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あれ?クリーム色じゃなかった?

Cypxxx202303

 

先日、デルフィニウムに関して、栽培が難しいので原種に拘らず

原種の面影を強く残した交配品種まで栽培の対象にしよう・・・という意向を書きましたが、

アツモリソウ(シプリペディウム)も近年、かなり丈夫な交配品種が出回ってきたので

「交配品種もありかな」なんて思っています。

この冬、ひとつ交配品種を入手してみました。

アツモリソウの白花とタイワンキバナアツモリの素心花を掛け合わせた

`Burnd Pastel'なる品種で、

まるでレブンアツモリソウのようなクリーム色の花が特徴とされています。

ところが、咲いたアツモリソウは紅紫色を帯びた花で、

期待したものとは異なりました。

一瞬「騙されたか!?」なんて思ったりもしたけど、

よく考えたらこれはありえる現象かもしれません。

白花(fma alba)は一般に劣勢形質ですが、白花同士のシブリングでも

なぜか標準花の色素が現れることはさほど珍しくないからです。

色は置いておいて花の形を見る限り、

確かにアツモリソウとタイワンキバナアツモリソウ両方の特徴がよく出ています。

まあ、ちょっとがっかりはしたけれど、これはこれでそこそこ綺麗だし、

丁寧に栽培を続けようと思います。

 

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コメント

良いですね〜
あっ、デルフィニウムの話はよします。まだ工夫次第ではアツモリソウやシラネアオイの方が栽培は優しいかも?(笑)

アツモリソウの交配種を育てるのも良い選択肢だと思います。
原種と言うか、難しいとされるのを栽培して納得いくまでやった、やり切った後に到達する境地は
交配種であっても丈夫で栽培が楽なものが最終的には良いかな〜と言う結論に至るので(笑)
なので、やはり美しさよりも丈夫さとかに最終的にはなりますね。

話は変わりますが、レブンアツモリ自生地には赤いアツモリソウも自生するらしく、遺伝的には差がないとも。レブンアツモリソウはクリーム色系統が優勢で赤色が劣勢と言うことかな?
地域、環境、土壌によって出現する色の優勢、劣等があるのかな。
白っぽいスミレが群生する所にはに赤いスミレをあまり見かけなかったり。種類が違うなら納得しても
仮に同じ遺伝子なら色の優勢、劣等があるのかもね。

アツモリソウの仲間の交配種が交配親のどちらかに似たり、中間になったりなど、サプライズを楽しめそうですね〜それはそれで楽しめそうですね。
ところでホテイアツモリソウのホテイはどうなんですかね〜、普通のアツモリソウでも同じ株で年によって花形がホテイっぽくなったり、細面になったり、色も濃かったり薄かったりしました。
そう考えるとホテイアツモリソウと普通のアツモリソウには明確な遺伝的差異があるんだろうかとか考えたり、まだまだ興味が尽きませんね〜

投稿: モリゾウ | 2024年4月21日 (日) 08時19分

日本でみられるmacranthus系の3種に加えカマナシは
よくわかりませんね。
じつのところ本当にちゃんとした分類はまだ確定していないように思います。
いろんな説がありますけど、野生のサンプルがもはや少なすぎて
研究もなかなか進みそうにありませんね。

レブンの赤花の話は私も知っていますが、
それがちゃんと調べて遺伝子的にどうなんだという話は聞いたことがないですねー。
でも、個人的にはレブンは独立種ではなくmacranthusの1フォームが
隔離個体群として残っているというのが一番しっくりくると感じています。
中国のmacranthusでも吉林にアルバ個体群が知られていますよね。
あれと同様ではないかと・・・
だとするとレブンの赤花はマイナー遺伝子なんでしょうけど、
macranthus全体で捉えるとやはりメジャーという立ち位置?
ホテイと普通のアツモリソウの濃色個体も境目が曖昧だと感じています。

モリゾウさんはウスキアツモリソウって、知ってますか?
かつて山梨に稀産したレブンそっくりの花色のアツモリソウですが、
これを見るとやっぱり大元はひとつのmacranthusかな〜って気がします。

投稿: ぐりお | 2024年5月 1日 (水) 10時24分

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