

昨日はおだやかに晴れて気温が18°にまで達しました。

風が無い分、23℃に達した先週の金曜(12/11)よりうららかです。

陽気に誘われパタパタと現れたルリタテハが、

玄関の壁にとまって日なたボッコを始めました。

きれいな個体だったので撮影しようと、

カメラを持ち出して注意深く近寄ったのですが、

そんなこちらの緊張をよそに逃げるそぶりもせずに堂々と止まったままです。

それどころか、ファインダーを覗く私に、

「撮って撮って!」と言わんばかりに首をかしげてポーズをとる始末・・・

人間だったらスマホで自撮りしまくるタイプだな~(笑)

 

Ruritateha_1512

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つむり飼育冬仕様

Tsumuri_90_fuyu

 

夏からカタツムリを90センチ水槽で管理していますが、

さすがに師走ともなると空気が乾燥して来るので

この飼育法では温度が保てていても、

乾燥が原因でカタツムリたちの活性が下がります。

そこで上部のメッシュさし枠部分を

プチプチシートで簡単にくるんでみました。

元々「カタツムリ飼育では空気の出入りが自由であることが肝要」という

ポリシーのもとに行っている飼育法ですから

細かい目張りなど一切せず、これでも結構隙間がある状態です。

ですから保温性は低いですが、飼育槽内の空気の乾燥はかなり緩和されます。

様子を見ていると案の定、

乾燥を嫌って活動を停止していたほとんどの種類が数時間で活動を開始。

思い思いにエサを食べたり水を飲んだりしています。

これでしばらく様子を見ますが、これからまだまだ寒くなります。

家の中ですから気温で10°を下回る事はほとんど無いでしょうが、

沖縄の種類はちょっと気温的にきびしくなるかもしれません。

ヒーターで水を温めれば気温の問題もクリアできそうですが、

それだとちょっと蒸れそうな気がします。

やはりこのまま様子を見つつ、沖縄の種類に関しては

柔軟にプラケース飼育に戻す必要があるかもしれません。

しかし、この水張り飼育法、ここまでは本当に予想以上に良好でした。

特に樹上種の飼育で効果的だと感じています。

産卵させたい時は、ここにミズゴケを入れたガラスの容器を置いてあげると

産卵したい個体が随時産卵してくれます。

冬仕様では植物を2種類いれています。

1種類は鉢植えのモンステラ。

まだ小さい株なので特徴的は「穴空きの葉っぱ」になっていませんが、

水槽のキャパ的には倍位まで育ってもどうにかおさまりそうです。

丈夫な観葉植物ですから、まあちっと位カタツムリに齧られてもいいや。

てな感じです。

もう1種類ホテイアオイ。

この植物は庭や生物飼育でなにかと便利な植物なのですが、

外では寒さで枯れてしまうので、株の保持管理という意味で導入しました。

おそらく水質保全に一役買ってくれると思います。

モンステラよりむしろこっちの方が齧られてしまうかもしれませんね。

水面に浮かぶ島状に存在していますが、

器用なカタツムリは楽しそうに渡り歩いています(笑)

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紅一点でした

2015momiji01

 

庭のあちこちに小さいモミジがあります。

植えたのではなく、実生で出て来たものばかり。

いつかきれいな紅葉を見せてくれるだろうと中低木扱いで

そのまま生やしてあるのですが、

それらが大きいもので1.5~2メートル程になりました。

今年もあちこちから紅葉の便りが届いて来るし、

これはうちでも楽しめるだろうと期待していたのですが、

最低気温が下がらないせいだかなんだか、

ロクに紅くも黄色くもならずにあえなく落葉。

本来なら紅葉しやすいと言われている筈の日当りが良い場所のモミジほど

あっさり終わってしまってガッカリです。

そんな中、庭の北東角の窪地・・・通称マイマイ谷にある

じつに日照条件の悪い1本だけが、見事に紅葉らしい色を見せてくれました。

たった1本ですが目立ってます。非常に嬉しい!可愛い!

でも、可愛がって肥料をあげたりしたら

そのせいで来年紅葉しなかったりしそうなので、

そっとお礼だけ言って見守ります(笑)

 

2015momiji02

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美女と呼ばれし蜘蛛

すんごい風でしたー!

降った雨が乾いてしまい、場所によっては早くも埃っぽくなっています。

びっくらこいたのは気温で、23℃に達しました。

県内の最高はつくばで24.4℃。

12月だよ!!もうちょっとで夏日やんか(笑)

午後のデッキ窓の網戸に

風に吹き飛ばされて来た珍しいお客さんを発見。

アオオニグモと並んで美しいオニグモ、その名もビジョオニグモ。

スゴいですよね、も個体差とか関係なく全部「美女」。

オスの立場はどうなるんだ(笑)

幸い?今回の個体はメスでした。

この時期なので多少体の活性が落ちて緑色が鮮明ではありませんが、

それでも美女さん独特の緑・オレンジ・白・紺色・黒が美しいです。

庭にいるのは知っていたのですが、

樹の少し高いところに日明け目に網を張る種類なので

アオオニグモ同様、見かけるチャンスはそう多くありません。

強い南風のせいで、くっ付いていたくクヌギの葉っぱごと

飛ばされて来たのでしょう。

クヌギの木に戻してあげようかとも思ったのですが、

人が余計な手を貸して、返って鳥にでも見つかってしまったら可哀想なので

今後の身の振り方は彼女自身に任せる事にしました。

用心深い蜘蛛ですから、きっと上手い事身の置き場を見つける事でしょう。

 

Bijoonigumo1512

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描いてみたさ・・・

002_72

 

先日ちらっとアップした妖精さんのイラスト、

その後一応完成をみました。

なんか恥ずかしいからアップするのはやめようと思ったのですが、

まあブログは自分の記録的な意味合いもあるのでちょい貼り(笑)

派手だわ~(追笑;)

「次の風で行こう!」てなシチュエーションです。

テーマがテーマなだけに青空バックなんですが、

すっげーどぎついコバルトブルーになってしまった。

最初はもっと薄い空色にしたのですけど、

それだとタンポポの綿毛が今イチなんですよねー。

なんて言うか、寒いこの時期に見ても全くピンと来ない絵ですね。

それにしても本当にコピックは発色が良い。

いろいろ制約もありますけどこれは便利な画材です。

絵のタッチもコミック系だし、私の塗り方がいけないのでしょうけど

妙にアニメチック・・・精進します。

じつはサブカルチャー寄りの妖精は少し前にも描いていて、

その時はもうちょっと大人っぽいタッチのキャラに水彩で着色しました。

それが下のヤツです。

「パンキッシュフェアリー」

コンセプト的には結構気に入っているので

こっちは多分今後もシリーズで描きます。

コピックの採用で描く-塗るが楽しくなりました。

まあ、ヘタはヘタなりに・・・(笑)

 

001mini_72

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越冬ツバメ

Murasakitsubame1512

 

・・・と言っても、鳥じゃなくてチョウチョのお話。

チョウの中には成虫で越冬する種類がいます。

特にタテハチョウの仲間が多いのですが、シジミチョウの何種類かと

私たちの身近ならシロチョウ科のキタキチョウも成虫越冬です。

こうした成虫越冬のチョウたちは、冬の間もたまに見かけることがあります。

特に気温の高い日が混じる初冬や早春の晴れた日には

日なたボッコに出て来るので遭遇率もぐっと高まります。

今日の画像のチョウはムラサキツバメ。

どちらかというと南国系のシジミチョウの一種です。

小春日和の日射しが恋しいのか、

玄関のコンシンネの鉢植えにやって来たところを撮影しました。

このチョウ、温暖化とともに北へ分布を拡げている北上蝶で、

5年前には当地では見られませんでした。

4年前からは毎年見ているのですが、

庭に定着しているかどうかはまだハッキリわかりませんでした。

ところがこの夏から秋には非常に個体数が多く、

夕方になると我が家の周りを敏捷に飛び回り、追いかけっこをしていました。

あちこちでマイマイガが大発生していると聞いていたので

うちでも多いなあ・・・なんて思って見ていたのですが、

よく見るとそれが全てムラサキツバメでした。

「こりゃあいよいよ庭の木で発生しているな」と思ってはいたのですが、

越冬個体までいるようでは発生確定と見てよさそうですね。

庭では元々近似種のムラサキツバメが定着しています。

ムラサキツバメとムラサキシジミはとてもよく似ていますが、

ムラサキツバメの方がわずかに大型で、後翅に尾状突起があります。

ともに成虫越冬のチョウなので、翅の裏面はじみ~な枯れ葉色。

名前の由来であるメタリックパープルの紋は

たたんで見えない翅のオモテ面にあります。

ムラサキツバメが増えた事で、

ムラサキシジミに影響が出るのか気になるところです。

食樹はムラサキツバメがブナ科のマテバシイ、

ムラサキシジミはブナ科のカシ類と、とりあえずは競合しません。

ちなみに、昔両種を初めて見た佐賀県の神社では

どちらも毎年共存していました。

あの時は、まさか将来茨城県でこのチョウを見るとは

思ってもいませんでしたけどね・・・(笑;)

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どこの狐のお孫さんか

Kitsunenomago_sp_up

 

この花、確か以前にも一度このブログにアップしたような気がするのですが、

何年前だったかな・・・

その時にも名前がわからないままの紹介だったのですが、

結局今もって正体不明です。

温室内のしかも地面ではなく必ず鉢植えの表土から出て来て、

一年ほど育つと花を咲かせ始めます。

花の時期は不定期ですが、特に秋から初冬に掛けてよく咲くようです。

温室の中にだけ見られるのですから、熱帯由来のものなのでしょう。

花の大きさは大体野生のスミレ類と同じ位です。

花のプロポーションも一見するとスミレ風ですが、

細部に注意すると全く異なっていて、

個人的にはおそらくキツネノマゴ科ではないかと考えています。

おおむね観葉植物や蘭の苗を購入した時に紛れ込んだのでしょう。

流通の経路から侵入して来たものなら、

きっと他でも出ているのではないかと

随分ググってみたのですが、それらしい情報は見当たりませんでした。

キツネノマゴ科ではないのかな・・・

かわいい花なので、嫌いじゃないです。

しかしこぼれ種からたくさん出て来るようなので要注意です(笑)

 

Kitsunenomago_sp_2

 

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人生いつしか向かい風

Uranamishijimi01

 

枯れ葉色ばかりが目立つ初冬の草はらですが、

セイタカアワダチソウやコセンダングサが僅かに咲き残っています。

そんな寂しい景色の中に、鮮やかな青紫を見つけました。

ウラナミシジミです。

名前の由来となった波模様の裏面の画像も、下に貼り付けておきました。

ウラナミシジミは寒さが苦手な南方系のチョウで、

関東圏では房総半島や三浦半島の南端部でないと越冬する事が出来ず、

冬の寒さでもれなく死に絶えてしまいます。

それでも翌秋になるとまた関東でも東北でも、北海道でさえ見られます。

それはこのチョウが世代交代をしながら、北上を繰り返しているからです。

夏までは南からの追い風で順風満帆の人生なんですが、

秋になるといつしか向かい風に変わっているという、

何ともしんどいストーリー・・・

そんなこのチョウの生態を考える時、

いつも頭に浮かぶのが、毎年南の海から北上し、

やはり関東沿岸あたりで冬を迎えて死んでしまう鮮やかな熱帯魚たち、

いわゆる「死滅回遊魚」です。

生き様としてはウラナミシジミとよく似ていますよね。

昆虫ではウスバキトンボも同様の生態を持っています。

これらの種はみな冬を前に南へ移動する旅蝶アサギマダラとは違い、

完全な片道旅券型です。

毎年無駄な事を繰り返しているようですが、

近年は少々事情が違って来ている様です。

温暖化なのでしょうね。彼等の生き残れる終着点が少しずつ北上の傾向。

私の住んでいる北関東で、ウラナミシジミが冬を越す日が

そう遠くない将来、やって来るのかも・・・

 

Uranamishijimi02

 

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合掌

Neko151201

 

師走を迎えましたね。

あともう少しで新しい年を迎えようというここへ来て

とてもとても残念なニュース。

子どもの頃からずっとずっと大好きだった、尊敬する漫画家、

水木しげる先生が先日逝去されました。

もう本当にがっくりで言葉がありません。

93歳というお年を考えれば大往生ですが、

もっと描き続けて欲しかったという思いがどうしても拭いきれません。

妖怪にしても、戦争体験にしても、

現代を生きる私たちがいつの間にか鈍感になっているテーマだと思うのです。

特に妖怪とか妖精というのは、

私たちと自然界の見えなくなっている関係性を可視化する

ミッシングリンクのような存在に思えます。

水木先生の足元にも及びませんが、

私もこれから妖精や妖怪を確かにそこにいるものとして

描いて行きたいと思っていた矢先・・・なんだか皮肉な気がします。

それにしても最後まで現役であった事、素晴らしいと思います。

これまでの作品への感謝と哀悼の気持ちをこめて、

猫娘さんと一緒に水木先生のご冥福をお祈り申し上げます・・・合掌。

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