MY WORKS

あ、受かってた(笑)

強い冬型はひとまず今日までだそうですけど
今日の北風のスゴかったこと!とどめの一発って感じでしょうか(笑)
しかし午後になって少しずつ風向きが西南西寄りになって来ました。
不動だった西高東低の気圧配置が少しずつ動き始めているようですね。

さて、今日はめでたく一つの合格通知が届きました。
3ヶ月近く前に試験があった、
ビオトープ計画管理士2級の合格通知です。
この試験、受けようと思いつつ何年間も受けそびれていて、
今年やっと受験を実行できました。
知り合いにも既に何人か受験した人がいて、
「ちょろいよ」とか「そうでもないよ」という具合に
事前情報にばらつきがあったのですが、
少なくとも私はとてもちょろいとは思えませんでした。
正直受かっているとも思ってませんでしたし・・・(笑)

まあ小論文とかはどうにかなると思っていたのですが、
共通科目の中の環境関連法などは全く自信無し!
共通科目3科目と専門科目1科目の正答率がそれぞれ60%以上が
合格基準なのですが、環境関連法は10問中6問正解!
得点結果はまさにギリでした(汗)

この試験に受かったから何か実益があるというものでもないのですが、
ビオトープ関連の仕事というのは
そもそも社会認知度が高くありませんから
こういうものが話の通りを良くするというか、
多少技能的な足掛かりにはなるかも知れません。

もっとも、私が今回受験した2級はともかく、
1級は受験資格だけ見ても、誰でも・・・という感じではありません。
それなりの組織や団体に所属し、
相応の経験年数が無いと受験できない様になっています。
いずれは私も1級を取得してみたいと思っていますが、
まだまだ先のことになりそうです。

とりあえずせっかく受験したのですから、受かってて良かった〜(笑)
受験料も安くないですしね(2級:9,000円、1級:13,000円)
無駄にならずに良かったです。
さーて、今後は一段と精進を重ねないといけないですね。
何しろギリ合格ですから(笑)

Goukakutsuchi

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小蛾類の展翅

年末の大掃除ということでもないのですが、
やっぱり少しは部屋をきれいにして新年を迎えたいので
土日にちょっとずつ仕事部屋を片付けています。
でもなかなか手が付かない一角があって・・・

長いこと標本箱にしまえないでいる展翅標本の場所なんです。
ちょっと管理をルーズにしていたので、
データとモノを一致させるのが大変になってしまったんですよー。
ラベルデータは標本の命。これがしっかりしていない標本は
価値が殆ど無いといってもいい位です。
いや、データはちゃんとあるんですよ。どっかに・・・(笑)
それをノートかメモから発掘して、モノと照合する作業が完成しないと
せっかくの標本も展翅板からはずすにはずせない。

写真の標本なんか、早く外して標本箱に並べたいのですけどね・・・
この標本、まち針と較べてみて下さい。ちっちゃいでしょー!
蛾屋はこういうのをひとまとめにして「ミクロ」なんて言います。
おもにハマキガやメイガが多いのですが、シャクガやヤガにも
このクラスはたくさんいます。
こういう大きさの蛾は展翅するのがすっごく大変!
展翅板も既製品が無いので、スチレンボードなどを使って作ります。
まず何が大変って、胴体の中央に針を通すのが大変。
ピンセットで持って髪の毛みたいに細い針を通します。
続いて翅を揃えるのもまち針をとめるのも同様にたーいへん。
でも、ぐりおはこういう作業が好きです(笑)
触角まで揃えちゃいますよ〜♪

ミクロの蛾には、案外美しいものが多いんです。
色も模様も、そして翅型が面白いものもいます。
ライトトラップなどの調査を行うと、
こういう小さな蛾がたくさんたくさんやって来ます。
それを全部展翅する事はとても出来ませんが、
そこの環境をよく反映した種類や、珍しい種類は採集して
標本として大切に残す・・・はずなんですが
うっかりデータの転記を怠ったり、
ラベルの作成を後回しにしたりすると、こういう事になっちゃいます。
・・・反省!

Micro_tenshi

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筑波山の鳥瞰イラスト

Tsukubasann_shokusei

お天気の変化が本当に小刻みですね。
今日は下り坂、予報の通り曇った割にはそれほど寒くありませんでしたが、
やはり明日は雨になるようです。
今月は太陽光の発電量がまだ
11月としては異例の低さ、まんま晴天率の低さを反映していますね。

今、筑波山の自然観察パンフレットに挿入する
筑波山の鳥瞰イラストを起こしていて、これがその試作品です。
南側から見た筑波山の鳥瞰イラストに、主な道路や登山コース、
そしてケーブルカーとロープウェイも落とし込んであります。

意外な事なのですが、筑波山のこういう絵地図ってほとんどありません。
もうちょっとざっくりディフォルメしたタイプはいくつか存在するのですが、
山の形状や場所の位置関係がリアルなものはどうやらまだないらしんです。

今回描き起こすにあたっては自分がいる位置や
行ってみたいポイントの標高がわかるよう、
100メートルごとの等高線を入れて、感覚的な目安になるようにしました。

とまあここまでは良かったのですが、どうせなので
主な森林相の垂直分布が表現できないかと、森林の塗り分けにトライ!
しかし難しいですね。パンフレットに説明として入る7つの森林は
上からブナ林、アカガシ林、モミ林・・・という具合に移り変わるのですが
このパッチのデータが揃わなくて困りました。
とくに麓の方のアカマツが松枯れで失われ他の林相に遷移したところと、
筑波山神社拝殿のあるあたりのスダジイの分布データが見つかりません。
いいかげんに描く訳にも行かないので、
次の会議で茨城県自然博物館の先生方に相談です。

筑波山の南斜面は近くに障害物が無いので、
大きく全体を捉えた写真撮影が可能です。
冬場は常緑樹と落葉樹がハッキリするので、写真を細かく解析しても
ある程度の植生の割り出しは出来そうな気がします。
完成までもう一息・・・がんばろっと!

●掲載のものは未完成ですので、植生を性格に反映していません。
 色などもこれから変更するのでアテにしないでくださいねー(念のため)

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モノクロ標本画 -日本のハチ13種-

予報の通り気温が高めでしたが、一日中暗い曇天でしたので
カメラの出番がありませんでした。
こんな日は古ネタを引っ張り出してごまかします(笑)

画像はミュージアムパーク茨城県立自然博物館で
「ハチ展」をやった時に描き起こしたもので、
展示チーフの久松主任学芸員(ハチをはじめ昆虫の専門家!)からの依頼で
日本にすむ様々な生活史を持つハチの中から
代表的な13種をピックアップして標本画にしました。

実際のところ、ハチは画像の資料が少ない昆虫です。
ミツバチやスズメバチなど、よく知られたものは一般の昆虫図鑑にも
もれなく掲載されていますが、形態的、生態的に特徴がある種でも、
マイナーな種類は案外、一般の図鑑には載っていません。
描き起こすにあたっては手持ちの資料ではとうてい間に合わず、
支給していただいた論文集の写しや実物標本が大変役立ちました。
じっくりハチと向き合う楽しく、勉強になるお仕事でした。

個人的にもハチには興味があるのですが、
とにかく素人が分類同定できるような資料がなく、苦労しています。
とっても身近な昆虫なんですけどね。
ミュージアムパークの久松氏が、図鑑作ってくれないかしら?

ところでこの標本画、あえてモノクロでという依頼でした。
一色刷りの印刷物に使う際等、カラー画をモノクロ化するより
はじめからモノクロでの使用を前提としたコントラストで描いた方が
確かに断然見やすいものになります。
描く際にはカラーとは違った難しさがありますが、
単色画特有のクラシックな雰囲気もまたいいものです。

それに正直、「カラーで」という注文だったら、
いただいた納期ではとても仕上がらなかったかもしれません。
というのは、彩色の手間もさることながら、
各々の種類のハチが、生きていた時の体色がどうだったかを知るために
ものすごい時間を費やすであろうからです。
ハチは標本にすると生きていた時と大きく色が変わります。
標本にしてもあまり色が変化しない
チョウの翅や甲虫のようには行かないのです。
しかしそれゆえ、標本形のポーズで画像資料を作る場合、
写真ではなく標本画が威力を発揮する題材とも言えます。
生態写真だけでは分類の資料にはならないですからね・・・

Hachi13ill

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はばたけマイス!

昨日のブログを書き終え、アップした時
外で雨が降り出した事にポツポツという音で気が付きました。
久し振りの雨は真冬の氷雨ではなく、春先の雨のようにほんわか・・・
朝方の気温は3℃。年が明けてから氷点下にならなかったのは
前回の雨(1月9日)の2.5℃以来です。
最高気温は何と12.5℃まで上がりました。勿論今年最高の気温です。
でも、徐々に冷たい空気と入れ替わっているようで、
北風がだいぶざわついてきました。体調と火の元に注意ですね。

さて、昨年10月19日のブログで
お札の図案を描いている事を紹介しましたが、
そのお札がようやく明日から流通開始となります。
このお札は筑波山麓の集落、つくば市北条地区で流通する地域通貨です。

この地域通貨の面白いところは北条の地域ブランド米「筑波北条米」を
価値の基準に据えた、「米本位制通貨」であること。
通貨単位は「マイス」。昨年発売となって以来、
北条米を30%ブレンドしたもっちり食感が好評のアイス
「つくばマイスクリーム」と同じマイスです。
今回流通する「100マイス紙幣」は北条米500グラムに相当する価値。
協賛する加盟店で、これに相応の商品やサービスと交換できます。
通貨ですからもちろん一度の交換で終わりではなく、
受け取った人がまた自分で利用する事が出来ます。

ぐりおは図案作成と紙幣デザインを担当。
地域の文化や自然資源に誇りを感じてもらえるよう、
まじめな顔つきの紙幣にしましたよ。
図案や細かい意匠まで、ひとつひとつにちゃあんと意味があるのです。
飾りケイ一本だって、オリジナルで起こしています。
紙幣面右下のバーは、斜めから光を当てルーペで見ると
通貨単位のマークと「100マイス」の文字が見える様な仕掛け。
これ、コピーでは出ません・・・つまり偽造防止!(笑)

デザインと色合いが非常に微妙なので、線数の細かい版で印刷します。
微細な部分に荒れやにじみが出たものが混じるとまずいので、
印刷所まで刷り出しの立ち会いに行きました。

地域通貨とはいえ、お札が沢山面付けされて
大型印刷機から刷り出されている様子は、
昔見たルパン三世やサスペンスものの一場面みたいで、
なんだかドキドキものでした(笑)

今回の流通期間は明日から3月15日まで。
北条街づくり振興会とこの企画の立案者である筑波大学院のH氏によれば、
以降も様子を見ながら段階的に流通させる予定だそうです。
地域の誇りである北条米を価値基準とした、経済的なやり取りが
郷土愛と元気を乗せて動き出します。
ワクワクするなぁ〜

100mice

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実験植物の栽培

一昨日ほどではありませんが、今朝も冷え込みました。
最低気温は-4.5℃、日中は風が無いのでほっと出来ました。

写真の植物はシロタエギク、すこぶる寒さに強い植物です。
その性質を利用して、冬場の花壇やコンテナで活躍している植物ですね。
じつはこれ、預かりものです。
来月の下旬に霞ケ浦環境化学センターで行う土浦市が主催の
環境教育の講座で実験に使うためのものなのです。
その講座では、子供たちに森林が降水を涵養し、自然の恵みとして
湧き水や地下水を供給してくれることを学びます。
講座の後半に実験コーナーを設け、植物の根が張った土壌では
水を強力に蓄え、少しずつ地下浸透させていくことを
このシロタエギクの鉢植えで証明します。

もう何年も担当している講座で、
いつもはユリオプスデージーを使うのですが、
なぜか今回タイミング良く苗が入手できず、
シロタエギクはそのピンチヒッターとして登場しました。

それにしても、この植物の持つ、
白銀のベルベットの質感は美しいものですね。
いままでさほど関心の無かった植物ですが、あらためてじっくり見ると
なかなか気品に満ちた感じです。
私には無理そうですが、
センスのいい方だと他の何種類かの植物と組み合わせて
素敵なコンテナにしちゃうんでしょうねー。
カッコ良さそう・・・

実験でより分かりやすい結果を出すために、
年末に苗を入手してすぐに植え付け、温室内で生育を促進します。
ユリオプスデージーの時は温室に入れっぱなしで良かったのですが、
より寒さに強いシロタエギクは、
温室内では日中の温度が上がり過ぎて徒長してしまう恐れがあるため、
晴れた日は日中だけ外に出しています。
丈夫に育てて、鉢内にいっぱい根を張ってもらはなくては・・・

Shirotaegiku

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学校ビオトープ11 -校外学習-

穏やかに晴れました。朝は少々冷え込みましたが(5℃)
日中は空気もふわっとした温かさになり、最高気温は19℃でした。
夕方になっても冷え込みが鈍く、17:00でまだ16°ありました。

今日は行方市羽生小学校の5・6年生が
校外学習で牛久市の自然観察施設「牛久自然観察の森」にやって来ました。
私はいつも羽生小学校に出掛けて行きますが、
向こうからやってきたのは初めてで、当然殆どの子供たちが
初めての牛久訪問ということになります。

「どう、牛久は遠かった?」
「うん。ん?う〜ん、まあまあかな」とのことですが、
子供の感覚からすると結構離れているかも知れません。
牛久の印象を訊くと、
「けっこーイナカ」「いや、街おっきいよ」「プチ都会入ってる」だそうで
ま、この辺は大体住んでる立場から見てもても同感でしょうか(笑)

中に「なんか狭い」といった子供がいました。
この狭いはもちろん市域のことではなく、景観の印象です。
確かにそうかも知れません。
細かく丘陵と谷津が入り組んだ牛久の景観は
校舎の眼下に広がる霞ヶ浦と広い空を目の当たりにする
羽生小のダイナミックな景観とくらべると、
小刻みなピッチで里山や街並が連なっていて、
あまり広さは感じないかも・・・

自然観察の森ではレンジャーの方がバッチリガイドして下さるので、
今日は付き添いモードでゆっくり同行させてもらいました。
自然観察のための専用施設ですから、一見羽生と同じ様な森を歩いても
見所がぐっと凝縮されているため、より多くの発見があります。
案外子供たちを惹きつけていたのは、
園路に落ちて散らばる複数の種類のどんぐり。
シラカシ、アラカシ、クヌギ、コナラ・・・
みんな習性の様につい拾い集めてしまいます。

これだけは見ておいて!というところが
一番奥のゾーン「コブナの流れ」の澄んだ水と底の泥の様子。
水の中に供給される栄養分と、それを分解する微生物を含んだ底泥が
ちょうどよいバランスで釣り合っているので、COD値は高くても
水は澄んでいて多くの生き物を育みます。
この底泥ができるまでにはどうしても一定の時間が必要なので、
それまでは水に溶出した栄養分で爆発的にアオミドロが出てしまいます。
安定した底泥はふわふわしていて、手ですくえないほど軽く浮き上がって
水を濁しますが、不思議と沈殿するのも早く、
水はすぐに透明度を取り戻します。
水質を安定させる不思議な泥パワー、
ビオトープにも早くできるといいですね。

Hanyukansatsunomori

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ボンネットバス

雨が昨日のうちに過ぎ去ったので、当初の天気予報より復調の空模様。
とはいえ、さえないどんよりの一日でした。
できればお日様が欲しかった!

というのも、今日は仕事で野外視察のワークショップ。
景観まちづくりの仕事で、市民参加の市内ツアーです。
場所は石岡市、石岡市といえば、当ブログのリンクサイト
「茨城の自然・探検隊」でおなじみのmushizukiさんのホームです。
最近の市町村合併により、筑波山の北東に広がる豊穣の盆地、
八郷町も石岡市の市域となりました。
歴史、伝統文化、自然、物産と多彩な地域資源を誇るまちです。

今回見て回ったところも、江戸時代から続く商家が軒を連ねる界隈や
筑波山麓と霞ヶ浦をつなぐ恋瀬川流域のゆったりした田園風景、
薬師古道を背負った菖蒲沢集落、壮大な屋敷林に囲まれた茅葺民家など
本当に見応えのあるスポットばかりで、
3時間余りでお腹いっぱいの景観フルコースでした。

しかも、しかも私たちを乗せてこれらの景色の中を駆け抜けたのが
写真のボンネットバス。これすごいでしょ。いや〜懐かしかった!!
このバス、昭和41年に製造されたもので、つくば市に拠点を置く
NPOバス保存会が保存管理をしておられる車両です。
カラーリングは最後の営業運行時の三重交通のもののようです。
さすがに急な上り坂は少々きついようですが、
問題なく立派に走ってくれましたよ。

バスに揺られながらまち行く人たちを眺めていたら、
ある事に気付きました。
このバス、乗っている私たちは勿論ですが、
外から見る人たちも、みんな笑顔になるんです。
最初びっくりして、すぐに笑顔になります。すごいことです!
昔乗った事のあるであろう年配の方も、殆ど初めて見たであろう子供たちも
みんなみんなボンネットバスに小さなハッピーを貰ったようです。

ボンネットバスの何がそうさせたのかは・・・おそらく
きっといくつかの要素があるんでしょうけど、
何か大事なヒントを得たかもしれないという気がしました。
まちづくりもものづくりも、根っこはその辺にあるのかな、みたいな・・・
現代のものづくりって、確かに便利にはするのだけれど
そのことで本当にみんなが笑顔になるのかどうかは
『?』ってトコありません?

「オールディーズ三丁目の夕日」を見て何かがこみ上げて来るのも
単なる懐かしさだけではない様な気がします。

Bonnettbus

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お札の図案を作る

お天気がはっきりしない上に、午後は珍しく北東の風が強目に吹きました。
これがもう少し遅い時期だったら木枯らしになりそうでしたが、
さすがにまだ紅葉もしていませんでしたので
わくら葉散らしの風でした。

今日は仕事をしています。
私の仕事は土日が休みという訳ではないので
スケジュールの組み方次第でよくある事です。

写真のこれ、実はお札に挿入する図案用イラストです。
いや、もちろん日本銀行券ではないですが・・・(笑)
つくば市内のとある地域で流通する予定の地域通貨です。
その地域には色々な、いわゆる「地域資源」があり
それらを紙幣のデザインに盛り込むために図案化しているところです。
例えば、有名な地域ブランド米や、古来より栽培される小粒なみかん、
筑波山へと続く道沿いの商家にみられる建築の「店蔵」などなど・・・

図案はお札らしいシャープさと格調を出したいので
ペンによる線画で仕上げます。
最近はデジタルな作業しかしていなかったので、
カリカリという丸ペンのタッチにわくわくしてしまいましたよ。
きめ細かく、でも縮小したときに線がつぶれない様に加減するのが
ちょっと難しいですね。

この地域通貨は、筑波大の大学院の熱心な学生さんが中心となって
企画を進めているものです。
打ち合わせの際に感じた彼の熱意は相当なもので、
「地域の良さを活かして、人と人を繋げる大切な通貨なので、それなりに
 しっかりとした重みを感じるデザインに・・・」という要望を
裏切らないものを作らねばなりません。
通貨モドキのなんちゃってにならないよう、奇をてらわず、
むしろ純粋にお札らしい顔つきにしたいと思っています。
さて、稲穂を仕上げたらデジタルベースに組み込みを始めましょう。
どんな風に仕上がるかな・・・

Micezuansenga

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学校ビオトープ10 -アオミドロ掃除-

午前中はよく晴れました。
今日は羽生小学校ビオトープのポンプ槽と水中ポンプのオーバーホール。
好天に恵まれ、作業は首尾よくはかどりました。
久し振りの羽生小ビオトープは、水生植物が繁茂のピークを過ぎ、
ビオトープの初期につきもののアオミドロもすでに分解しかかっていました。

分解しかかったアオミドロは、白茶けた色になって
ちぎれた様に水面に浮かびます。さすがに見苦しいので
まずみんなでこのアオミドロと浮き上がって切れたセリ等のランナーを
掃除して片付けました。
作業中、アオミドロや水生植物の切れ端には、
ヤゴやタイコウチがくっ付いていて、見つけた子供たちが大はしゃぎです。

清掃作業をしながら子供たちとビオトープの様子を観察し、
生き物や水の様子を確認しました。
シオカラトンボやギンヤンマのヤゴの他、
浮葉植物の茂みにはイトトンボのヤゴも多く見られました。
この季節らしかったのは、稲刈りが済んだ田に水が無くなったため、
多くの水生昆虫が越冬準備で来訪していたこと。
コミズムシの仲間、タイコウチ、ミズカマキリ、マツモムシ、コマツモムシ、
ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ・・・などなど。
特に集団で水中越冬するマツモムシとコマツモムシは大量に来ていました。

大きなヤゴは殆どギンヤンマとクロスジギンヤンマでしたが、
よく似た別のヤゴもいて、今後詳しい同定が必要です。
(おそらくミルンヤンマ?)

貧弱な苗で植えたサクラタデは今年どこまで育つかと思っていましたが、
思ったより多くの本数が花を付けていてきれいでした。
工事の都合で初期に植えた苗がダメになってしまったアサザと、
湿生植物のミズキンバイを追加植栽。また、池の周りは花と木の実で
鳥とチョウのビオトープにするため、新たにブッドレアを植えました。

夏を経過して初めて検証できた水温、日当りの条件のデータを見ると、
今後植栽計画に多少見直しが必要なことが分かりました。
およそ70センチの水深にもかかわらず、
夏場、日が当たった水面付近の水温はかなり上がる様です。
今後、浮葉植物が殖えればまた違って来るでしょうが、
浅い部分の植栽は重点的に見直してみます。

それにしても、ビオトープを作っていつも思うのは、
新たに出来た環境を目ざとく見つけてやってくる生き物たちの
逞しさと、それをつぶさに見る事が出来る楽しさ、面白さ。
一緒に作業して来た6年生たちにも、このビオトープづくりが
小学校時代のいい思い出になり、卒業してからも母校に足を運んだり、
仲間が集まるきっかけになったら、とっても素敵です。

Hanyusho081010

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