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素焼鉢のスリット加工

Suritto01

 

すみません。備忘録的に前回の続きです。

今回2個の7号素焼鉢を購入したのですが、急ぎ使いたいのは1個。

しかもそのためにはちょっとした加工が必要です。

この鉢に植える予定の植物の根は、水と空気の両方が大好きで、

しかもどちらも停滞しない新鮮なものを要求します。

さらに暑さが大の苦手。

素焼鉢が、水も空気もじつに良く通すという事は前回の記事で書きましたが、

今回の使い道では水を張った鉢皿をセットする「腰水栽培法」なので

鉢の持つ空隙は常に水で満たされます。

このため鉢の横腹に空気を通す穴、

そしてコンポスト内にも空気を導入するために

灌水した際の余分な水を素早く排水する穴が必要になるのです。

先述の加工とはそのためのもの。

具体的には、ディスクグラインダーと電気ドリルを使って

鉢の底部(縦スリット)、中腰部(横スリット)、上部(丸穴)です。

上の写真が加工した素焼鉢。

鉢が濡れていますよね。

この加工作業は鉢にしっかりと水を含ませた状態で行います。

乾いていると割れたりひびが入ってしまったりするので

鉢が充分濡れている事が必須です。

下は鉢の内側から見た加工穴。

外側から見るより大したことない穴でしょう。

特に大事なのが底部の縦スリットで、腰水栽培の場合

鉢皿の縁が最大水深になる訳ですが、

これよりも高い位置にスリットの上端を持って来ることで、

灌水時の排水効率が全く異なります。

さて、この鉢に一体何を植えると思います?

答えは次回の記事で・・・

 

Suritto02

 

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コメント

ぐりお様、度々失礼します。

スゴイ鉢を開発しましたね。
素焼きのスリット仕様ですか。
私は今回、北海道ホテイに挑戦ですが、テラコッタの穴が元々小さかったので
鉢底穴の周りを水で濡らして金槌と硬いキリのようなものでコツコツ広げました。

ぐりおさんの開発した素焼き鉢ですが、排水性と通気性がアップされて冷却効果絶大ですね。
いや〜探究心には恐れ入りますよ!

うちのハクサンチドリとシラネアオイはまだ大丈夫そうです。試練は夏場でしょうか。
前回の岩手産アツモリ失敗から今回は北海道ホテイですが、ぐりおさんの経験からご教示願えればありがたいですね。

投稿: シゼンカイ | 2016年5月 3日 (火) 09時48分

シゼンカイ様
この鉢は中南米のアツモリソウ亜科のラン、フラグミペディウム用に考案したものです。
フラグミの多くは土の中や表面に常に水の流れがあるような環境を好み、水と空気が常に根の周りで動いているような状態が重要なんですよ。
根が細い種類が多いアツモリソウに用いるには、まん中と上の穴は不要だと思いますが、下部のスリットはアツモリソウにも効果があると思います。ただ、素焼鉢はもともと強度の点では劣る鉢で、何もしなくても冬季の冷え込みで割れることがありますから、アツモリソウに使う場合は加工はおすすめできません。フラグミは冬季も温室管理なのでできる技なんです。

じつは、私はホテイアツモリは経験が無いんです。カマナシも。理由は単なる好みの問題です。私は普通のスペキオサムのピンク色が好きなんですよ。どうもどす黒いのは好きでないのです。でも、むか〜し昔に雑誌「趣味の山野草」(1981年6月号)に掲載されていたホテイアツモリソウは欲しいと思いました。花型が雄大で色も黒すぎず、しっかりと野性味を持った個体でした。あのタイプは今は無いですね。濃色で抱え咲きの整形花も結構ですが、出回っているものは昔より差が少なくてつまらんなあと感じてしまいます。

じつは正確に言うとカマナシは頂き物の大株を持っていたのですが、ある日、一緒に並べてあったケンタッキーエンセやレギナエとともに、鉢ごとこつ然と消えてしまいました(爆怒!)
という訳でホテイアツモリの栽培についてはお役に立てませんが、ひたすら好結果をお祈りする次第です。
ちなみに私の基本的な栽培に関しては、2010年3月31日、4月1日、4月2日に3回連続で
「買ってはいけない」というタイトルでそこそ細かく書いてある他、2012年の3月29日の記事でも触れているのでよろしかったらご覧下さい。

そうそう、先日話したクマガイソウの一見ですが、4月28日の記事でアップしています。
一度死にかけた株ですが、うまく先につながるといいなと思っています。

投稿: ぐりお | 2016年5月 4日 (水) 13時07分

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