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2016年6月

池の初夏2016

Ike2016shoka

 

初夏を迎え、庭の木々が圧倒的なボリューム感で茂っています。

窓の外は緑一色。その緑色も日一日と濃く艶やかになり

木々は来るべき夏本番に備えている感じ。

今年は3年ぶりにジャコウアゲハが大発生。

今第二化の成虫が盛んに舞い飛んでいます。

まだ殆どがオスで、これからメスがふえて来るはずです。

ノハナショウブ、シモツケソウ、ホタルブクロ、コウホネなど、

初夏を告げる花々も咲いているのですが、

小さく写っているのでよく分からないですね(笑)

池の中の出来事をちょっとお知らせ・・・じつは、この春先、

池の中のゼニタナゴとモツゴがほとんどいなくなりました。

いっぺんにです。長くなるので単刀直入に書くと、私の留守中に

誰かに複数のセルビンを入れられて採られてしまった様です。

メダカやドジョウなど、セルビンに入らない魚は特に変化無く残っています。

池の畔近くに定位していたゼニタナゴの稚魚が入っているドブガイも

全部持ち去られてしまいました。

あとには絶対に侵入を許していなかったアメリカセンダングサの発芽が・・・

多分侵入者の靴や道具に種子がついていたのでしょう。

有り難くない置き土産です。

ゼニタナゴを持ち去られたのはこれで2回目。

前回はまとめて管理していた稚魚入りのドブガイをごっそりやられました。

非常に残念な事ですが、我が家で今以上のセキュリティアップは難しいので、

池の中に残ったドブガイからこの5月に浮上した稚魚も

すべて霞ケ浦市民協会に引き取ってもらい、

さくら上池でのゼニタナゴの繁殖事業はこれで終了としました。

幸い、数年前から始まった別の新造池での繁殖が上手く行っているので

さくら上池の残りの個体もそちらに合流しました。

今回の事案は完全に侵入窃盗なので、今後の事も考え

警察に被害届を提出し、一通りの見聞もしてもらいました。

牛久警察署もご多分に漏れずかなり忙しい状況でしたが、

担当のお巡りさんは親切に何度も足を運んで

丁寧な見聞を行ってくださいました。

警察の方が調べてはじき出した被害額は86万円とのこと。

ぶったまげ~!!(爆)

これはゼニタナゴだけの金額で、モツゴとドブガイも加えるとほぼ90万円!

ゼニタナゴってそんなに経済的価値があったのね(汗)

今思えば、3月頃のこのブログの検索キーワードがスゴかった。

「さくら上池ゼニタナゴ浮上時期」「さくら上池位置」なんてのが、

毎日毎日サイドバーの検索フレーズランキングにまで入っていましたっけ。

ブログなんかに書くからいけないんだと一部の人に言われましたが、

ゼニタナゴ繁殖飼育の件は、琵琶湖博物館から

公式に委譲された個体ということもあり、個人がやっているのではなく、

NGOとしてオフィシャルにやっている形をとりたかったので、

出せる情報は可能な限り発信するというスタンスだったのですが・・・

まあそれが仇になったという訳ですね。

やれやれ・・・困ったもんだ。

せめてゼニタナゴたちが元気に暮らしている事を祈るばかりです。

最後になりましたが、今まで随分沢山の方がゼニタナゴの繁殖飼育を

応援してくださいました。あらためて心より御礼申し上げます。

 

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小さな宝石

池の排水路に生えている菖蒲の葉に、とても小さく、

スリムで美しい蛾がとまっていました。

我が家では新顔ですが、野外調査等では何度か顔を合わせたことがあります。

カザリバガ科(ホソハマキモドキガ科)のツマキホソハマキモドキ。

・・・長い名前ですね(笑)

私が愛用している保育社の古い蛾類図鑑だと

ただのマイコモドキとなっていますが、

蛾は分類が進んだことでかなり変更があり、

名前も科・属も変わってしまった種類が少なくありません。

以前フィールドで見た時にも菖蒲の群落内にいたという記憶が有りますから

確認はしていませんがおそらく食草はショウブなのだと思います。

でも、うちの近くにはショウブはほぼ無いと思うのですが、

こんな小さな蛾がどうやって我が家のショウブにたどりついたのか・・・

ちょっと不思議を感じます。

それにしてもこの容姿の美しさ・・・

胴体と翅の付け根寄りはメタリックな青藍色。

翅の先はやはりわずかにメタリックな輝きを持つオレンジ色に

黒い縁取りの銀色の紋。

・・・なかなかに贅沢な色使いです。

後脚の先端部が反り返って突き出していますね。

これをゆっくりとすりすり動かす動作を繰り返していました。

脚を触角に見せ、天敵の大事な頭部への攻撃をかわす狙いらしいですよ。

尾状突起を持ったシジミチョウがやる作戦と同様ですね。

ショウブの葉で体格的にマッチする一番の天敵と言えば

やはりショウブ大好きなハエトリグモ、キタヤハズハエトリでしょうか。

そういえばあの小さなクモも、メタリックに輝く黒っぽい青藍色と

銀色の斑紋を持っています。

ショウブ群落において何か有効なカラーリングなのでしょうか。

自然は今日も不思議でいっぱいでした。

 

Maikomodoki

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梅雨木立

Tsuyukodachi

 

今日は雨降りではありませんが、上空はどんよりとした鼠色。

いかにも梅雨時の重たい空です。

とにかく湿度が高くて、最高気温は27℃だったのですが、

何とも鬱陶しい蒸し暑さでした。

こんな空模様の時にあらためて窓の外の庭を見ると、

新緑どころじゃなくて

梅雨空を映すかのような重くて深い緑色に見えます。

・・・っていうか、これ全っ然庭に見えないなぁ(笑)

いい加減そろそろ全体的に枝打ちやら伐採やらして、

庭を更新整理しないとジャングルになってしまう(既になっている)

気温が低めの梅雨の曇天こそ作業のチャンス・・・と思いつつ

蚊の攻撃に挫けて実行できずにいました~。

いよいよやるか!と気を取り直したのですが、なんだかこの後は

曇っても気温が30℃前後の日が続くみたい・・・

あ~あ、とうとう何も出来ずに本格的な夏を迎えちゃいそうです(汗;)

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相対的に黒い?

Black_charm

 

昨秋、原種派のぐりおにしては珍しい買い物をしました。

園芸品種のスカシユリ「ブラックチャーム」の球根です。

ブラックチャームはその名の通り、

「かな~り黒い」とされているスカシユリ系の園芸品種。

「漆黒の大輪」とか「クロユリより黒い」なんて話を耳にしたものですから

どうにも気になってググったところ、

販売サイトの見本画像で見る限り、なる程これは確かになかなかの黒さ。

いわゆる「黒いチューリップ」的な黒っぽいえび茶色をしています。

それでは、と注文して育ててみたところ、

すくすくと生長して先日開花。上の写真のような花が咲きました。

う~~~~~ん、どうですかねこれ。

大まかに、相対的に、黒っぽいとは言えるんですが、

けっこう赤黒い感じ・・・というか、黒っぽい赤ですよね、これは。

まあ感じ方は人それぞれだし、どこからが黒だなんて基準も無い訳で、

そこは非常に微妙なんですが、過大な前評判から抱いていたイメージは

ちょっとばかし壊れてしまいました(笑)

いや、これ少なくともクロユリよりは黒くないよ(追笑)

こういう経験は2度目。

前回は「青い」と言われているバラの「青龍」でしたっけ。

あれも青い訳じゃないけど、まあ相対的には青っぽいことは青っぽい。

かわいいから大事に育てていますけどね。

今回のブラックチャームも、堂々とした咲きっぷりで立派なはなですし、

切り花にしてもなかなか映えそうなのでよしとしました。

でも、園芸サイトの見本ももうちょっと真実を重んじて欲しいなあ(笑)

ちなみに、photoshopでちいと明るさとカラーバランスをいじっただけで

下のような画像になりました。この程度なら、

撮影時にカメラの露出とホワイトバランスを調整しただけでも

簡単に撮影に反映できそうな範囲です。

良い画像でしょ。売り画像的には・・・(爆)

でも、実物の印象はあくまでも上の画像です。

下は嘘ついてますからね〜。大嘘です。

 

Black_charm_uso

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銀メッキ

Ginmekkigomigumo

 

この季節、クモに注目して自然観察をするとなかなか面白いです。

昆虫と同様、一斉に色々な種類を見かけるようになることもありますが、

春早めに登場した種類から順に産卵期を迎え、姿を消していくので

週替わりで目に付く種類が変化するのです。

この現象は秋まで続くので、気にして続けると、結構楽しめますよ。

写真のクモはギンメッキゴミグモ。

これも5月頃が一番目立つ種類で、庭のあちこちで見られたのですが、

もうピークを過ぎて今では数匹しか残っていません。

巣に引っかかったゴミや獲物の食べかすを巣の中心に帯状に集め、

その中に身を隠す事で知られているゴミグモの仲間ですが、

このギンメッキゴミグモはあまりゴミ収集はしないみたいです。

名前の由来ともなっている腹部背面の銀色が

とてもよく目立つクモなんですが、

この色のせいで写真を撮るのが難しいクモでもあります。

上の画像だと銀色の感じは分かりますが、

他の部分は黒っぽくて不明瞭ですね。

だからといって全体を明瞭に写そうと、ストロボを使うと下の通り。

脚の縞模様や質感は分かるようになりましたが、

腹部の銀色が見事に光を反射して、真っ白にすっ飛んでしまいました。

少し鈍くレフを入れればいいのですが、

あいにくこの時は曇天でそれも叶わずでした。

ところで、上の画像と下の画像、どちらのクモが大きく見えます?

じつは、2つのカットのクモの位置、大きさは全く一緒なんです。

結構違って見えませんか?

人間の感覚って案外いい加減かも・・・

あ、そう言えば今水戸の近代美術館で、「エッシャー展」やってますね。

時間があったら行ってみたいなあ。

 

Ginmekki_overlight

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ついに尻尾をつかまえた!

少し前に落ち葉かきをしていた時、

小さな小さなカタツムリの殻を見つけました。

壊れかけたその殻は透き通った琥珀色をしていて、

向こう側が透けて見える位、薄くて軽いんです。

直径は3~4ミリ・・・

殻の主はベッコウマイマイの仲間。

その時は2個の殻を見つけ、ひとつは底の中心寄りが白く抜けていたので

ウラジロベッコウと分かったのですが、

もう一つの種類はどうにも名前がわからない・・・

でも庭にいるのなら、ぜひ生きている個体に遇ってみたいと思っていました。

そして今日、ついに生きたベッコウマイマイに出くわしました。

見たところまだ幼貝で、殻の直径は3ミリ足らず。

でも、つやっつやのウイスキーみたいな色の殻は

前に見つけた死殻よりも、ずっと美しく輝いていました。

落ち葉に投影された殻の影に注目。

何と美しい光の世界を内包しているのでしょう!

よく観察してみたところ、どうやらウラジロベッコウでは無さそうです。

前に見つけたもうひとつの方かな・・・

雰囲気的にはナミヒメベッコウと言いたいところなのですが、

この仲間は同定の自信が無いのでやめときます(笑)

それにしても「カタツムリで尻尾をつかまえたはないでしょ」と

お思いの方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、あるんですよ。ベッコウマイマイの仲間には。

尻尾というか、脚の後端にツンと上を向いた突起状の部分が・・・

掲載の写真だと上からのカットなのでちょっと分かり辛いですね。

でも、後端の色の濃い部分がつんと手前に突き出しているんですよ。

これが何の役に立つのかは全くわかりませんし、

明確に書いた文献も見たことがありません。

ぐぐっていたら、こんな↓ブログを発見!

http://blog.goo.ne.jp/18680531/e/d138e4c24acf660afd17e506446de44a

管理人さんは突起部分から何か出ているところをレポートされています。

「液体」と表現されているけど、もしかしたら球状の肉質かもしれません。

ほかのマイマイに見られる「頭瘤」みたいなもなのかな・・・

移動スピードがめちゃくちゃ早いし(撮影大変でした:笑)

中には跳ねるヤツもいるし、

タカラガイみたいに外套膜が殻を覆ているヤツもいるし・・・

とにかくベッコウマイマイの仲間は、不思議いっぱいのかたつむりです。

 

Bekkou_sp

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京鹿の子

前回の記事からの「かのこ」つながり・・・って訳でもないのですが、

今、庭で一番目立っている花がこの「京鹿の子」

シモツケソウの濃色タイプを園芸的に選抜したものです。

こんな姿ですがバラ科です。

でも、花の1輪1輪をよく見ると、ちゃんと梅の花の形になっていて

低木のシモツケや白い花のユキヤナギ、コデマリにもよく似ています。

みんなみ~んなバラ科。

このお花は、私が以前暮らしていた、そして、

昨日偶然にも当ブログにコメントをくださったここじさんがお住まいの

「小さな坂の町」の住宅団地で

ご近所のお花好きの老夫婦にいただいた株です。

そのご夫婦は残念ながら私が引っ越す前に亡くなられてしまい、

お家の有った場所も居間は更地になっている様です。

でも、いただいた京鹿の子は毎年きちんと花を咲かせ、

少しずつですが株数も増えています。

ちゃんと引き継げて良かった・・・

時々、自分はこの花やそれ以外の沢山の植物を

いったい誰に引き継ぐんだろうと考えます。

先の心配・・・なのかもしれませんが、案外そうでも無いのかもしれません。

こればっかりは、わかりませんものねえ(笑)

でも、頭の片隅にしっかり置いておかないといけませんね。

 

Kyoukanoko1606

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鹿子蛾

庭のあちらこちらで細身のガがゆるゆると飛んでいます。

ハチの一種に擬態していると言われるカノコガという昼行性のガです。

翅の白黒模様、そして胴体の黒に黄帯の模様、

幅が狭くて横長の翅と縦長の胴体がクロスする十字架型のプロポーション、

一度覚えてしまえばすぐに判別できるガのひとつですね。

幼虫は黒っぽい毛虫で、移動中のところは見た事あるのですが

植物を食べているところはまだ確認していません。

なんでも食草はタンポポ類やシロツメクサとのことで、

うちの庭にはどちらもあるのですが、一体どこにいたのやら・・・

成虫の数はそこそこいるので、幼虫も結構あちこちにいたはずです。

このガの黒い部分、ただの黒じゃあないのです。

特に新鮮な個体は・・・

カラスのはねのように、青っぽく、あるいは紫っぽく艶やかに光るのです。

その感じをお見せしたくて、胴体の黄色がすっ飛んでしまう事を覚悟しつつ

あえて晴れた時に撮影したのですが、

肝心のカラスの濡れ羽色は失敗、且つ黄色がすっ飛んだのは目算通り(笑)

なかなか上手く行かんもんです・・・

 

Kanokoga1606

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野花菖蒲開花

池畔に今年もノハナショウブが咲き始めました。

そしてご近所のお庭もTVのニュースも

やはりこの時期と言えばアジサイとハナショウブ・・・梅雨ですねえ(笑)

ノハナショウブはハナショウブの起源とも言える

日本の原種アイリスのひとつです。

その小振りな花は決して派手ではなく、

直球ど真ん中な紫色に黄色のビー・スポット・・・シンプルです。

ジュンサイ浮き葉を背景に凛と立つ姿は清楚で力強く、

折り目正しい和服美人といった趣。

園芸品種のハナショウブみたいな存在感はありませんが

控えめに水辺を彩る花はなかなか素敵です。

 

Nohanashobu1606

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ひと足お先に

イボタ、ガマズミ、スダジイ、クリ・・・

初夏の樹に咲く白い小花たちは、

蜜や花粉を求めて集まる甲虫たちで賑わいました。

こうした小花は、甲虫たちに食べ物を提供するだけでなく、

それぞれの繁殖のための出会いの場も提供しています。

写真のベニカミキリもそんな花に集まる甲虫の一種です。

紅一色のさやばねは、白い花の上を歩き回っていても

青い空を背景に飛んでいてもじつによく目立ちます。

我が家は裏手に大きな竹林が接しているので、

竹を幼虫時代の食樹とするこのカミキリムシは庭の常連です。

ミツバアケビの葉に止まっている写真の個体は、

なんだか脚にも触角にも力を感じません。

生きているけれど、どうやら弱っているみたいです。

多分、繁殖活動をひとしきり終えた余生の短い個体なのでしょう。

春から初夏に繁殖期を迎える年一回発生の昆虫たちは

当然ながらこの時期に成虫の寿命を迎えます。

他の昆虫たちが次々に羽化して出揃って来る初夏に

ひっそりと姿を消すという生き方は、

その派手な容姿とはちょっと不釣り合いな気がします。

 

Benikamikiri1606

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レモンとイエローの間

私の愛機オリンパスOM-D/EM-5は

とっても使い易い小型のデジタルミラーレス一眼なのですが、

黄色系の表現がどーも今ひとつなんですよねー。

だから黄色い花を撮影すると、しばしばイメージとの間にギャップが生じ

いろいろやってみるんですけど、駄目なときはやっぱり駄目。

まあ・・・そもそもこちらの技術的な問題が、カメラにカバーできる限度を

超えている・・・ってのもあるんですけどね(笑)

今日の画像の花はマメ科の野草ミヤコグサ。苦手な黄色の花(笑;)

私はマメ科の蝶型の花がかわいくて好きなのですが、

中でもミヤコグサは鮮烈な黄色の小花をいっぱい咲かせるのでお気に入り。

このミヤコグサの黄色というのが、べったりとしたソリッドな黄色ではなく、

輝くように目に飛び込んで来るフレッシュな黄色なのです。

他の花で例えるならビオラの唇弁の黄色にちょい似ているかもしれません。

レモン色程の青味は感じませんが、

ただ「きいろ」と表現してしまっては何だか舌足らずな感じ・・・

デジ画像でこの花色を出すにはどうも晴れていると駄目みたいです。

一般に花が一番きれいに写ると言われる薄曇りでもいまいち。

なんかフツーに曇っている日が一番色が出るみたい・・・私のカメラでは。

でも、やっぱり輝いている感じは無いですね~

これは・・・カメラのせいじゃないんだろうな~(笑)

 

Miyakogusa1606

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ふえてる陸貝3

つい先週まで湿度が30%を切るような日が続いていたのですが、

ここへきてやはり空気が湿ってきました。

いよいよアジサイとカタツムリのシーズンですね。

というつながりでもないのですけれど、

今日は庭でふえてる陸貝の第3弾。

今回の陸貝はキセルガイの超普通種、ナミコギセルです。

本当にさして珍しくもないキセルガイですが、

新規造成という形でリセットされた更地には当然いませんでした。

もともとはいた可能性も低くないのですが、

ま、そういう訳で一旦いなくなった次第です。

そのナミコギセルを庭でまれに見かけるようになったのは5年程前から。

庭を作り始めて6~7年が経過したあたりです。

その頃はたまに見かけたにしても1個体のみ。

一度に複数を確認する事はありませんでした。

ところが今年の春、落ち葉掃きをしていたら深く堆積した落ち葉の下で

複数の個体が寄り添うように越冬しているのを数カ所で発見!

いつの間にか定着していたようです。

でも、なかなか目に付くところに出て来て活動してくれない貝なので

一体いつ頃からどの位いたのか分かりません。

ひょっとしたら1個体をたまに見かけた頃から、

じつはけっこうな個体数がいたのかも知れません。

ひっそりと忍び寄り、今も人目を忍んで

こっそり仲間をふやしているナミコギセル。

出ない杭は打たれる事も無くじつに平穏の暮らしています。

本当は庭でもっとも個体数が多い陸貝なのかもしれません。

 

Namikogiseru1605

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夕暮れ出動

足元が見え辛くなり始める夕暮れ遅く、

もそもそと動き出すコクワガタたち。

クワガタムシというと夏のイメージが強い昆虫ですが、

成虫で越冬する彼等は5月に初夏の気配を感じると

いち早く活動を開始します。

庭池のホタルが光り始めるのが大体19時半少し前。

それよりさらに30分ぐらい早く、

クヌギやコナラの幹を彼等がトコトコ登り始めます。

まだエサの樹液は殆ど出ていません。

ボクトウガの若齢幼虫が削孔した部分やスズメバチが齧った部分から

ほんの僅かに滲み出している程度です。

それでも彼等にとってはとても貴重な御馳走。

けれど需要を満たす供給量ではないので、

ライバルを蹴散らさないと、目的の御馳走にはありつけないかもしれません。

力でかないそうにないノコギリクワガタやカブトムシはまだいませんが、

コクワガタにはコクワガタ同士の戦いが既に始まっているのです。

ついこの間までは冬の寒さとの戦いだったのですが、

勝者には次のステージが待っています。ゲームみたいですね(笑)

ホント、楽な生き物なんていないなあ・・・

 

Kokuwa160605

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思わぬ変化球

私はキンポウゲ科の花が好きで、

栽培が可能なものをものをいろいろ集めてみたいと思っていたのですが

このキンポウゲ科の植物というのは

どうも栽培が簡単なものと難しいものにはっきり分かれる感じがあります。

作ってみたいな~と思う種類に限って、

暑がりな上に湿気も嫌う種類が多くて手が出せません。

ヒエンソウ(ディルフィニウム)もそんな難物の一つなのですが、

近縁属のチドリソウ(コンソリダ)の中には

二年草として毎年秋に種子を播くことで栽培できる種類があります。

中でもコンソリダ・アジャシス(Consolida ajacis)は

丈夫で育て易く、気温の条件が良い年には

美しいコバルトブルーの花を見せてくれます。

昨年、出先でこの花のアルバ(白花)を見かけました。

我が家にあるのと同様の青紫の花に混じって何本か咲いていたのですが

初期に開花した下の方の花は既に種子が熟していましたので、

少し分けていただいて昨秋から育てていました。

そのアルバの種子から咲いた花が写真のもの。

思わず「あれれっ!?」って感じ!

白じゃなくて、白に青紫の縁取りのぼかしが・・・

14本育てたうちの11本・・・じつに8割りがこのタイプでした。

そして、残りの2割は何と青紫!

真っ白なアルバは1本もありませんでした。

混ざっちゃったんですね。しかも、やはり青紫の遺伝子が優性。

でも、いただいた場所ではその前の年も

青紫と白の2タイプに分かれていた記憶があります。

う~ん・・・どういう事だろう?

答えは、この花の種子をもう一度播いてみて、

来年の今頃に出るのかもしれませんね(笑)

 

Consolida_ajacis_x

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ふえてる陸貝2

6月に突入・・・おお、今年も折り返し点ですねえ!

早いなあぁー、なんでそう急いで年をとらせるかねえ・・・とか

考えちゃう年頃のぐりおです(笑)

さて、今日の話題は先月18日にアップした「ふえてる陸貝」の続き。

庭の木が成長し、毎年毎年秋に落ちる落ち葉の量が増えると、

今まで見られなかった陸貝、非常に少なかった陸貝を

しばしば目にするようになってきました。

写真のカタツムリもそんな種類のひとつ。

名前がちょっと長くてトウキョウコオオベソマイマイといいます。

東京で見つかった小さなオオベソマイマイという意味です。

オオベソマイマイの仲間の殆どは殻を裏側から見た時、

巻きの中心部分の穴がおおきく窪んでいることから付いた名です。

殻の直径が10ミリ前後の小さなカタツムリで、

殻そのものは赤茶色をしていますが、軟体部が黒っぽいので

生きている時は殻もその黒が透けて焦げ茶色に見えます。

庭が出来たばかりの頃は、庭でその姿を見る事は無かったのですが、

近所の竹林の際や高い草はらでしばしば見ていたので

きっといつかは庭にも住み着いてくれるのではと期待していました。

写真は雨上がりに落ち葉の裏で寝ているところを撮影したもの。

見つけたときは4個体いたのですが、部屋にカメラを取りに行っている間に

1個体は移動してしまいました。

左の個体も起きて移動を始めた後ろ姿で、

黒っぽい軟体部がちょこっとのぞいていますね。

休んでいるところを起こされてちょっとばかり不機嫌かもしれません。

ごめんよ~(笑)

 
Tokyokooobeso1605

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