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小さな宝石

池の排水路に生えている菖蒲の葉に、とても小さく、

スリムで美しい蛾がとまっていました。

我が家では新顔ですが、野外調査等では何度か顔を合わせたことがあります。

カザリバガ科(ホソハマキモドキガ科)のツマキホソハマキモドキ。

・・・長い名前ですね(笑)

私が愛用している保育社の古い蛾類図鑑だと

ただのマイコモドキとなっていますが、

蛾は分類が進んだことでかなり変更があり、

名前も科・属も変わってしまった種類が少なくありません。

以前フィールドで見た時にも菖蒲の群落内にいたという記憶が有りますから

確認はしていませんがおそらく食草はショウブなのだと思います。

でも、うちの近くにはショウブはほぼ無いと思うのですが、

こんな小さな蛾がどうやって我が家のショウブにたどりついたのか・・・

ちょっと不思議を感じます。

それにしてもこの容姿の美しさ・・・

胴体と翅の付け根寄りはメタリックな青藍色。

翅の先はやはりわずかにメタリックな輝きを持つオレンジ色に

黒い縁取りの銀色の紋。

・・・なかなかに贅沢な色使いです。

後脚の先端部が反り返って突き出していますね。

これをゆっくりとすりすり動かす動作を繰り返していました。

脚を触角に見せ、天敵の大事な頭部への攻撃をかわす狙いらしいですよ。

尾状突起を持ったシジミチョウがやる作戦と同様ですね。

ショウブの葉で体格的にマッチする一番の天敵と言えば

やはりショウブ大好きなハエトリグモ、キタヤハズハエトリでしょうか。

そういえばあの小さなクモも、メタリックに輝く黒っぽい青藍色と

銀色の斑紋を持っています。

ショウブ群落において何か有効なカラーリングなのでしょうか。

自然は今日も不思議でいっぱいでした。

 

Maikomodoki

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