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分けないからぁ・・・

Atsumori_ookabu

 

5月もすでに後半に突入、

栽培シプリペディウム(アツモリソウ属)たちの花もそろそろ終わり、

残る花は月末前後に咲くであろうアメリカ産のレギナエのみ。

そろそろ夏に向け、そして来年の花の花芽分化達成に向けて

株の体力づくりに入ります。

写真は今年一番「残念」だったひと鉢、

やや濃いめのローズピンクの花を咲かせるロシア産のアツモリソウ。

フラスコ出しのちっちゃな株から栽培をスタートして、

もう手元で7年経過しているお気に入りの一株なのですが、

残念ながら今年は3年ぶりに花が見られませんでした。

現段階で株の高さは30センチを超え、

1本の茎に葉は4枚から5枚、丸みを帯びて充分に出来た葉型、

本来なら充分開花サイズの株なのですが、花はひとつも付かず・・・

アツモリソウを栽培されている方ならもう原因は一目瞭然ですね。

そう、株分けを怠り、あまりにも大株にしてしまったからです。

じつはこの株は現状で10本立ち。冷涼で快適な自生地ならともかく、

関東平野の鉢栽培でこれは大きくし過ぎです。

本来ならこれを3つか4つに分けてちょうどいい位でしょう。

春先に植え替えた際に分けるべきか迷ったのですが、

芽を数えたら7本だったので、

「7本なら、大鉢でぎりぎりOKかな、今年まではこれでいこう」と

植え替えを見送って7号鉢に押し込んでしまいました。

春が来ていざ芽が出てみたらなんと10本!3本も見落とていました。

そんなバカな事があるのかと言われそうですが、じつはこの株、

ものすごく根の数が多くてしかも白いよく出来た根が密集していたんです。

大げさではなく、出前一丁を袋から取り出した位の密集感(笑)

多分見落とした3本は密集した芽の中に潜っていたのだと思います。

株分けが億劫になったのも、分けるとなるとこのみずみずしい根を

大幅に整理しなくてはならないため、気遅れしたのです。

ああ、すいませんでした。私の手抜きです・・・とアツモリソウに謝り、

せめて充分な施肥と灌水に注力していますが、

この状態で作ったのでは、おそらくまた来年の花も見られず、

来春株分けして一年作り込んでようやく花芽ができることになるので

次に咲くのは早くて2018年の春ということに・・・

手抜きの代償は、ホントいつも高くつきますよね~(泣笑)

 

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栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

ぐりおさん、おはようございます。
こちらでは、アツモリソウ栽培の貴重な話が聞けて大変参考になります。

ロシア産アツモリソウ、ローズピンクですか〜 何か聞いただけで美しい響きですね!
さぞかし花も清楚で美しいんでしょうね。
アツモリソウは産地も沢山あって興味が尽きませんね!

最近、面白いことをやりました。
アツモリ鉢の表土に芝の種を蒔きました。
目的は鉢表土の乾燥防止、地中の保湿と酸素供給ですね。
アツモリソウは山地草原に自生するということでイネ科と相性がいいのではと考え
芝の種を利用して見ました。
これが吉と出るか凶と出るか分かりませんが、ただ言えることは芝が茂った鉢はおそらく観賞にはたえらないでしょうね(笑)

個人的にはアツモリソウ栽培ほど各地、各自で工夫しながら栽培される植物はないと考えますが、ぐりおさんの風除けに水槽利用などもそうですね。

アツモリソウ栽培は奥が深いですね〜
手をかけたら必ず応えてくれるという単純な植物でなはありませんが、
それが替えって楽しめるそんな対象でしょうか。


投稿: シゼンカイ | 2016年5月18日 (水) 07時24分

シゼンカイ様こんにちは。
この花(咲けば)きれいなんですよ。
日本のアツモリソウと同じシプリペディウム・マクランスムですから
基本的には同じ花型ですが、ハッキリとしたローズピンクです。
日本のでこの色は少ないのですが、岩手の南部産で近いものを見た事があります。

でも、ロシア産だと国産では不可能な圧倒的メリットがあります。それは・・・
許可証をとらなくても堂々とヤフオクで売れるっ!(爆)
外国産は私にとって重要な資金源です(笑)

アツモリソウのコンパニオンプランツとしてイネ科のカホン類を植えるというのは
昔ちょっと話題になりましたね。グッタタム(キバナノアツモリソウ)に
有効だと言う噂を聞いたことがあります。
でも、自生地や標高200メートルのシゼンカイ様の環境ならともかく、
関東平野の私にはどう考えてもやめといた方がいい変化球かな。

普通の芝は匍匐茎が固くて強いので植え替えは相当慎重にやらないと大変ですよ。
オオアワガエリ(=キヌイトソウ)などが適しているときいたような・・・
でも、根元が蒸れると言う話もきいたような・・・(笑;)

投稿: ぐりお | 2016年5月19日 (木) 16時13分

ぐりお様、おはようございます。
ロシア産ローズピンクの花はハッキリしたピンク色ですか?
いいですね〜 濃紫色よりはスッキリして好感が持てる色です。
うちの満州産ホテイは薄ピンク色で少し物足りなかったですが、
来春もし咲くようなことがあればもう少し色がのって欲しいね。

確かに国産と違って外産アツモリは許可が要らないんでしょうね
国産と見た目変わらない外産アツモリなら売れば大きな資金源にはなりそうですね!

コンパニオンプランツ植えは吉と出るか凶と出るか全く予想もつきません。
ネットで調べる限りは誰もやってないようだし。。

抗火石鉢のカシポオキナグサが作落ちして開花しなかったのが残念でした。
あと開花を期待したいのはキンセイランとヒメサユリです。
まだじっくり観察できてませんが、ヒメサユリは草丈が30cmは超えていて
キンセイランは新葉を持ち上げていたような。

あと珍しいところではヒメユリくらい。昨年より二週間早く開花しそうです。
ところで庭にキセルガイっているもんなんですね。
カタツムリまでは想像できますが、キセルガイまでは関心がありませんでした。
庭で見かけた珍しい甲虫はオトシブミとその揺りかごくらいですね
あと昔ナナフシも見かけたことあったかな。
世界最長の虫はナナフシらしいね。
最近、中国南部で見つかった64cm?サイズの。
いや〜飛んだ姿を想像すると投げた棒切れですね(笑)

虫の世界も奥が深そうですが、子ども時代のように好奇心というか関心が少なくなりました。

投稿: シゼンカイ | 2016年5月20日 (金) 08時17分

シゼンカイ様こんばんは

そうですか。中国でそんなでっかいナナフシが・・・知りませんでした。
4センチぐらいに育ったふつうのナナフシの幼虫なら、
玄関のイチゴについてますが・・・イチゴの葉なんか食べるんですね(笑)

オトシブミにもいろんな種類がいるのですが、何の葉っぱについていたのでしょう。
うちにはエゴノキがあるので、エゴツルクビオトシブミというヤツが多いのですよ。
クリには水玉模様がかわいいゴマダラオトシブミがついていました。

それにしてもシゼンカイ様は本当に難物ばかりお持ちですね。
なんと言うか・・・恐れ入ります(笑)
私から見ると、植物も昆虫も爬虫類も野鳥も、みーんなつながっているので
ビオトープと言うくくりでは、どの部分にも目が行くのですよ。
2〜3日前から池のヘイケボタルが光り始めました。
当地はいよいよ初夏に入ります。

投稿: ぐりお | 2016年5月21日 (土) 00時43分

おはようございます。
ビオトープではありませんが、睡蓮鉢にヨシを植えてメダカを飼育してます。
今はまだメダカ以外には目が行きませんが、興味を持って観察すれば色々な生き物がいるんでしょうね。

睡蓮鉢の周囲には三寸アヤメ、カキラン、リンドウ、ドクダミなどがあります。
自然のものではなく植えたものです。

過去庭で見かけた生き物は、トカゲ、カエル、ヘビ、モグラ、コウモリ、ヤモリ、ネズミなど。
あとキツネが猫のエサを食べに来たことも(笑)

子供の頃には庭にテンが現れたり、一時期は天井裏を走り回っていました。
昔は庭で見かけたメジロを見かけなくなった。

うちの田舎で珍しい生き物と言えばオオサンショウウオですね。
昨年、近くのため池の水を抜いた時に120cmオーバーのオオサンショウウオが見つかり
話題になりました。
東広島市の豊栄町の河川にはまだオオサンショウウオが生息する環境があり
大学の研究者が来て夜間に活動するオオサンショウウオの個体調査、定点観察してるみたいです。
あと可愛い系ではアカザですね。上流の浅い小川の石の下で見かけます。
ビオトープと言えばモリアオガエルを思い浮かべますが、昔はため池で見かけましたが、
周囲の宅地開発で今はどうなったか。

植物ではエヒメアヤメですね。
赤松で有名な東広島市は松林下に大陸系のエヒメアヤメが残存しますが、
数は少ないですね。

もっと生物に関心があれば沢山の生物名を上げたいんですが、大雑把な所ではそんな感じですね

投稿: シゼンカイ | 2016年5月22日 (日) 06時57分

シゼンカイ様
返信遅くなりすみません。
そうですね〜そちらにはオオサンショウウオがいるのでしたね。
世界最大の両生類!身近にいるなんてワクワクしますね。
うちの池にはアカハライモリがいますが、こちらは小さくてかわいいもんですよ。
この時期は孵化した幼生にミジンコみたいに小さな後脚が生えて来ます。
ウーパールーパーみたいな外鰓もあいまって、不思議な風貌です。
近所にもう一カ所イモリの生息地があるのですが、水路が作り直されたりして以降、
ここ数年は姿を見ていません。
我が家にいる連中には、将来にわたる安息の地を保証してあげたいところです。
日本は狭い国ですが、自然・生態系の多様性は世界屈指。
それぞれの場所に息づいている生物たちがいつまでも変わらずに見られますように・・・

投稿: ぐりお | 2016年5月27日 (金) 18時02分

ぐりお様、こんばんは。
アカハライモリですか。
子供の頃、身近にいましたが、最近は見かけませんね。
子供の頃なので場所の記憶が曖昧ですが、浅いため池にいたような記憶があります。

オオサンショウウオですが、今日の午後3時過ぎに急に思い立ってオオサンショウウオの
野生個体を探しに少し田舎へ入りました。
結論から言うと二匹いました。
一匹は70cm以上、もう一匹は90cm以上はあったでしょうか。
川幅は3,4m、水深50cmくらいで竹や杉、雑木に覆われた上流域で見つけました。

一匹は浅瀬でじっとして動かず、別の場所の一匹は水底を滑るように移動してましたね。
ここは知る人ぞ知る生息地なので気長に待てば観察できる場所ですが、いきなり労せず
見つかったので幸運でした。

3000万年前から姿を変えず里山の渓流で人の暮らしと調和を保ち今日まであの巨体で生き残ったことに畏敬の念をおぼえます。
今日は感動した一日になりました。

投稿: シゼンカイ | 2016年5月28日 (土) 18時32分

シゼンカイ様
すごいですね。行けば会えちゃうなんて(笑)
フラッと出かけて遭遇できるもの、というイメージじゃないですから・・・(汗)

ただ、聞いた話でちょっと気になっているのは、多くのオオサンショウウオの生息地で
ペットとして輸入され、その後放流された中国産個体との
交雑が起きているようだとの事。もともと同じ種類ですもんね。
日本のより大型の中国産と掛け合わされると簡単に巨大になるそうで。
純国産の遺伝子系統では60〜70センチあたりが標準的なマックスで
それを超えるものはまれにしかいないと聞いたのですが・・・大丈夫かな?(笑;)
近畿のニホンザルもほぼアカゲザルと混じっちゃったらしいですし、
人間って、ろくなことしないですよね。

それにしても、お近くにオオサンショウウオが生息できる環境があるのは事実なのですから
これはもう羨ましい限りです。
あれだけ大型の両生類、肺が単純で皮膚呼吸率が高いですから、
水温がそこそこ低くて溶存酸素たっぷりの清潔な水が流れている必要がありますね。
それを叶える自然が残っているのですね。素晴らしいです。

投稿: ぐりお | 2016年5月28日 (土) 19時03分

ぐりお様、こんばんは
ここのオオサンショウウオ生息地の野生個体は遺伝子解析の結果国産ということらしいですね。
広島大学、動物園、保護団体等が協力し研究している場所の一つなので間違いはないと思いますが、京都辺りの川に生息する個体は中国産個体との交雑種も見られるそうです。

地元農家のお年寄りの話ではオオサンショウウオは子供の頃から良く見かけ決して珍しいものではなかったと言ってましたね。
また河川改修やら護岸工事で昔ほど見かけなくなったが、まだ居るところには居ると。
今日は農家の方にオオサンショウウオの縄張りポイントを幾つか教えてもらえたので労せず見つかりました。

オオサンショウウオは自分が小学生の頃、学内の水槽で飼育されてたくらいなので
普通に地元の渓流に居たのかもしれませんね。


投稿: シゼンカイ | 2016年5月28日 (土) 20時09分

シゼンカイ様
おお、そうでしたか。純日本産の個体群が守られているのですね。
これはますます素晴らしい!
しかし、オオサンショウウオというのは、なぜあれだけが
あそこまで大きいのでしょうかね。
他のサンショウウオは15センチを超えるようなものは見当たりませんよね。
中間がいない・・・
他のサンショウウオはカエルみたいに眼が大きくて視覚に頼るウエイトが高そうなのに
オオサンショウウオは極端に眼が退化傾向・・・
つくづく不思議な生き物だと思います。

投稿: ぐりお | 2016年5月30日 (月) 23時47分

ぐりお様、おはようございます。
実はオオサンショウウオに関心を持ったのはつい最近、二週間くらい前からですね(笑)
子供の時以来、いつか偶然逢えればいいな〜から、今すぐに会って見たいに変わりました。

地元で何か面白いことはないかと探していたらオオサンショウウオがありましたね!
生きた化石とか言われながらあまり関心を寄せなかった。
でも、よくよく考えたら世界最大の両生類が自宅から二十数キロの場所に棲んで繁殖までしている。これは本当に凄いことですよね。

でも悲しいかな。実際に現物を見てもネットで散々画像を見てたし水族館、動物園でも見たことがあったので、そこまでの感動はなかった(泣)

しかし、この程度の小河川であの巨大な生き物が太古から生き延びて来た理由が分からず困惑しますね。
広島県の帝釈峡という観光地の売店の店先で、オオサンショウウオが全長より少し大きいサイズの水槽で半世紀以上にも渡り今でも飼育されています。
それを見て思うのは、彼らはエネルギー消費がとてつもなく低い生き物だということですね。
普通ではあり得ない話ですよね。餌も一日に魚二匹程度。。
彼らがあまり動かなくても動けなくても生きていけるらしいことは分かりましたが、
あの巨体の説明がつきません。

あくまでも推測ではありますが、単純に恐竜がいた頃の太古の原始的な遺伝子をそのまま引き継いで生き延びてきたということでしょうか。

投稿: シゼンカイ | 2016年5月31日 (火) 07時49分

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