« 京鹿の子 | トップページ | 銀メッキ »

ついに尻尾をつかまえた!

少し前に落ち葉かきをしていた時、

小さな小さなカタツムリの殻を見つけました。

壊れかけたその殻は透き通った琥珀色をしていて、

向こう側が透けて見える位、薄くて軽いんです。

直径は3~4ミリ・・・

殻の主はベッコウマイマイの仲間。

その時は2個の殻を見つけ、ひとつは底の中心寄りが白く抜けていたので

ウラジロベッコウと分かったのですが、

もう一つの種類はどうにも名前がわからない・・・

でも庭にいるのなら、ぜひ生きている個体に遇ってみたいと思っていました。

そして今日、ついに生きたベッコウマイマイに出くわしました。

見たところまだ幼貝で、殻の直径は3ミリ足らず。

でも、つやっつやのウイスキーみたいな色の殻は

前に見つけた死殻よりも、ずっと美しく輝いていました。

落ち葉に投影された殻の影に注目。

何と美しい光の世界を内包しているのでしょう!

よく観察してみたところ、どうやらウラジロベッコウでは無さそうです。

前に見つけたもうひとつの方かな・・・

雰囲気的にはナミヒメベッコウと言いたいところなのですが、

この仲間は同定の自信が無いのでやめときます(笑)

それにしても「カタツムリで尻尾をつかまえたはないでしょ」と

お思いの方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、あるんですよ。ベッコウマイマイの仲間には。

尻尾というか、脚の後端にツンと上を向いた突起状の部分が・・・

掲載の写真だと上からのカットなのでちょっと分かり辛いですね。

でも、後端の色の濃い部分がつんと手前に突き出しているんですよ。

これが何の役に立つのかは全くわかりませんし、

明確に書いた文献も見たことがありません。

ぐぐっていたら、こんな↓ブログを発見!

http://blog.goo.ne.jp/18680531/e/d138e4c24acf660afd17e506446de44a

管理人さんは突起部分から何か出ているところをレポートされています。

「液体」と表現されているけど、もしかしたら球状の肉質かもしれません。

ほかのマイマイに見られる「頭瘤」みたいなもなのかな・・・

移動スピードがめちゃくちゃ早いし(撮影大変でした:笑)

中には跳ねるヤツもいるし、

タカラガイみたいに外套膜が殻を覆ているヤツもいるし・・・

とにかくベッコウマイマイの仲間は、不思議いっぱいのかたつむりです。

 

Bekkou_sp

|

« 京鹿の子 | トップページ | 銀メッキ »

かたつむり」カテゴリの記事

コメント

僕的にはベッコウが一番好きです。が、同定が・・・(笑)他の生き物の様子から判断すれば、この仲間はちゃんと調べたら今の分類はかなり変わってくるのでしょうね。
因みに、奄美大島から持ち帰ったベッコウマイマイの小貝は、その後大きくなり、一匹で産卵をして、卵は孵化しました。

投稿: タケシン | 2016年6月21日 (火) 07時16分

タケシンさんこんばんは!
ベッコウは私も好きなのですが、
ハードルが高くてなかなか飼育したいと思えない種類です。
どちらかと言うと野外で出会うのが楽しみな種類ですね。
でも、そう思う一方、あまりにも謎が多く、
どうにか飼育して解明できないかという矛盾した気持ちも持っています。
以前観察用に短期飼育したハクサンベッコウはイブキゴマガイを
追い回して食べたし、線虫を食べるらしいとの噂も・・・
そして、今回タケシンさんがコメントの最後の2行でサラリと書いた内容に
とんでもなく衝撃を受けてしまいました。謎過ぎる!(笑)

投稿: ぐりお | 2016年6月21日 (火) 23時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/66120336

この記事へのトラックバック一覧です: ついに尻尾をつかまえた!:

« 京鹿の子 | トップページ | 銀メッキ »