庭のphotoログ

実生たちのアピール

えらいさむおました(笑)
同じ晴天でも昨日とは一転、空気が乾いて日射しが北風に負けて・・・
こんな日はお家に籠りたくなりますが、師走ですから
外回りの仕事もしっかり進めなくてななりません。
という訳で、今日は殆ど外出・移動で暮れてしまいました。

写真は朝に撮影したもの。
庭のモミジですが、まだ背丈が50センチ程度のおちびさんです。
植えたものではありません。実生で育った風の訪問者です。
小さくてもそこはモミジ。今まで殆ど存在感がありませんでしたが
遅ればせながら見事に紅葉しました。
まるで「ここにいるんだよ」と言ってるみたい・・・

何の手入れもしなかったし、クヌギに覆われた陰地なので
生育条件は今ひとつだと思うのですが、いい仕事しています。
すぐ近くには紅葉を期待して植えたコハウチワカエデがあるのですが
そちらはろくに色が出ないまま葉が縮れて落葉してしまいました。
まったく思う様に行かないものです(苦笑)

庭ですから普通は植えた木を育つ様にし、
勝手に生えた侵入者は処分せねばならないところでしょうが、
ビオトープとして考えるとここは判断のしどころ。
強いものがより優先的に植生を構成するという自然の法則を、
あえて無視しないのも一つの考え方だと思います。

あとはビジュアル的に魅力的だったり、他の生物を呼ぶ効果が高かったり、
邪魔なら切ってもそれなりに残る性質だったりというそれぞれの種の特徴で
対応を判断する事にしましょう。

日陰でもこれほど紅葉するのなら、このモミジは「有り」でいいかな・・・
コハウチワカエデの方はずばっと切っちゃうのも方法かも知れません。
かえってその方が夏場の葉傷みが少なくて、紅葉がきれいかも・・・
初冬の山に行くと、頭上が落葉して明るくなった頃に
足元に生えたたくさんの実生の木々たちが
案外美しく色付いている事ってありますもんね。

よく見ると他にクロモジやコゴメウツギ、コナラにヤマハゼの実生なんかも
庭の各所にちらほらあって、これがキレイに地際を飾っています。
彼等は刈ってしまってもまた脇芽を出して、
逞しく林床の一員に加わって来ます。
まるで「結果的盆栽」という感じですね(笑)

Momiji_misho

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常緑のベリー

冷たい雨が未明から降り続いています。
時々雨脚がやや強くなったり、弱くなったり・・・
気温も1月上旬並みとのことですが、さすがに底冷えが少々きついですね。
今日は夕方から小美玉市でワークショップのお仕事です。
辛い雨ですが風邪だけはひかない様にしないと・・・

写真は昨日のカット。庭の常緑樹に咲いた、かわいいけど地味な花です。
シャシャンボという低木で、随分前に頂いた株なのですが
初めて開花しました。
スリムですが穂状に並んだ壷型の花には、
見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
じつはシャシャンボはツツジ科のスノキ属、ブルーベリーと同じ属の木です。
だから、花も何となくブルーベリーに似ているでしょう。

ブルーベリーに似た日本の野生の木といえば、
クロマメノキやナツハゼが知られていますが、
これらが落葉樹であるのに対し、
シャシャンボは暖温帯に見られる常緑樹です。
花のあとに実る小さな黒い実は、やはりクロマメノキやナツハゼ同様
食べる事が出来ます。甘酸っぱいんですよね。

でも、シャシャンボの本来の開花期は6〜7月ですから、
今回の花は上手く結実しないでしょう。
せっかく初めて咲いてくれたのに残念です。
花穂の付け根の咲き終わった部分は、
何となく実になりかけてるんですけどねー・・・

今まで開花しなかったのは植えてある場所の日当りが良くないこと、
ここへ来て咲いたのは夏の終わり頃にやや強く剪定したことが
それぞれ原因なのだと思います。
常緑樹は、冬場の風よけの効果を狙って庭の北西側に集めて植えています。
もっと温かくて日当りがよい場所に植えてあげれば、
ご機嫌良く花を付け、実もなってくれるのでしょうね。

上を覆うクヌギがもう少し大きくなってくれれば、
クヌギの下枝を払って今より大きな下層空間を設ける事ができるので、
シャシャンボの生育条件も改善されるかもしれません。
それまではシャシャンボにも我慢してもらうしかなさそうです。
もちろんこちらもシャシャンボの実の収穫は
当分おあずけということになりそうですけど(笑)

Shashanbo_hana0912

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最終トンボ

今日からもう師走なんですねえ。
ここまで来ると年が暮れるのも早いんですよね〜。
今日は晴れましたけど、空気が少しピンと張った感じで師走らしいかな?
風はありませんでしたが最高気温は13℃で、
体感的にもやっぱり冬の晴れだなあという感じでした。

師走を迎えても池に赤とんぼが残っている事があるのですが、
今年はすでに見当たりません。
唯一残っているのが写真のトンボ、オオアオイトトンボです。
パッと見た感じでも5〜6匹がまだ日だまりをふらふら飛んでいます。
写真は本日見かけた唯一の交尾個体。
枯れたノハナショウブにつかまって、水面に反射した日射しと
直射の両方をもらって日光浴をしています。

彼等は早く体温を上げないと動けないですもんね。
水面に反射した日光も、手をかざしてみると
僅かですが確かに温度を感じます。

交尾をしているという事は、これからまだ産卵するのでしょうか。
いずれにせよ、彼等に残された時間はそう長くないはず。
次の霜が降りる前に、無事本懐を遂げることができる様
ファインダー越しにエールを送ってシャッターを押しました。

Ooaoito_koubi

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お豆のさやがなぜ赤い?

今日の最高気温は10℃。底冷えしましたー。
西日本は良く晴れて温かかったみたいですね。
この天気では外に出る気になれず、写真も昨日のカットです。
かわいいでしょ。昨年の秋にも掲載しましたが、庭のトキリマメです。
鞘の中の豆が完熟すると、さやは赤く色付きぱっくり割れて
中から黒い艶のある豆が反転して現れます。

さやの赤色は少しくすんだ赤で、表面に短毛が密生しているので
余計に鈍い色に見えますが、これが逆光で見ると真っ赤に輝きます。
まあるい黒豆(種子)とのコントラストもぐっと冴えるんです。
これによく似た種類にタンキリマメがありますが、
さやが赤く目立つのはこの2種ぐらいのもので、他の豆は
ノササゲがやや紫がかるものの、どれもそれほど目立つものではありません。
トキリマメは、なぜこんなに目立つ色をしているのでしょう?

ふつう赤い実といえば、多くが鳥に対してアピールしているもので、
見付けて食べてもらう事により運ばれ、
フンとして排出される事で発芽のチャンスを得ます。
この場合食べてもらうのはあくまでも「実」で、
種子は未消化のまま排出されなければ意味がありません。
そのために種子以外の美味しい部分をまとっています。(腋果といいます)
でも、トキリマメはそのジューシーで美味しい部分を持っていません。
さやの中身はモロに種子のみです。

もちろん、キジバトのように、
この種子・・・つまり豆が大好きな鳥もいます。
でもその場合、食べられるのは大切な種子である豆そのものなので
これを目的に食べられてしまっては仕方ありません。
私は豆の多くが地味なのは、
こういう鳥たちに見つかりたくないからだと思っていました。
ですからトキリマメが赤く目立つ目的がわかりません。

もしかしたらトキリマメは、
人間が食べるとすごく美味しい豆なのかも知れませんよ。
赤と黒は、人間へのアピールなのかも・・・
人間は、それが本当に有用な植物だと知ると、たくさん食べますが
必ず計画的に一部を残して栽培しますから。
全数の殆どを消費されても、一部が必ず存続されるのであれば、
契約は成立しますものね。
実際、栽培されている多くの穀物は
こうして人に必要とされ、選ばれる道を選んだのだという人もいます。

試しに茹でてみようかな・・・なんてちょっと本気で思ってみたりして(笑)

Tokirimame0911

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ツチグリ復活!

今朝はまだ気温が高めで湿り気も充分だったので
庭のきのこ君たちの様子を除いてみたところ、
もう胞子を出し終えたと思っていたツチグリが復活していました。
このところのお湿り続きで
一度は白茶けた色までが鮮やかなコントラストに戻っています。

ツチグリはタコの足みたいに放射状に広げたとんがりを
空気の乾燥に応じて右衛の方に湾曲させて
自分の胞子嚢をとんがりの部分でググッと押して
てっぺんの穴から胞子を飛ばします。
この仕掛けは松ぼっくりと同じで湿度低下により作動するので
再び湿るとともに開いてご覧の通り地面に伏します。

湿っていると胞子が風に乗って遠くへ飛ばせない訳ですから、
やはり松ぼっくりと同様の上手く出来た仕掛けです。
松ぼっくりは乾くと開いて湿ると閉じますから、
動作そのものは逆ですが、やろうとしている事は似た様なものですね。

それにしても、小さな宇宙人みたいで面白可愛いヤツです。
来年は更に増えて、そこら中に現れたら楽しいだろうなあ・・・

Tsuchiguri_fukkatsu

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クモの越冬準備

昨日よりずっと温かいと感じたのですが、
当地の最高気温は昨日と同じ15.5℃でした。
空気に湿り気が充分に残っていて、当たりが柔らかで緩い感じ・・・

午前中に庭をぐるりと一周。あちこちで一番目に付いたのは
色々な種類のクモでした。という訳でまたクモネタです。
クモは一昨日紹介したジョロウグモのように卵で越冬するものもいますが
幼体・成体で越冬する種類も少なくありません。
そういう種類は寒さが本格的になる前に越冬場所を見付けるため
この時期の温かい日には動きが目立つのです。

写真はワカバグモ。名が示す通り美しい若草色をしています。
更にオスには体のあちこちに紅いアクセントが入るので一層鮮やか。
写真の個体はオスですね。大きさ的にはあと1〜2回の脱皮を経て成体になる
「亜成体」ということでいいと思います。
へクソカズラの葉をうろうろ移動しながら
越冬するための物件探しでしょうか。
このクモは冬の間もかように鮮やかな若草色ですので、
完全に体を隠せるところでないと鳥に見つかってしまいます。
へクソカズラはもう少しで茶枯れてしまいますから、
私としてはお隣のスイカズラをお薦めしたいところです。

スイカズラは冬でも葉が緑色に残り、
凍らない様に脱水してくるんと裏に巻く性質があるので
越冬場所にはもってこいです。
実際、スイカズラの葉裏ではいろいろな昆虫やクモが
越冬しているのをしばしば見かけます。

今日は他にも、アオオニグモ、アズマシロカネグモ、マネキグモ、
オナガグモ、キハダエビグモ、キタヤハズハエトリ、ヨダンハエトリ、
カニグモの仲間など、短い時間にいろいろなクモを目にしました。
昆虫もほとんど姿を消した今、彼等も足早に越冬準備です。
みんないい場所みつけなよー!

Wakabagumo0911

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枝の上のポニョ

今日はせっかく温かうららかな一日だったのですが、
あいにく仕事で県西は坂東市の会議から
県央は小美玉市のワークショップへ移動という、
じつにハードに飛び回った一日でした。

さっき(23時頃)帰宅したのですが、夜になって冷えて来たため
低く停滞する夜霧がすごかったです。
最低気温の5.5℃も、朝ではなく一日の終わりに出ました。

写真は今朝撮影したタマキクラゲです。
タマキクラゲは庭の定番キノコの一種で、
クヌギの細枝が木の本体に見捨てられて枯れたりすると
いつの間にかびっしりと張り付いてます。
晴天続きだとしんなりひしゃげているのですが
このところまめにお湿りがあるのでぷっくらと元気一杯です。

人によっては気持ち悪いとか言いますけど、
可愛くないですか、これ?
でもって逆光で見ると琥珀色に透けていて、なかなか美しいです。
また触り心地がたまんないんですよねー。
「ポニョッ・・・プニュッ・・・」という感じが気持ちいい〜!

おまけに食べられるんですよ、このキノコ。
煮ても炒めてもいけますが、さっとゆがいてきゅうりともんだり、
わさび醤油でいただいてもグーです。
私は未経験ですが、砂糖や蜂蜜で煮て、
スィーツに使う事も出来るらしいですよ。

そんなタマキクラゲも、庭ではクヌギの枯れ枝を土に還す行程の
第一段階の分解者という重責を担っています。
キノコやカビはいつも目立たぬところで、物質循環を支えています。
彼等がいなかったら、世の中はかなり大変です(笑)

Tamakikurage

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夜雨降霜の顛末


Jorougumo_good_job

温かかったですが、ちょっと顔を出したお日様は
またすぐに薄雲に隠れ・・・の繰り返しで、
あまり「お天気が回復したー」という感じにならない空模様でした。
気温は高めですね。朝から冷え込みは感じませんでした。

話題は少し前・・・先週の金曜日(11/20)のことです。
前日の冷たい雨に続き、放射冷却による冷え込みで霜が降りました。
びっしょりと濡れ、強く冷え込んだ朝でした。
毎年、この時期のこういう朝は小さな命の運命を左右します。

上の写真はヒサカキの葉陰で産卵を終えたメス。
それまで楕円形に膨らんでいた腹部は、その大部分を占める卵が
体外に出たため、しぼんで棒状になっています。
脚を除いた体調は21ミリほどと、小振りなメスです。
どうしたことか8本の歩脚のうち3本を失っているようで、少々不便そう。
このメスは前日に見た時は網(巣)をたたんでいて、
降りしきる雨を避ける様にすでにこの場所に潜んでいました。
もともとあまり獲物が掛かる場所ではないため、
体は大きくなれなかったようですが、ここはヒサカキの上をさらに覆う様に
クリの枝が広がっていて、黄色から茶色に変わりかけたクリの葉は
まだ落葉していたいため、雨や霜、寒さを凌ぎやすい環境です。
このメスは大きくなれませんでしたが、とりあえず雨も寒さも乗り越え、
ここで産卵する事に成功しました。

一方下の写真、体長33ミリという大きなジョロウグモですが
雨による冷え込みと降霜の直撃を受け、絶命してしまいました。
お腹の見事な楕円形から察するに、まだ卵を持ったままのようです。
このメスは先ほどのメスの場所から5メートル近く離れた
少し高いクヌギの枝に陣取ってました。
この場所、ちょうど昆虫の移動空間に当たるため商売は大繁盛。
大きめの体には7本の歩脚も健在でずいぶん立派な体つきをしています。
このメスは、夕べの雨の中でも網(巣)の中央にしっかり居座って
頑張っていました。まだまだ卵に栄養を与えたかったようです。
しかし、雨で冷えた体が動かなくなったところへ今朝の降霜・・・
にわかにやってきた寒波をまともにくらって、
結局産卵することも叶いませんでした。
糸にしがみついたまま風に揺れる姿が何とも哀れです。

今回の顛末はこのような次第とあいなりました・・・
しかし、いつもこうとは限らないから生きるのは簡単じゃありませんよね。
産まれた小さな子グモたちが一人前になる確率は微々たるものですから、
少しでも大きく成長し、充分に成熟したたくさんの卵を産むための努力は
言ってみれば当然のこと。
しかし、数は少なくても産卵すれば間違いなく命は繋がるわけで、
死ぬ前に確実に命を繋ぐのもまた大命題。
どちらも私なんぞの生き方よりは、ずっと一生懸命の末の結果でした。

Jorougumo_zannen

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クマザサ?

今日は朝からテンションが下がる様なお天気でしたが、
午後になって気温が上がるどころか、空気がますます冷たくなり
まるで寒中の様な一日でした。

冷たい北風が弱く吹く度に、
パラパラと乾いた音を立てて庭のクヌギやコナラが落葉します。
地面のほぼ全体が、落ち葉で埋め尽くされた状態になりました。
紅葉もいいですけど、この落ち葉の景色っていうのがなんだか好きです。
特に落ち葉の中に小さなしま状の緑が点在する様子が、お気に入り。
庭にもそんな部分があって、この茶色と緑のコントラストは
晴天より不思議とお空がどんよりの時の方がしっくり来ると感じます。
うちの庭でこの緑を演出するのが「クマザサ」。
この時期になると葉の周囲が名の由来ともなっている
白茶色の隈取りになって、一段と素敵です。

あ、ご存知かと思いますが、クマザサは=「隈笹」。
よく「熊が出そうな山に生えるから熊笹」
と思っている人が多いみたいですけど、これは誤解です。
でも、キーボードの文字変換でも隈笹より熊笹のほうが
先に出るケースが多いみたいですね(笑)

園芸界で言う広義のクマザサは一種類の笹ではなく、
山に生える葉が広くて冬に隈取りが出来る種類の笹の総称として
使われる事が一般的で、スズタケやミヤコザサやコクマザサ、
場合によってはオカメザサまでクマザサの扱いに含めるようです。
でも、タイプ産地の京都には正真正銘の種としてのクマザサがあるそうで、
我が家のものは苗を分けてくれた造園会社社長のK氏によれば、
「これはそれだよ」とのこと。
この方、園芸家としてTVでも知られた人なので
よもや間違いないと思うのですが、
何しろタケササの類は難しくて自分では知識に乏しく分からないのため
「ふ〜ん、じゃそうなんだなきっと・・・」って感じで
あまりピンと来ていません(笑)
分かる範囲で葉の様子や刈らずに伸ばしたときの特徴は一致しているので
「クマザサ」で不自然さは全く無いのですが・・・

写真はいつもと反対の側から見た池の様子。
手前の中央にクマザサと大株のコウヤボウキで緑のしまが出来ています。
クマザサって、やや標高が上がったところに見られるせいか、
この時期に限って一瞬別荘地のように見えない事もないと、
言って言えなくもないような・・・(笑)
・・・ってすいません、一人で悦に入ってしまいました(爆)
それにしても家の周りが散らかってるなあ・・・なーにが別荘だか(追爆)

Oshibanoniwa

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高野箒の虫

温かくなってよかった・・・といっても
平年並みかちょっと低めの気温だったところが多いみたいですね。
当地は15℃まで達しました。
このところ底冷えの日が続いたので、ほっとできましたよ。

この時期、植物は来年の準備をして眠りにつくものが多くなりますが、
種子だったり、芽だったり、根茎だったりする準備した部分は
来年の成長を順調にスタートできるよう、栄養がぎっしり詰まっています。
ゆえに、しばしば昆虫たちに狙われることになり、
ひどいときは準備多殆どを食べられてしまったりします。

写真はコウヤボウキの受粉を終えた花で見付けた、おそらくガの幼虫。
ちょっと種類はわかりませんでした。
狙っているのはまだ熟していないコウヤボウキの種子です。
コウヤボウキはタンポポの様な綿毛が付いた種子を実らせますが
この幼虫は萼片の折り重なった側面からまっすぐに穴をあけて
綿毛の付け根にあたる部分の種子にプローチしています。

じつはこの部分に見事な穴が同じ様にあけられたものが多く見つかりました。
付け根の種子を食べられた綿毛が、脱毛の様にはらはらと抜け落ちていて
これは一体だれの仕業だろうと思っていたのです。

この幼虫、色と模様だけ見るとヒラタアブの類いの幼虫に見えましたが、
よく観察したらちゃんと丸い頭があり、ガの幼虫らしいと判断できました。
一体どんなガになるのか、飼育してみれば面白いのでしょうが、
そのためにコウヤボウキを摘んで与えるのも何だか癪なので
今回は撮影だけに留めておきました(笑)

Kouyaboukiyochu_2


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